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2015年11月の9件の記事

2015/11/18

【バレエ】クランコ振付の「ロミオとジュリエット」は初めてですシュツットガルト・バレエ団

 ガラ公演を除くと、シュツットガルト・バレエ団を観るのは初めてです。もちろんクランコ振付の全幕を観るのも初めて。クランコと言えば、ガラの定番「オネーギン」の全幕を観れるのが今回の来日公演の楽しみですが、まずは「ロミオとジュリエット」から。公式サイトはこちらです。

 クランコの振付、基本は古典的で、ちょっと硬質な印象を受けました。
 Wikipediaを見てみると、ジョン・クランコ(John Cranko)は、南アフリカ出身でイギリス国籍のバレエダンサー・振付家。1927年に生まれ、1973年にわずか45歳の若さで死去。イギリスで振付家として名をなしたあと、1960年にドイツのシュツットガルト・バレエ団に移り、多くの作品を振り付けました。死因ですが、飛行機内で睡眠薬として抱水クロラールを服用したところ副作用で嘔吐し、窒息したそうです。
 抱水クロラール……。おじさん精神科医のぽん太もさすがに使ったことないですね〜。1832年に合成され、1869年に不眠症への効果が認められました。合成されたものとしては最初の睡眠・鎮静剤だそうです。1900年ごろにはバルビツール酸系薬にとって代わられました(Wikipedia)。
 調べてみると現在も、サロンパスで有名な久光製薬から、飲み薬ではなく、座薬あるいは注腸薬として販売されているようですね。
 1960年にはさらに安全性の高いベンゾジアゼピン系薬剤も登場したというのに、クランコがなぜ1973年まで抱水クロラールを使っていたのか、ちょっと疑問も残ります。依存性の問題でしょうか。

 ごっほん、みちくさが過ぎました。話しをもとに戻しましょう。
 クランコが「ロミオとジュリエット」を振り付けたのが1958年。有名なマクミラン版が1965年ですから、かなり古い振付なんですね〜。マクミラン版よりあっさりしてる気がしましたが、仕方ないです。
 クランコ版で気がついたところをいくつか。ジュリエットは最初はパリスを嫌がってなかったようです。楽しそうに踊ってました。ロミオを愛するようになってから、パリスを拒否した感じ。
 舞踏会の踊りは男性が小座布団(?)を捧げて踊るクッション・ダンスでした。以前にグルジア国立バレエで見たラブロフスキー版もクッション・ダンスでした。クッション・ダンスについては以前の記事(こちら)を御覧下さい。今回は、最後に男性がクッションを床に置いてひざまずく所も付いていました。
 ロミオとジュリエットが互いに一目惚れしてから踊る舞踏会の踊りで、男女がさまざまにパートナーを換えながら踊るのですが、その中でロミオとジュリエットが舞台奥で、そして手前でと、時々出会うのが面白かったです。
 バルコニーシーンは、バルコニーというより渡り廊下。階段がなくて、ロミオがジュリエットを抱いて降ろしてました。踊りは悪くなかったです。感動しました。
 第2幕がカーニバルになっているのが目新しかったです。5人の道化のコミカルな踊りがありました。この音楽もあまり聞いたことがなかった気がしますが……。
 ティボルトがマキューシオを殺すのは、まったくの偶然の事故という演出でした。
 第2幕の幕切れ、ティボルトの母親は、ティボルトの亡骸と一緒にタンカ(?)に乗せられて運ばれて行きました。
 ジュリエットが薬で仮死状態になることを知らせる手紙がロミオに届かない、という下りはナシ。
 墓場での、ロミオと仮死状態のジュリエットとのパ・ド・ドゥがなかったのが残念でした。ただ、一夜を過ごしたロミオとジュリエットが別れを哀しみながら踊るパ・ド・ドゥは、複雑なリフトの連発で、見応えがありました。
 最後はロミオとジュリエットの死で終わり、キャピレット家とモンターギュ家の面々が現れて嘆いたり和解したりする下りはありませんでした。全体として両家の対立よりも、二人の心理に焦点をあてているように思われました。
 ただ、最後の場面はいくつか違和感がありました。ロミオがパリスに襲いかかって殺す理由がよくわかりませんでした。また目覚めたジュリエットは、パリスの死体を見ても何の反応もありませんでした。それに最後にジュリエットが自殺するなら、パリスの短剣ではなくロミオの短剣を選ぶだろうと思いました。

