【タスマニア・エコツアー】(3)花の宝庫・ダブ湖一周(Dove Lake Circuit)
翌日は、標高1223mのマリオンピークまで登る予定になってましたが、天候が不安定になって雷の恐れもあるとのことで、ダブ湖周回路(Dove Lake Circuit)に変更となりました。とはいえ花と植物の宝庫で、すばらしいハイキングとなりました。
ルート図を御覧になりたい方は、こちらのヤマレコのサイトを御覧下さい。
車でダブ湖の駐車場まで行き、そこから時計回りでダブ湖を一周します。 ボタングラス(Buttongrass)です。湿原では至る所に生えてます。小さな球形のボタンのような種がつくので、このように名付けられたそうです。この草にはタンニンが多く含まれており、それによってタスマニアの川や湖の水は、褐色に染まっております。
ちょと時間は前後しますが、これがダブ湖の湖水の色です。水色の湖面を想像して行くと、ちょっとびっくりします。
セントラルレモンボロニア(Central Lemon Boronia)です。葉っぱをちぎって手で揉むようにすると、レモンのような香りが漂います。
ユーカリの一種、スノーガム(Snow gum)の花です。
葉っぱの先っちょがフック状になってます。
モクマオウの雌株です。花が咲いてますね。
こちらは雄株です。
氷河岩と呼ばれるケイ岩でできた岩の上は、ちょっとした展望台になっております。表面に一方向に刻まれた傷は、かつて氷河によって削られたものだそうです。
ネイティブプラム(Native Plam)です。
ワイヤリーバウエラ(Wiry Bauera)です。恥ずかしげにうつむいて咲く可憐な花で、「愛のかんざし」とも呼ばれるそうです。
パンダニ(Pandani)です。夜中に見たらお化けと間違えそうですね。
怖そうに見えて、こんな情熱的な花が咲きます。
ヒース(Heath)の一種です(詳細不明)。
こちらは別のヒースの一種ですね。
ナンキョクブナ(Myrtle Beech)です。タスマニア唯一の落葉樹です。
葉っぱはだいぶ小ぶりですが、そう言われてみればどことなくブナっぽい感じがします。北半球のブナとは近縁種だそうです。
セロリトップパイン(Celerytop Pine)です。なぜセロリかというと……
葉っぱがこのようにセロリっぽいからですね。
シルバーバンクシア(Silver Banksia)です。
このような風変わりな花が咲きます。
そしてこのような、まるでウォンバットのような実になります。
スワンプハニーマートル(Swamp Honeymyrtle)です。
コモンライスフラワーのつぼみと教わりましたが、葉が4列にみっちり並んでいるように見えるあたり、ひょっとしたらドワーフライスフラワー(Dwarf Riceflower)か?
台風でなぎ倒されたわけではありません。見た目どおりホリゾンタル(Horizontal)という名の木だそうです。これもタスマニア固有種ですね。
長くなってきたので、続きは日を改めて……。
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