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2016/03/31

【温泉】築110年以上の美しい木造建築!小野川温泉扇屋旅館(★★★★)

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 山形県は米沢市の南西、車でわずか20分ほどのところに位置する小野川温泉。あまり知られていない小さな温泉郷ですが、そこにレトロな旅館が残ってました。110年以上の歴史を刻む木造建築は、玄関の上の破風や、観音堂が組み込まれているなど、ちょっと見たことのない形式で、かなりの高得点です。お風呂がタイル張りで新しいのが残念ですが、お湯は源泉掛け流し。無色透明のお湯はお肌に優しく、ほのかに硫化水素の香りがして、ラジウムも多く含んでいます。お料理も地元の食材を生かした郷土料理。お値段も、通常プランで約1万円。浴室が新しいことだけが減点で、ぽん太の評価はほとんど5点に近い4点です。なぜか温泉雑誌にはあまり取り上げられませんが、素晴らしい宿で、オススメです。
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Img_8957 正面から見た建物です。「旅籠」の雰囲気が漂います。向かって右の部分が、手前に張り出しているのが面白いですね。
 歴史ある小野川温泉ですが、明治34年の大火で温泉街はほぼ全焼しました。その後に再建されたのがこの建物で、110年以上の歴史があります。
 小野川温泉はかつては伊達政宗も訪れたそうです。さらに遡れば小野小町が東北旅行中に発見したとされてますが、これはもう伝説の世界。
Img_8961 張り出している部分の一階は、観音様の祠になってます。お姿は拝見できませんでした。この上の部屋は、観音様を踏んづけていることになるので、なんだか畏れ多いですね。
Img_8963 玄関の上は、曲線が入った入母屋起り(むくり)破風となっております。軒の垂木など、寺院建築の様式が取り入れられています。
Img_8996 玄関の内部です。
Img_8987 実は敷地の奥行きがとても深いです。写真は裏側から見た本館。う〜ん、こっちに泊まってみたかったです。
Img_9017 こちらの建物は、一見新しそうに見えますが、実はこの宿で一番古い部分。
Img_9015 その証拠に反対側から見てみると……。そう、土蔵です。
 上に、小野川温泉は明治34年の大火でほぼ全焼したと書きましたが、この土蔵は焼けずに残ったそうで、江戸時代まで遡ることができます。
Img_8964 今回泊めて頂いた客室。一番奥にあり、広い庭に面しております。建物は比較的新しいです。
Img_8967 窓の外は一面の雪の原。実は雪に埋もれた庭園ですね。右の建物が浴室で、宴会場として造ったものを改装したそうです。

Img_9012 こちらが温泉です。湯気で霞んでて申し訳ありません。白いタイル張りの新しく清潔な浴室です。大きな窓から先ほどの庭園が見えますが、今は雪景色です。無色透明なお湯は、やや熱めの設定が、小野川温泉のデフォルトだそうです。硫化水素臭があり、なめるとちと塩っぱいです。男湯と女湯の浴槽が、中でつながってます。露天がないのがちと残念。以前に作ったそうですが、今は使われてないそうです。
Img_8975 ちとピンボケですが温泉分析表です。泉質は「含硫黄ーナトリウム・カルシウムー塩化物泉」。中性でお肌にやさしいお湯。この分析表には出てませんが、ラジウムも多く含まれているそうです。
Img_8976 循環・加水・加温なしの源泉掛け流しです。

Img_9000 夕食は、江戸時代にさかのぼる土蔵を改装したお部屋で頂きました。ぽん太とにゃん子が大好きな山菜などの地元の素材に、鯉の洗いと甘煮、米沢牛のすき焼きもあり、品数が多く華やかな印象で、大満足。
Img_9001 小野川で300年前から作られたという伝統野菜、豆もやしのかき揚げです。普通のもやしに比べて長く、繊維質でシャキシャキしてます。小野川豆もやしについては、例えばこちらの鉄腕DASHのサイトを御覧下さい。

Img_9020 朝食です。炊き込みご飯にラジウム卵。うれしいですね〜。右下のお味噌汁ですが……
Img_9019 このような、味噌に出汁と、食用菊などの具材を練り込んだものに、お湯をかければハイ出来上がり。昔のインスタント味噌汁だそうです。
 小野川温泉は、お味噌でも有名です。
Img_8983 この旅館は多くの文人も訪れたそうで、様々な書や色紙が飾ってあります。写真の右は伊藤整、左は村松友視。この他、戸川幸夫、藤沢周平、胡桃沢耕史などがありました。
Img_8989 高松宮様もかつてお泊まりになったようです。

Img_8959 扇屋の真ん前に、共同浴場の「尼湯」があります。玄関の上に大きな唐破風が乗った古風な造りですが、建物自体は新しそう。写真を見ると、やはり白いタイルの長方形の湯船で、底で男女の浴槽がつながっており、扇屋さんのお風呂と似ています。これが小野川温泉のデフォルトなのか、それともたまたま同じ工務店が造ったのか、ぽん太にはわかりません。お湯も扇屋さんと変わらないそうなので、あえて入浴はしませんでした。
 まずは高砂屋旅館さん。公式サイトはこちらです。
 そしてこちらが二階堂旅館さん。公式サイトは見つかりません。
 どちらも玄関の上の大きな屋根が特徴です。ただ、建物の外装は新しくなっているようです。内部にどれくらい古い部分が残っているのか、ちとわかりません。

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