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2015/05/16

【展覧会】蕪村も絵を描いたのか……。「生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村」@サントリー美術館

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 GW最終日に行ったのですが、大変な人出で、すっかり人酔いしてあまり良く見れませんでした。公式サイトはこちらです。
 若冲と蕪村というとりあわせで、いったいどんな関係があるのかと思ったら、同い年なんだそうです。しかも生誕300年(正確には299年ですが)。
 で、同い年というだけでなく、一時は近くに住んでいてたんだそうです。以前に京都の錦市場で、若冲の生家跡の案内板を見たことがありますが、後年蕪村や上田秋成、円山応挙らも近くに居を構え、互いに交流があったんだそうです。
 ぽん太は日本画はよくわからないのですが、若冲に関しては、ぽん太が若冲と聞くと思い浮かべる例の豪快な筆致の鶏の水墨画以外にも、版画や、大津絵風のものや、素朴な布袋様など、いろいろなものがあるのがわかりました。六曲一双の「象と鯨図屏風」が大画面だけあってすごい迫力で、波間に黒々と背を見せるクジラは存在感があり、おそらく実物を観たことがなかったであろうゾウは想像力に任せた自由闊達な造形で、耳などゆでたまごのようでした。
 蕪村が絵を描いていたことすらぽん太は知らなかったのですが、俳諧風のヘタウマな絵が多いけど、初期は精密な絵を描いていて、ちゃんと描こうと思えば描ける技術を持っていることがわかりませいた。「夜色楼台図」は、さすが国宝だけあって見事でした。しんしんと雪の降り積もる京の夜の家並みを描いたものですが、屋根の下の人々の息づかいが立ち上ってくるかのようでした。


生誕三百年
同い年の天才絵師 若冲と蕪村

サントリー美術館
2015年3月18日(水)~5月10日(日)

出品リストはこちら (pdf 451.4K)です。

主な出品作

「学問は」自画賛 与謝蕪村筆 一幅 18世紀 個人蔵
「奥の細道画巻」(部分) 与謝蕪村筆 一巻 安永7年(1778) 海の見える杜美術館蔵
「白象群獣図」 伊藤若冲筆 一面 18世紀 個人蔵
「象と鯨図屏風」 伊藤若冲筆 六曲一双 寛政9年(1797) MIHO MUSEUM蔵
「山水図屏風」 与謝蕪村筆 六曲一双 天明2年(1782) MIHO MUSEUM蔵
「富嶽列松図」(重要文化財) 与謝蕪村筆 一幅 18世紀 愛知県美術館蔵(木村定三コレクション)
「夜色楼台図」(国宝)与謝蕪村筆 一幅 江戸時代・18 世紀

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