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2015/07/19

【温泉】歴史と格式のある宿、しかもキャンペーン中。岩室温泉「高島屋」@新潟県(★★★★★)

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 6月下旬、五頭山から汗だくで降りてきたぽん太とにゃん子は、その日の宿の岩室温泉高島屋に宿泊しました。公式サイトはこちらです。
 登録有形文化財に指定された江戸時代の庄屋屋敷が残る建物、「泊まれる料亭」というキャッチコピーそのものの美味しいお料理。前から一度泊まってみたいと思っていたのですが、お値段もぽん太とにゃん子にはちょっとお高め。しかし今回、岩室温泉の新源泉記念キャンペーンでお得なプランが出ており、念願かなって宿泊することができました。
 建物や料理の素晴らしさや言うまでもなく、力強い新源泉を引いたお風呂も申し分なし。なによりも、将棋や囲碁のタイトル戦の会場にもなる名旅館だけあって、従業員のおもてなしも行き届いていて心地よく、最高の宿でした。今回のお値段も考えると、ぽん太の評価は文句なく5点満点です。

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Img_4860 宿の前の道は北国街道。ぽん太は北国街道と聞くと、軽井沢の追分から善光寺を経て直江津に抜ける街道を思い浮かべますが、こちらはいわゆる北陸道ですね。江戸時代、岩室は北国街道の宿場として栄えました。岩室付近の北国街道の地図は、例えばこちらのサイトで見ることができます。
Photo こちらが登録有形文化財に指定された本館。260年前に作られた江戸時代の庄屋屋敷です。といっても最近よくある古民家移築ではありません。高島家は江戸時代、正真正銘の岩室の庄屋でした。ときに七代目高島庄左衛門道順の枕元に、三日三晩に渡って白髪の老人が現れ、霊泉の存在を伝えました(♪べべんべんべん)。不思議に思った庄左衛門がお告げに従って探したところ、一羽の傷ついた雁がお湯に身を浸してその傷を癒していたのを見て、源泉を発見。正徳3年(1713)に幕府の認可を得て、岩室温泉が開業しました。岩室温泉は、弥彦神社の宿場としても大いに栄えました。高島屋が宿屋となったのは意外と新しく、昭和25年(1950)だそうです。
Img_4861 立派な玄関の向こうに中庭の新緑が見えます。心地よい初夏の風を感じます。
Img_4798 囲炉裏の切られたロビー周辺の空間。広々してますね。ん?左隅になにやらおじいさんが座ってます。良寛さんですね。
 実際に高島屋には(このころは庄屋ですね)、良寛が訪れたこともあるそうです。
Img_4799 ウェルカムドリンクのアイスコーヒー。冷たくて美味しいです。登山帰りのヨレヨレの服装のぽん太とにゃん子は、「こんな格好ですみませんね」などと言い訳しながら頂きました。
Img_4851 戦後の開業時に使っていた、館内用の電話交換機だそうです。
Img_4803 客室も、立派な床柱を持ち、格式が感じられます。
Img_4855 格式といえば、ここは将棋の棋聖戦や、囲碁の十段戦の舞台にもなったそうです。
 そういえば先日(7月15日)、棋聖戦第四局(羽生善治VS豊島将之)の第4戦が高島屋で行われたはずですが、結果はどうなったんでしょう。99手で羽生棋聖が勝ってタイトルを防衛。前人未到の棋聖戦8連覇を達成したようです。
 宿の人が「羽生さんはこれまでの戦績から高島屋に悪い印象を持ってるみたいです」とおっしゃってましたが、以後は羽生さんにとって最高にゲンのいい、思い出の場所になるんではないでしょうか?
Img_4804 お風呂は、翁の湯と竹生の湯という二つの内湯があり、男女入れ替わりになってます。写真は翁の湯。浴槽は古代檜で作られているそうで、広々としております。木漏れ日がキラキラして気持ちいいです。
 新源泉から引かれたお湯はちょっと白く濁ってます。なめると少し油臭がして、塩っぱ苦甘い複雑な味です。これはなかなか温泉力があります。
Img_4812 温泉分析表を見ますって〜と、泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシム-塩化物泉で、泉温は52.2℃。苦いけど、あんまりマグネシウムは多くないですね。
Img_4842 残念ながら源泉掛け流しとはいかず、加水・加温・循環濾過・塩素消毒をしているようですが、温泉力は保たれています。
Img_4849 中庭から見た本館です。
Img_4850 手を叩いたら池の鯉が集まってきました……っちゅ〜か、おまいら集まり過ぎ!
Img_4835 こちらがもうひとつの竹生の湯。浴槽が二つあります。微妙に濁り具合が違うようです。泉温とかによって変わるのかな?
Img_4838 竹生の湯には半露天の五右衛門風呂が付属しております。こちらは温泉ではありません。
Img_4817 風呂上がりは生ビールだぜい。カップを三種類から選べる趣向でした。普通のジョッキと、クリーミーな泡が立つ入れ物を選択。日差しが強い日でしたが、部屋の中を涼しい風が通り抜け、とても気持ちよかったです。
Img_4818 待ちに待った夕食です。さすが料亭の宿。お食事は一つひとつ運ばれてきます。
Img_4820 お品書きでございます。
Img_4819 お酒はミーハーもろだしで、越乃寒梅と雪中梅を注文。両方とも地元値段で、全然高くないんですよ。
Img_4821 鯛のつみれとジュンサイのお椀。お造りにはアラが入ってました。
Img_4824 焼き物は、錦織圭で有名になったノドグロ君。
Img_4827 不思議な物体は南京饅頭だそうです。

Img_4829Img_4831Img_4833 てんぷら、お食事、アイスクリームがついて美味しゅうございました。
 夕食後の行事には、酔いつぶれてほとんど参加しないぽん太とにゃん子ですが、今回は「冬妻ホタル」を観に行ってきました。宿から近くの岩室払川でホタルを保護しているそうで、無料送迎バスも運行してます。それは見事な光の乱舞でした。
Img_4801 朝食会場はこちらの「駐蹕の間」でいただきます。明治11年に明治天皇が北陸巡幸の際に休息をとった部屋だそうです。
Img_4846 こちらが朝食です。
Img_4843 解説はランチョンマットに書かれております。


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