 最近のロミジュリの演出は、ジュリエットがパリスといやいや踊りを踊ったり、結婚を拒否するジュリエットをお父さんがDVばりに怒ったりして、ちょっとグロテスクというか陰鬱なものが多いですが、そのあたりはあっさりしてました。でも当日はパリの同時多発テロの翌日。両家の憎しみと争いのぶつかり合いが、ISのテロと重なって、見ていて息苦しくなりました。
 ロミジュリは何度も見てますが、ジュリエットのお母さんって可哀想だな〜と初めて思いました。ティボルトが殺された時には、ロミオに襲いかかろうとし、遺骸にすがって泣き叫んでました。よく考えると、息子が殺された直後に、ジュリエットの結婚なんですね。パリスとの結婚を嫌がるジュリエットを、お母さんは優しく受け入れているようでしたが、夫にたしなめられて、厳しく突き放してました。ジュリエットの死(仮死)に際しては、ティボルトの時で涙は枯れ果てたのか、後ろから優しくジュリエットを抱きしめて、虚ろな表情を浮かべていました。

 舞台美術は、アールデコ調が入ったり、植物が南洋風だったりして、ちょっと統一感がない感じ。舞踏会の黒と金の衣装は美しかったですし、ジュリエットの寝室の天井の青い四角も綺麗でしたが、デザインの一貫性がありませんでした。中幕をつかっての素早い場面転換は、よくできてました。

 ダンサーでは、ジュリエットのエリサ・バデネスも、ロミオのダニエル・カマルゴも初めて見ました。バデネスはスペイン人だそうですが、タマラ・ロホのような厳しさはなく、明るいラテン系のお姐ちゃん風。手足が長くて、とてもしなやかでした。リフトされたときの姿の美しさが印象に残りました。ロミオのカマルゴも、スタイルが良くてなかなかの男前(にゃん子が喜んでました)。ジャンプもそれなりに高く、アクロバティックなリフトを危なげなくこなしてました。バルコニーシーンで、ジュリエットに最初にキスをする直前の思いつめたような表情に、ぽん太も男ながらゾクッとしました。シュツットガルトといえばフォーゲル君も見たいけど、ロミジュリはこういう若いダンサーの方がいいです。
 日本人の森田愛海がジプシーの一人として踊ってました。

 オケは東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団。金管が不安定だったのもちょっとだけで、迫力あるいい演奏でした。


シュツットガルト・バレエ団2015年日本公演
「ロミオとジュリエット」
2015年11月15日 東京文化会館

振付:ジョン・クランコ
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
初演:1962年12月2日、シュツットガルト

キャピュレット家
キャピュレット公:ローランド・ダレシオ
キャピュレット夫人:メリンダ・ウィザム
ジュリエット:エリサ・バデネス
ティボルト:ロマン・ノヴィツキー
パリス:コンスタンチン・アレン
乳母:ダニエラ・ランゼッティ

モンタギュー家
モンタギュー公:キリル・コルニロフ
モンタギュー夫人:エレナ・ブシュエヴァ
ロミオ:ダニエル・カマルゴ
マキューシオ:パブロ・フォン・シュテルネンフェルス
ベンヴォーリオ:ルイス・シュティンス

ヴェローナの大公:セドリック・ルップ
僧ローレンス:セドリック・ルップ
ロザリンド:アヌーク・ファン・デル・ヴァイデ
ジプシー:アンジェリーナ・ズッカリーニ、森田愛海、ロシオ・アレマン

カーニバルのダンサー:ルドヴィコ・パーチェ、ルイジ・ヤン、パウラ・レゼンデ
オスカン・アイク、ロジェ・クワドラド

ヴェローナの貴族と街の人々:シュツットガルト・バレエ団

指揮:ジェームズ・タグル
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

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2015/11/17

【ダイビング】4年振りの阿嘉島(4)阿嘉島観光、那覇の壷屋・牧志公設市場

Img_6893 阿嘉島での最後の晩餐ならぬ最後の朝食。本日の1便のクイーン・ザマミで那覇に戻ります。出発の時間まで、民宿で自転車をお借りして、阿嘉島の観光。
Img_6895 北浜(ニシバマ)に向かう途中、民家の前にケラマジカがいました。慶良間は何度も訪れているぽん太ですが、ケラマジカを見るのは初めてです。
Img_6899 これが北浜(ニシバマ)ビーチです。みなさん、ここは日本ですよ! 「北」と書いて「ニシ」と読むのは面白いですね。
Img_6902 ヤドカリが砂浜に描いた芸術。とってもでかいヤドカリです。
Img_6906 慶留間島(げるまじま)側から見た阿嘉大橋。
Img_6914
 阿嘉大橋の上から西側を望む。右側が阿嘉港。正面の岩の島が連なっているのが佐久原(さくばる)。その奥に見える島が久場島です。
Img_6911 視線をちょっと右にずらします。これが阿嘉の集落の全景。ちっちゃなちっちゃな集落で、何にもありません。まだ観光客も押し寄せていない、自然だけがあるリゾートです。

