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2016/06/03

【仏像】岩手にある二つの重文の兜跋毘沙門天(2)藤里毘沙門堂

Img_9331

兜跋毘沙門天像@藤里毘沙門堂

 次にぽん太とにゃん子が訪れたのは、藤里毘沙門堂です。公式サイトは……なさそうです。仏像を拝観するには事前予約が必要で、管理をしている個人宅に電話をして、鍵を開けてもらいます。連絡先は、例えばこちらのサイトに書いてあります。せめて地図だけ表示しておきますね。

Img_9329 こちらが毘沙門堂です。
Img_9330 内部には、多数の仏像が安置されております。 
Img_9350 冒頭の写真が、国指定重要文化財の木造兜跋毘沙門天立像です。全体のお姿は整っており、軽く身体をひねってます。10〜11世紀頃に作られたと考えられており、優雅な雰囲気です。
 地方仏らしいいわゆる「鉈彫り」で、横向きの筋状のノミの跡が残されています。手や顔の肌部分にはノミ跡はありません。眉をひそめたちょっと渋い表情です。
Img_9334 毘沙門天を支える地天女は、貞淑な雰囲気。破損が痛々しいです。
Img_9341 こちらが木造毘沙門天三像。毘沙門天は、鎌倉時代の作らしく、身体を大きくひねって躍動感が感じられ、表情も厳しいです。鉈目が控えめに残ってますが、方向は一定していません。、脇侍として、毘沙門天の妃とされる吉祥天(向かって右)と、息子とされる善膩師童子(ぜんにしどうじ)(向かって左)を伴っていますが、残念ながら顔は失われております。
Img_9342 そしてもう一つの毘沙門天像。室町時代の作と考えられておりますが、破損が大きいです。Img_9343 表情は写実的で、どこか悲しみが感じられます。Img_9335 十一面観音は、ほっそりとして小顔です。Img_9336 これも破損が著しいですが、優美な表情は残されております。
Img_9345Img_9346Img_9347
 その他、破損物が多数展示されております。
Img_9361 毘沙門堂の下には、神社があります。左が蔵王権現、右が愛宕神社です。
Img_9364 愛宕神社の屋根の上の、明かり取りみたいな部分が、ちょっと珍しい気がします。
Img_9353 一段上にある社。この上にも、明かり取りみたいなものが乗ってます。左奥の肌色の建物が、もともと兜跋毘沙門天が安置されていた建物です。

藤里毘沙門堂

木造兜跋毘沙門天立像 トチノキ 一木造 国指定重要文化財 10〜11世紀
木造毘沙門天三像(毘沙門天192cm、吉祥天96cn、善膩師童子93cm) 寄木造 鎌倉時代 県指定
木造毘沙門天立像 一木造 99.5cm 室町時代?
木造十一面観音立像 県指定
破損仏

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