【観光】熊本県の石橋(霊台橋・通潤橋)、阿蘇神社
本日は移動日です。天草から湯布院に向かいます。天気は雨。 天草の田んぼ一面に、黄色い花が咲いてます。よく見ると、ちょっと背は低いですけどヒマワリのようです。11月も下旬だというのに!鑑賞のためでしょうか、それとも何か農業上の意味があるのでしょうか?
熊本県には多くの石橋が残されており、なかでも重要文化財に指定された通潤橋は、放水時の美しい姿が有名ですね。
途中、「日本一の石段」などという看板があり、ちょっと気になりましたが、天気も悪いし時間もないので省略。あとからぐぐってみると、(日本一の石段)は、釈迦院御坂遊歩道のことだそうで、全部で3,333段あり、昭和63年に完成したものだそうです。 で、左の写真は「霊台橋」(れいだいきょう)です。弘化4年(1847年)に竣工。江戸時代の石造単一アーチ橋としては、日本一の大きさだそうです(明治以降も含めると日本第三位)。確かに雄大ですね。昭和42年(1967年)に国の重要文化財に指定されてます(霊台橋 - Wikipedia)。
道路面のゆるやかな起伏に、アルカイックな味わいがあります。
そしてこちらが山都町の「通潤橋」。残念ながら放水はしていませんでした。近くの駐車場に車を停めて、歩いて近くまで行けますが、雨足が強まったので遠くから眺めて終わりとしました。
この橋は、人が通るためのものではなく、水を送るための通水橋です。竣工は嘉永7年(1854年)。江戸時代に造られた石橋としてはアーチの直径ならびに全体の高さは日本国内最大だそうです。昭和35年(1960年)に国の重要文化財の指定を受けたそうです(通潤橋 - Wikipedia)。 阿蘇山の東側の道を北上しました。天気もあいまって、荒涼たる風景です。と、ところが、フロントガラスがやけに汚れる。別に前をトラックが走ってホコリを巻き上げてるわけでもないのに。
あとでニュースで知ったのですが、ちょうど阿蘇山が噴火したときで、一時1000メートルも噴煙があがっていたのだそうです(阿蘇山噴煙、一時1000メートル 噴石も確認:朝日デジタル)。 阿蘇山の北側にある阿蘇神社を参拝いたしました。肥後国一宮だそうです。
この神社の参道がちょっと変わっていて、普通は参道を直進して行くとどん詰まりに拝殿があるのが普通ですが、ここの参道は拝殿の前を左右に走っているのです(googleマップ)。こういう配置を「横参道」といい、全国でも珍しいものだそうで、参道の南の延長上にある阿蘇山を御神体とするからではないか、などの説があるそうです。 お寺じゃないから「山門」じゃなくって「楼門」ですね。国指定重要文化財です。日本三大楼門の一つだそうで、ちなみに残りの二つは、茨城県鹿嶋市の鹿島神宮、福岡市の筥崎宮(はこざきぐう)だそうです。
御祭神は、「阿蘇十二明神」と呼ばれる12柱ですが、一宮に祀られる健磐龍命(たけいわたつのみこと)が主祭神かと思われます。健磐龍命は、神武天皇の孫、つまり神武天皇の子供の神八井耳命(かんやいみみのみこと)の子供、とされております。しかし神八井耳命は『日本書紀』や『古事記』に記載されておりますが、健磐龍命の名はありません。ここら辺りを読み解く知識はぽん太にはありません。
左側の狛犬です。なんかシーサーが入ってますね。歯むき出しです。
右側の狛犬です。鋭い葉を見せつけてニタリと不適な笑みを浮かべており、眼光鋭いです。
どれだか忘れたけど、神殿のうちの一つです。これも重要文化財です。
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