Img_6917 那覇に戻って、牧志公設市場の二階の食堂で、沖縄そばをいただきました。「生」そばが食べられるお店です。
Img_6919 沖縄生そばと、なんかのジューシー(炊き込みご飯)のセットです。「生」そばの麺が本当に美味しいです。
Img_6918 ゴウヤチャンプルーに沖縄定番のオリオンビール。チャンプルーは「塩煮」に近い感じで炒めすぎないのがコツ。オリオンビールは、沖縄に何日かいると、だんだんうまく感じるようになります。不思議ですね。
Img_6921 公設市場周辺の路地です。天井に空いた楕円形の穴が面白いです。
Img_6923 ネコのイラストに目が止まりました。居酒屋みたいな雰囲気ですが、看板には「ふぁいなんしゃる ぷらんにんぐ よろず相談所」と書かれています。
Img_6924 「主な業務内容」のなかに、なぜか「ギター教室」が!
Img_6927 壷屋に陶器を買いに行きました。沖縄の伝統的な家屋の縁側でのんびりくつろぐ猫。
Img_6937 ホテルで一泊し、翌朝の朝食は、オハコルテベーカリーでモーニングをいただきました(ホームページはこちら)。沖縄市役所の裏手にありますが、なかなかオシャレなお店です。いくつか支店があり、那覇空港でもスイーツを販売してます。
Img_6933 内装もこんな感じ。オシャレなグッズも売ってます。海パン一丁で「そんなの○○」とか言う芸人さんが来てました。その人の当日のブログはこちら
Img_6934 こちらがぽん太が頂いたモーニング。コーヒーカップの模様も可愛いです。
Img_6940 再び牧志の商店街へ。猫がたたずんでました。これでも立派なノラちゃんで、なでようとしたおじさんが猫パンチをくらってました。
Img_6943 洋品屋の店先で爆睡するネコ。

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2015/11/16

【ダイビング】4年振りの阿嘉島(3)今日は小物が凄いよ

20151014_072234 さ〜今日も朝食くって行こうやないけ〜。
Img_6790 本日一本目は久場西隠れ寝。
Img_6796 スミレナガハナダイです。別名サロンパス。
Img_6799 ヒマワリスズメダイ幼魚。ピンボケです。
Img_6802 海面を見上げるとアオウミガメ君がぷかぷか。

ニジョウサバのアタックに逃げ惑うキビナゴ。

Img_6818 シライトウミウシ君です。
Img_6820 マツバギンポ。ち、ちっちゃ。頭の毛(?)が松葉みたいです。
Img_6848 ハダカコケギンポ君。顔だけ出して、ウーパールーパーみたいですね。

Img_6887 本日の二本目、というか今回のダイビングの最後は「中瀬西」。ドロップオフがあったり、逆流を泳いだりと、ダイナミックなポイントですが、最後は小物探しも楽しめます。
Img_6853 一つひとつは小さめですが、キイロチヂミトサカの群生です。
Img_6859 これは大きなウミウチワですね。このあと、アマミスズメダイやミナミハタンポの群れ、アオギハゼの幼魚、コクハンアラ幼魚などを見ましたが、残念ながら写真はなし。
Img_6867 エグジット前の浅瀬で小物探し。まずゾウゲイロウミウシです。ちっちゃいよ〜。でも、きれいですね。幽霊じゃないですよ。
Img_6875 ミガキブドウガイ。もっとちっちゃいよ〜。これは奇跡的にピントが合いました。最近のカメラは凄いね〜。いまだ貝殻を持っている、原始的なウミウシです。猫の背中のように見えます。
Img_6883 ナミダクロハギです。群れに混じってメガネクロハギがいたのですが、写真は撮れませんでした。
 これで今回のダイビングは終わり。ブループラネットの吉村強さん、ありがとうございました。ダイナミックな地形からマクロまで、慶良間の海を堪能できました。一本のダイブを一つの物語にして見せてくれるのも素晴らしかったです。ログ付けでの昔の話しも面白かったです。

20151014_154928 トゥーラトゥの屋上からの眺め。
20151014_072242 阿嘉の民宿富里(トゥーラトゥ)は、内装もきれいだし、お料理もご主人自ら釣って来たお魚が美味しい、最高の宿でした。ダイバー率は意外と低く、単なる観光の人や、自分探しの放浪系の人などもいて、夕食時の会話が楽しかったです。
Img_6889 夕食はグルクンの唐揚げだ〜。美味しゅうございました。

