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2016/01/30

【仏像】福島の仏像(1)立木観音(重文・会津坂下)

 なぜか突然仏像に燃え出したにゃん子の希望で、会津の仏像巡りをしました。

 まずは金山町の「宮崎聖観音坐像」。鎌倉時代中期の作と言われる、ふくよかで優美な観音様です、県重要文化財に指定されております。例えばこちらの金山町ホームページを御覧下さい。
 ところが、大雪のなか行ってみたのですが、観音様のおられる大悲堂の周りは深い雪に覆われています。仕方ないのでスキー靴に履き替え、膝まで雪に埋もれながら20メートルほど歩いて大悲堂に辿り着いたものの、扉は固く閉ざされ、除いてみても観音様はおられませんでした。

 次に西会津町の如法寺の鳥追観音を見ようと思ったのですが、嫌な予感がして電話をしてみたところ、今日は大雪なので扉を閉ざしており、拝観はできないとのこと。残念です。京都や奈良みたいに、行けばいつでも拝観できると考えたぽん太とにゃん子が浅はかでした。案内は、例えばこちらの会津六詣出 - 鳥追観音を御覧下さい。

 続いて会津坂下の「立木観音」(たちきかんのん)です。正確には金塔山恵隆寺(きんとうさん えりゅうじ)の立木観音堂にある立木千手観音立像です。これは観音堂の建物とともに、国指定の重要文化財です。こちらが公式サイトです。
 Img_8547 仁王門です。このお寺は、慶長16年(1611年)の会津地震で大きな被害を受けました。仁王門は3年後の慶長19年(1614年)に再建されたそうです。
Img_8550 こちらが仁王様。初めに向かって右の阿形です。まん丸にひんむいた目玉に赤い唇。なかなか迫力があります。
Img_8551 向かって左の吽形。
Img_8554 手水舎です。
Img_8553 石鉢は、周辺の村にあって、狐を集めるので「狐石」と呼ばれた石を、享保時代に持って来て加工したものだそうです。
Img_8559 三仏堂には、阿弥陀如来と、その他の仏様が祀られてますが、細かいことはわかりません。
Img_8563 可愛らしい三重塔がありました。「小金塔」と呼ばれるようです。平成12年(2000年)に再建されたもののようです。
Img_8566 一層には大日如来が祀られてます。新しく見えますが、寺に伝わっていたのを修復したものだそうです。法界定印を結んでおり、胎蔵界大日如来ですね。
Img_8564 こちらが国指定重要文化財の「立木観音堂」です。剛健で力強さを感じる茅葺きのお堂です。建久元年(1190年)に建立され、会津地震の後、元和3年(1617年)に大修理されたと伝えられているそうです。
 この内部にご本尊の「立木千手観世音菩薩立像」(国重文)がおられますが、撮影禁止なので、写真は各自ググって御覧下さい。お寺の公式サイトにもあります。
 高さ8.5メートルの一木造で、一木造としては日本最大級だそうです。地面に根を張った立ち木をそのまま彫ったと言われ、現在も床下に根を張っているそうです。
 それゆえ、千手観音が彫られてから、そのまわりに建物が建てられたことになりますが、巨大な像に比べて建物が小さく、頭は天井に届かんばかりで、眷属の二十八部衆と風神・雷神が、千手観音の両側のひな壇の上にみっちりと置かれています。
 観音様のすぐ前に斗帳(とちょう)という垂れ幕が下げられており、お姿はとっても見づらいです。大きすぎて扉をつけることができないので幕を下げたそうですが、会津ではこのような形がよく見られるそうです。
 力強く迫力のある観音様でした。

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