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2016/06/24

【ルーマニア】(3)ラダウチの復活祭前夜のミサ

Img_0269 今回のツアーの目玉は、素朴さが残るルーマニア北部の復活祭を体験できることでした。

 で、復活祭(イースター)ってなに?
 ぽん太の頭に思い浮かぶのは、「卵」だけです。しかも、もっと春に行われていたような……?

 ぐぐってみると、復活祭は、十字架に張り付けになって死んだイエス・キリストが、3日目に復活したことを祝うお祭りで、キリスト教では最も大切な行事なんだそうです。
 で、いわゆるカトリックやプロテスタントの西方教会と、東方教会とでは、時期が異なるんだそうです。

 ま、まてよ、でも以前ゴールデンウィークに東方正教会の国ロシアに行ったとき、復活祭なんてやってなかったぞ?

 さらに調べてみると、復活祭は基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」と定められているため、年によって日付が変わるんだそうです。また、西方教会ではグレゴリオ暦(今使っている暦ですね)を採用したため日付が早まり、その結果、西方教会では3月22日から4月25日の間のいずれかの日曜日、東方教会では4月4日から5月8日の間のいずれかの日曜日に祝われることになったそうです(復活祭 - Wikipedia)。
 なるほど、そういうわけで東方正教会の国でも、ゴールデンウィーク中に復活祭が行われるのは、数年に一度しかないんですね。

 Img_0180 ルーマニア北部、ブコヴィナ地方の街・ラダウチの朝の風景です。

Img_0187 朝市で売られている鮮やかな花束は、お墓の飾りです。

Img_0211 このようにお墓が美しく飾られております。復活祭は、日本のお盆に似たところがあって、各地に出稼ぎに行っていた人がこの時期は故郷に戻ってきて、お墓参りをし、復活祭を祝うのだそうです。

 場所はホテルからほど近くにある教会、時間は夜の0時前。そこで地元の人が行っている普通に行っているミサを見学させて頂きました。もちろんぽん太たちはキリスト教徒ではありませんが、教会の中に入れていただくことができました。さすがに教会の内部は写真なしです。
 神父さんの言葉に合唱が間の手を入れるような、東方正教会独特のミサが行われておりました。

 0時が近づくと、教会の中の灯りが消されて真っ暗闇となります。そして0時になると一本のロウソクが灯され、信者たちは、自分たちが持って来たロウソクにその火を移し、教会から外へと出て行きます。ロウソクの火は、さらに信者から信者へと分けられてゆき、皆がそれぞれ自分の灯りを持つようになります。ぽん太たちもロウソクを持っていき、見知らぬ人から火を分けてもらいました。
 キリストの死と、復活を象徴する儀式だそうです。これまで仏教徒のぽん太は「キリストの復活」というのがイマイチぴんとこなかったのですが、東洋でいう死と再生、季節の循環、輪廻転生と近いような気がしました。
Img_0260 そのあと人々は、十字架を掲げた信者を先頭に、教会の周りを反時計回りに3周します。十字架を持っている信者さんが、普通の服装なのが面白いですね。

Img_0258 若者や、子供を肩車したお父さん。老若男女が敬虔な表情で従います。

Img_0263 周回を終えると、教会の正面に集まり、司祭さんが聖歌を歌い、合唱隊が間の手を入れます。

Img_0270 人々もロウソクを片手に、賛美歌を歌います。

Img_0265 持って帰った火は自宅に持ち帰り、お墓にも供えるそうです。


Img_0282 翌朝のホテルの朝食バイキングには、イースターエッグが並んでました。

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