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2015/11/15

【ダイビング】4年振りの阿嘉島(2)竜宮への道、そしてマクロ系

Img_6678 民宿冨里(トゥーラトゥ)のおいしい朝食をいただいて、本日はダイビング2日目。天気は快晴です。
Img_6680 1本目のポイントは、久場西の「竜宮への道」です。
Img_6681 さ〜いくで〜。両側が崖になった水路を進んで行きます。
Img_6683 両側の崖には、ちょっと小さめながら、色とりどりのイソバナが群生。
Img_6689 洞窟のなかにはミナミハタンポが群れてました。
 洞窟を抜けると、打ち寄せる波が岩に当たってくだけ散っています。波しぶきにけぶる海面、キビナゴの群舞を、しばし鑑賞します。

Img_6702 海面近くをスマの群れが通過。
Img_6706 何の写真かって?真ん中の白い石。擬態したヒシガニのこどもです。ガイドの吉村強さん、大物から小物までよく見つけます。
Img_6707 だんだん水路の幅が狭まってくると、イソバナの群生が……
Img_6713 これがまさに竜宮へと続く道か?

Img_6715 2本目のポイントは牛ノ島ドロップ。座間味島の南東のあたりですね。
Img_6724 チヂミトサカの中に潜んでいたイソバナカクレエビの一種。写真の真ん中です。わかるかな?
Img_6731 赤いイソバナを背景にヤマブキスズメダイの幼魚。
Img_6736 ハナゴンベです。けっこうピントが合った方。
Img_6738 ミズタマサンゴノ上のナデシコカクレエビ。相手が透明だからピントがあいません。
Img_6752 オラウータンクラブです。
Img_6766 ハタタテシノビハゼです。本当はオレンジの斑点があります。
Img_6768 ウミシダヤドリエビもこれが限界です。
Img_6772 イソギンチャクエビ。どこにいるかわかるかな〜。
Img_6781 ムチカラマツエビですね。ブルー・プラネットは1日3本潜ることが可能ですが、体力の衰えが目立つぽん太とにゃん子は、2本で終了。

Img_6787 民宿富里(トゥーラトゥ)、今夜のおかずは魚のホイル焼きです。おいしゅうございました。

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2015/11/12

【ダイビング】4年振りの阿嘉島(1)やっぱりダイビングはいいね♪

Img_6650_2 なんと4年振りにダイビングに行ってきたのだ。去る10月中旬のことです。天候不良やら、自分と家族の病気やらが重なって、気がつけば4年の歳月が流れていたのである。楽しみである。しかし、潜り方を覚えているかどうか、一抹の不安がよぎる。まあ、なんか、潜水中に息を止めちゃいけないということさえ気をつければ、なんとかなりそうな気がする。
 実際のところ、一本目のセッティングで、タンクにBCを前後逆に取り付けようとして、ガイドさんに注意されました。
 それから、4年の間に、いろいろな器材が劣化しておりました。ダイコンを事前に水につけたところ、ピーピー警告音を出して止まらなくなりました。電池切れかもしれませんが、数年前に電池を替えたばかりだったのと、かなり長く使っている古いものだったので、この際買い直しました。いま買い直して、あと何回使えるかな〜などとも考えましたが、命を守る大切な器材なので、レンタルではなく自分の物を持つことにしました。
 ボートの上で水中マスクをつけようとしたら、シュノーケルが途中で折れていて、口で咥えるとこがないことに気がつきました。潜水中には、指示棒をBCにぶら下げていたビニールのコイルがいつの間にか切れて、指示棒を紛失。
 逆に考えてみると、BCやマスクって頑丈だにゃ〜。
 さて、今回お世話になったダイビング・サービスはは、慶良間は阿嘉島のブルー・プラネットさんです。公式サイトはこちらです。
 那覇で前夜泊しましたが、外国人(特に中国人)の観光客が凄く多いのにびっくりしました。ホテルもあちこちで建設中で、やがて外国人観光客が減少したらどうなるのか、他人事ながら心配になりました。
 さらに慶良間が国立公園に指定されたことも加わり、那覇から慶良間へ行く船の便も大混雑。予約が取りにくい状態でした。
 しかし阿嘉島は、ちらほらと外人は見かけたものの、まだまだ昔と同じ静かな雰囲気だったのでほっとしました。
 Img_6566 さて、初日の1本目のポイントは久場南・トリプルホール。ポイントのおおよその場所は、例えばこちらのページのダイビングポイントマップを御覧下さい。水温27度、気温も27度。海の中はまだまだ暖かですが、濡れたウェットを着てボートで移動するときはちょっと寒かったです。翌日から移動中はボートコートを着込みました。
 名前の通り、写真のような洞窟が続くポイント。地形の変化を楽しめました。
Img_6590 2本目は東牛(アガリウシ)枝サンゴ。安室島の北東のあたりですね。枝サンゴが広がるポイントです。
 グルクンの大群がキター!!あゝ、食べてあげたい。
Img_6604 こちらはヨスジフエダイの群れですね。
Img_6618 なんかのエビ。初日は日頃の疲れが出たのか、夕食を食べて泡盛を飲んだら睡魔に襲われてログ付けに出れなかったので、名前がわかりません。
Img_6658 巨大な枝サンゴの群生。う〜ん、この自然を守らなくては。
Img_6673 大漁、大漁♪あ〜楽しかった。阿嘉大橋に日が沈む〜。
20151012_180219 宿泊は、阿嘉島で人気の民宿・富里(トゥーラトゥ)。公式サイトはこちら。噂通り夕食のお魚料理がとっても美味しそう。
20151012_180450 フエフキダイの岩塩焼き。一匹をにゃん子と二人で頂きます。あゝ、美味しや美味しや。一人客にもちっちゃい岩塩焼きが一人に一つ出てました。民宿のご主人が釣ってきたものなので、種類や大きさがまちまちです。お刺身も新鮮でおいしかったです。

