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2016/05/26

【クラシック】「運命」とはかくもはやく過ぎ去るものか?サイモン・ラトル&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団来日公演2016

 今年のベルリンフィル来日公演は、はサイモン・ラトルの指揮でベートーヴェンの交響曲の全曲を演奏。ぽん太は日程の関係から、「第2・第5」と「第9」を聴きに行きました。こちらが公式サイトです。

 あの〜、主催者の人へお願いです。プログラム(2,000円)を買わない人にも、 せめて曲目がわかるようなメモを、コピー1枚でもいいですから配っていただけないでしょうか。ま、あとでインターネットで見ればいいんですけどね……。

 本日は第2・第5。
 開始前、舞台の奥の方で、小澤征爾がお孫さん(?)を連れ、腰掛けたり写真を撮ったりしてました。

 まずはアンティパストとして、序曲「レオノーレ」 第1番。ぽん太はあんまり聴いたことがない曲なので、なんとなく聴いてただけでした。

 続いて交響曲第2番。これまたぽん太は聴き込んでない演目でしたが、早めのテンポで、躍動的な演奏でした。ともすればハイドンの延長のようにさらりと聞き流してしまう曲ですが、まるで第7番のような勢いを感じました。

 ということで、ようやく耳になじんだ「運命」。
 ラトルがまだ客席にお辞儀をしているというのに、弦楽器陣はすかさず弾き初めのポーズ。「何じゃこりゃ」と思う間もなく、ラトルがオケの方を振り向くと、客席が静まるのも待たず一気に指揮棒を振り下ろしました。
 そのテンポの速いこと、速いこと。
 さすがのベルリンフィルも、冒頭ではアンサンブルの乱れが。二回目の「ジャジャジャジャ〜ン」を過ぎたところでようやく音がそろってきました。
 なんか最近、やたらと速いベートーヴェンが多いですが、ラトルよ、お前もか。ぽん太はこういう演奏はあまり好きではありません。というか、どこが良いのかわかりません。
 「ジャジャジャジャーン」という運命の動機も、あまりに速いので、ジャジャジャが単なるアウフタクトみたいに聞こえ、「ラララターン」という感じ。
 それでいて、再現部のオーボエのソロは、すごいゆっくりでした。
 第2、第3楽章もどんどん経過。
 第4楽章も最後の方はビートだけが鳴り響き、まるで和太鼓を聴いてるみたいでした。

 ぽん太は大いに不満でしたが、会場は拍手喝采で、大喜びで、「『運命』を聴いて初めて感動したよ」などと言っているひともいました。う〜ん、フルトヴェングラーやベームを聴いて育ったぽん太の耳は時代遅れなのね。
 次は「第九」を聴く予定ですが、また超音速の第九を聴かされるのか、高いお金を払ったのに……と、少し気が重くなってきたぽん太でした。


ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演
指揮:サイモン・ラトル
Berliner Philharmoniker
Conducted by Sir Simon Rattle

◆2016年5月12日(木)  サントリーホール

ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」 第1番 ハ長調 Op.138
Beethoven : “Leonora” Overture No.1 in C major Op.138

ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 Op.36
Beethoven : Symphony No.2 in D major Op.36

ベートーヴェン: 交響曲第5番 ハ短調 Op.67 「運命」
Beethoven : Symphony No.5 in C minor Op.67

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