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2015/11/11

【温泉】濁り湯の掛け流しがいいな。泉質自慢!那須・鹿の湯温泉中藤屋旅館(日帰り利用)(★★★★)

Img_6545 那須岳の紅葉を堪能したぽん太とにゃん子、下山後の日帰り入浴は、鹿の湯温泉中藤屋旅館さんにお世話になりました。行き当たりばったりで入ったのですが、なんと大正解。あの「鹿の湯」と同じ、白濁して硫黄臭のある源泉をふんだんに掛け流したお風呂は最高!「鹿の湯」の方は雰囲気はあるけれど、洗い場がないので、下山後の入浴には不向きですからね〜。日帰り入浴ならたったの500円で素晴らしいお湯を楽しめます。日帰り利用でのぽん太の評価は4点!中藤屋さんの公式サイトはこちら。今度は泊まってみたいです。

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Img_6557 中藤屋さんの隣りが、鹿の湯の源泉の分湯場になっております。
Img_6559 窓から中を見ると、木の屋根のようなものが。この中を流れている鹿の湯の源泉が、各施設へと分湯されるのです。
Img_6544 さて、これが中藤屋さんのお風呂です。あまり広くはありませんが、木のぬくもりが感じられます。浴槽が大小二つに区切られており、小さい方が若干温度が高いです。お湯は白濁し、硫黄臭がして、いかにも温泉という感じです。
Img_6551 温泉分析表の上半分。泉質は「単純酸性硫黄温泉」。泉温は57.2度、pHは2.6です。
Img_6552 下半分ですね。大きな特徴はありません。
Img_6553 加水・加温・循環・消毒なしの、正真正銘の源泉掛け流しです。これは貴重ですね。

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2015/11/10

【歩かないと行けない温泉(13)】露天風呂から眺める夕日は最高!三斗小屋温泉煙草屋@那須(歩行時間片道2時間半)(★★★★★)

Img_6409_2 9月末の紅葉がピークの那須岳登山。三斗小屋温泉は、以前に大黒屋に泊まったことがあるので、こんかいは煙草屋さんにお世話になりました。ちょっとつげ義春チックな外観ですが、内部はきれいに改装されていてとっても快適で、広々していて部屋数も多いです。そして何と言っても沈む夕日を眺めながら入れる露天風呂が圧巻!宿の人たちの応対も素朴で親切。どのコースを歩くか迷っているぽん太とにゃん子に、紅葉真っ盛りの姥ヶ平を勧めてくれました。ぽん太の採点は5点満点ですな。
 古い建物の雰囲気が味わいたければ大黒屋、きれいな部屋に泊まって露天風呂を楽しみたければ煙草屋といったところでしょうか。まあ、ぜひとも両方泊まってみて下さい。
 基本は山小屋なので、夜は電気が消えるのでヘッドランプが必要。布団の上げ下げは各自で行い、浴衣や歯ブラシもないのでご注意を。日帰り入浴はやってません。
 宿の公式サイトはこちら。ネット予約はできませんが、空室・予約状況を確認することができます。
Img_6441 玄関付近はちょっとつげ義春チックです。
Img_6435 なかなかいい雰囲気を出してますね。
Img_6443 宿の全景です。
Img_6401 外観はちょっとあやしい(笑)雰囲気ですが、内部は広くて、きれいに改装されております。客室もこざっぱりとした和室で、居心地がいいです。相部屋ではなくて、個室を使わせてもらえます。
Img_6396 お風呂は、露天風呂(混浴で女性タイムあり)、共同風呂(混浴で女性タイムあり)、女性風呂(女性専用)があります。写真は共同風呂。窓こそアルミサッシュですが、黒ずんだ木製の床や湯船がとても落ち着きます。無色透明のお湯でした。
Img_6431 そしてこちらが名物の露天風呂。写真は朝の風景です。広々としています。右に見えるのは流石山から三倉山(大倉山)への稜線。ちょっと高いところにあるので、登山者から覗かれる心配はありません。
Img_6419 そして夕方には、露天風呂につかりながら、美しい夕焼けを眺めることができます。これがこの宿の売りですね。素晴らしい景色です。こちらのお湯はうす濁りで、ちょっと硫黄臭がします。温泉分析書には「無臭」と書いてあったので、泉質が変わっているのかも。
Img_6403 夕食は、畳敷きの広間で頂きます。時間が午後4時30分からと早いです。ロープウェイが止まったせいか、紅葉の真っ盛りだというのに、宿泊客は多くありませんでした。
Img_6405 こちらが夕食です。素朴なお料理ですが、豚肉生姜焼きがとっても柔らかくて美味しかったです。
Img_6437 朝食です。普段はダイエットしているぽん太ですが、登山に備えてご飯をおかわりしました。

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2015/11/09

【登山】姥ヶ平の紅葉に思わずため息@那須岳

Img_6504
 遅くなりましたが、9月30日〜10月1日の那須岳登山の報告です。今年は9月の残暑がなかったせいか、紅葉の訪れも早かったようです。素晴らしい紅葉で、特に姥ヶ原は圧巻でした。

【山名】南月山(みなみがっさん)1775.8m、白笹山1719m
【山域】那須岳
【日程】2015年9月30日〜10月1日
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】(9/30)晴れ、(10/1)晴れ
【ルート】(9/30)沼原湿原駐車場13:33…15:47三斗小屋温泉煙草屋
(10/1)煙草屋7:23…8:34姥ヶ平9:09…9:50牛ヶ首…10:49南月山…11:31白笹山…12:40沼原湿原駐車場

(※3D地図や当日の天気図などは「山行記録のページへ」をクリック)
【マイカー登山情報】沼原湿原にとっても広い無料駐車場あり。

Img_6391 当初の計画では、軟弱に峠の茶屋から峰の茶屋を経由して三斗小屋温泉に入る予定でした。ところが強風で那須ロープウェイは運行停止。歩いて行く分には問題ないだろうと思っていたのですが、下山して来た登山者に話しを聞くと、上の方は凄い風で、稜線に出ると風圧で立つこともままならず、小石が飛んで来て目も開けていられない。強風にあおられたのか転倒して怪我をした登山者もいるが、救援のヘリを飛ばすこともできない状態。どうしょうもないので途中で下山してきた。峰の茶屋を超えて三斗小屋に行くなど絶対に無理とのこと。
 せっかく煙草屋予約したのに、どうしよう。ということで急遽、沼原(ぬまっぱら)湿原の方から登ることにしました。宿に電話をして状況を聞いてみると、沼原湿原からなら風は問題ないとのこと。時間もぎりぎり間に合いそうです。
 以前に歩いた三斗小屋宿跡を通る道は、途中の川の橋が流れてしまったため、通行禁止になってました。那須岳の中腹をトラバースして行くコースで三斗小屋温泉に向かいました。
Img_6438 こんかいお世話になった三斗小屋温泉煙草屋に関しては、日を改めてご報告します。
Img_6450 翌日は、朝日岳・茶臼岳に登って、南月山を経て下山するつもりだったのですが、宿のご主人の話しでは、姥ヶ平の紅葉がピークとのこと。どうせ何度も登ったことがあるので、朝日岳・茶臼岳は省略し、姥ヶ平に行くことにしました。
Img_6455 煙草屋のご主人の言う通り、ホントに見事な紅葉です。
Img_6456 ため〜息が〜でるよ〜な美しさです。
Img_6445 石仏。こんな顔のおっさん、どこかに居そうです。
Img_6465 ひょうたん池に写る茶臼岳。
Img_6488 この世のものとは思えぬ美しさ。ひょっとしていつの間にか死んじゃったのかしら?
Img_6493 みんな写真を撮りまくってます。
Img_6501 日の光に輝くススキとのコントラストもきれいです。
Img_6507 荒々しい茶臼岳を眺めながら、噴気孔のある牛ヶ首を抜けていきます。これまで歩いたことがない、南月山、白笹山を経て沼原湿原に下る道を辿ります。
Img_6509 日の出平あたりから、三倉山方面。
Img_6511 ダケカンバの白い幹が作る模様。
Img_6518 このあたりから茶臼岳を振り返ると、「牛ヶ首」という地名の由来がなんとなくわかります。
Img_6523 正面にある南月山に続く稜線は、フジザクラなどの灌木の間の快適な道です。同じ那須だけでも、荒々しい茶臼岳〜朝日岳の稜線とは、まったく違った表情です。ただ、処々に焼けた地肌が露出していて、噴火の恐ろしさを感じさせます。
Img_6535 南月山の山頂付近のお地蔵さん。マフラーの造形が鎌倉時代の十二神将のようです。
Img_6537 月山神社が祀ってありました。
Img_6538 山頂の木陰でお昼を食べ、白笹山に向かって下山します。名前の通り、深い笹に覆われています。
Img_6543 白笹山から下はさしたる面白みの無い道。木の間から沼原池が見えました。御覧の通りコンクリートで固められた人造池で、那珂川にあるダム湖・深山湖を下池とした揚水発電の上池として造られたものです。

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2015/11/08

【温泉】八千坪の敷地を持つ老舗旅館が格安の宿に変身!南山荘@伊豆長岡温泉(★★★★)付:創作割烹おおた

Img_6275 明治43年創業で、川端康成や北原白秋も宿泊。八千坪の傾斜した敷地に離れ風の数寄屋造りの建物が点在し、2本の源泉を持つ掛け流しの温泉。そんな老舗旅館が、お手軽な格安旅館に生まれ変わりました!サービスは「ビジネスホテル」だと思えば普通。夕食はケータリングか、あるいは外に食べに行かないといけませんが、何といっても素晴らしい和風建築が魅力。ぜひとも泊まるべし。ぽん太の評価は4点です。宿の公式サイトはこちらです。

★楽天トラベルからの予約は右のリンクをクリック★

Img_6187 伊豆長岡温泉の開湯は1300年前。源頼朝も入浴したという歴史ある温泉ですが、高度成長期には歓楽街として栄え、現在はちょっとさびれた雰囲気です。そんななか、ひときわ立派な門構えを持つのが南山荘です。
Img_6276 玄関を入ると広々としたロビー。大きな窓の外には、源氏山の斜面を利用した広大な庭園の緑が広がります。冒頭の写真のように、そのなかに離れ風の客室が点在しています。
 宿のホームページと、そこにある昔のパンフレットによると、南山荘は明治40年(1907年)に大和宇平によって創業されました。当時は彼の名前をとって「大和館」という屋号だったそうです。伊豆長岡温泉を開湯したのがこの大和宇平だと言われています。Wikipediaに書かれているように、現在の伊豆長岡温泉は、古奈地区と長岡地区に分かれております。古奈地区の開湯は約1300年前といわれており、一方の長岡地区を開湯したのが宇平氏ということになるのでしょうか。
Img_6229 客室は離れ形式になっており、廊下で結ばれております。山の斜面に展開しているので、客室まではいくつもの階段が……。部屋に着く頃には太腿がピクピクしてきます。
 南山荘の歴史に戻ると、大和館は昭和5年(1930年)の北伊豆地震で大きな被害を受けます。北伊豆地震は、伊豆大震災とも呼ばれ、伊豆半島北部を震源とする直下型地震でした。マグニチュード7.3、三島市で震度6を観測したそうで、多大な被害をもたらしました。この地震によって多くの断層が出現し、特に丹那断層は長さ約35km、上下のずれが2.4m、 南北のずれが2.7mで、当時掘削中だった丹那トンネル(現在の東海道線)が、断層によってずれてしまったことで有名です(Wikipedia)。丹那断層は国の天然記念物に指定され、一部が断層公園として保存されております(丹那断層~トンネル掘削中に動いた断層~)。
Img_6189 こちらがこんかい泊まらせていただいた客室です。高台にあって見晴らしがいいです。数寄屋風で、細かく作り込まれております。高級旅館の雰囲気ですが、今は格安旅館なので、布団の上げ下げはご自分で。
 で、北伊豆大震災で被害を被った大和館が、京都の宮大工を使って8年をかけて建築したのが、現在の建物の元になっているようです。施行は「清水組」と書いてありますから、現在の清水建設ですね。
Img_6198 床の間です。自然木をあしらい、床柱は竹を使って、軽さと柔らかさを出していますが、書院は棚板のある付書院で、格式を感じさせます。
 昭和9年から14年にかけて、北原白秋がこの宿を何度も訪れ、中国古典の名山である「終南山」に因んで「南山荘」と命名したそうですが、改名の正確な年は不明です。昭和30年には、南山荘において鳩山一郎らが自由民主党を命名したとも言われているそうです。
Img_6193 タイル張りの浴室もありますが、現在は仕様で来ません。
 南山荘がいつ格安旅館に生まれ変わったのかは、ホームページには書かれていません。ぽん太の持ってる「るるぶ伊豆(2000年〜2001年版)には、高級旅館だった頃の南山荘が載ってます。現在の南山荘を運営している会社もホームページには明記されておりませんが、「求人」のところを見ると、どうやらアゴーラ・ホスピタリティーズという会社のようです。立派なホテルとも関連しているようで、とりあえず格安旅館で営業しておいて、今後の更なる展開のチャンスを伺っているのかもしれません。
Img_6207 建物のいたるところに意匠がこらされています。
 格安旅館になってからは、運動部の合宿に使われたりもしているそうです(も、もったいな〜い)。最近は中国人の団体の定宿になっているそうで、ぽん太とにゃん子が泊まった日にも、中国人の団体さんが泊まってました。外国から来てこんな建物に安く泊まれたら嬉しいでしょうね。
Img_6208 レトロな洗面台。シンクは銅板か?網代の壁は水で痛んでしまってます。
Img_6210 階段の踊り場にある出入り口。引き戸の下半分は、傷んでぼろぼろになっているのではなくて、板を彫って穴をあけた意匠です。
Img_6213 離れをつなぐ廊下は、まるでラビリンスのようになっているのですが、あちこち歩き回るだけで楽しいです。こちらは床に丸太の輪切りが埋め込まれてますが、実は擬木(ぎぼく)で、本物の木ではありません。
Img_6238 廊下の谷を渡る部分は、橋を模していて、赤い欄干が付けられ、太鼓橋のように隆起しています。
Img_6240 「橋」からの眺め。遥か下の方に本館が見えます。その向こうはコンクリート造のホテルや、リゾートマンション。
Img_6242 建物の外観もいいですね。
Img_6244 このぐらいで止めておきます。あとは実際に訪れて、あちこち探検してみて下さい。
Img_6201 ということで、お風呂の紹介に参りましょう。敷地内に2本の源泉を持ち、3つのお風呂があります。まずは富士見風呂。曲線の湯船が面白いですね。お湯は無色透明で、ヌルヌル感があります。次の露天風呂と、時間制で男女交替になってます。
Img_6221 こちらが露天風呂。展望はありませんが、自然に囲まれて広々しております。
 もう一つ、男女別の「石風呂」がありますが、こちらは他のお客さんが入浴していたので写真は撮れませんでした。
Img_6231 石風呂の温泉分析表です。泉質はアルカリ性単純温泉。pH9.1のアルカリ性ですから、ヌルヌル感があるはずです。泉温は59.6度の高温です。
Img_6232 源泉が絶えず注がれているものの、加水・循環・加温・消毒が行われているのがちと残念。泉温59.6度でありながら加温されているということは、源泉の供給量が多くないのかもしれません。2本あるという源泉のどれがどの風呂に供給されているのか分かりませんでしたが、ぽん太は露天風呂が一番ヌルヌル感があり、塩素臭もなくて、一番泉質がいいように思いました。

Img_6249 さて夕食ですが、この宿では、夕食の懐石風のお弁当や、ブッフェ形式の朝食を頼むこともできます。しかし居酒屋好きのぽん太とにゃん子、せっかく伊豆に来たのだからと、食事なしの素泊まりプランにして、夜の街に繰り出しました。
 近くに有名なお鮨の名店「ひょうたん寿司」もありますが、も少し地元密着のお店を探索。ネットの情報を頼りに歩き回ってみましたが、シルバーウィーク直前だったせいか、営業しているはずのお店が軒並み休業。そんななか、30分ほど歩いてようやく見つけたのが「創作割烹 おおた」さんです(食べログ)。隠れ家風で高そうな門構えですが、リーズナブルなお値段で、美味しい創作料理がいただけます。
Img_6252 伊豆のお刺身を堪能。とっても新鮮です。
Img_6254 今シーズンの初松茸を堪能。料理長の腕も確かで、ぽん太とにゃん子は大満足でした。

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