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2016/06/20

【バレエ】演劇を観ているようなカスバートソンとボネッリの「ロミオとジュリエット」英国ロイヤルバレエ団

 やって来ました英国ロイヤル。まずは「ロミオとジュリエット」から。こちらが公式サイトです。

 日付で選んで、配役はローレン・カスバートソンとフェデリコ・ボネッリ。実は二人ともよく知りません。カスバートソンは、2008年の「眠れる森の美女」で脇役を踊ってるのを、ボネッリは2013年のガラ公演で観たようですが、どちらもよく覚えてません。今回のプログラムのメンバーリストには、真っ先に二人の名前が挙がっているところを見ると、いまや主力ダンサーなんでしょか?

 カスバートソンのジュリエットは素晴らしかったです。英語版Wikipediaを見ると1984年生まれということで、32歳ぐらいになるのでしょうか、若さピチピチではないけれど、薹が立った感じもなく、まさに脂が乗り切っている印象でした。手足が長く、アラベスクから上体を前に倒した時のポーズ(?)で腰から後ろ足のラインがすらっと真っすぐに延びて、とても美しいです。踊りは軽く、柔らかく、英国ロイヤル風。ドラマの演技力も見事でした。
 ボネッリも、「テクニックを見せてます」みたいな派手なパフォーマンスはないけれど、ロミオを見事に踊り、そして演じました。

 英国ロイヤルの「ロミジュリ」を前回観たのは、2010年の来日公演で、吉田都とスティーヴン・マックレーのペアでした。そのときの振り付けやセットはほとんど覚えてません。
 今回のセットは落ち着いた色調で、重厚。ルネサンス風の衣装のダンサーたちが、イタリア風のアーチの下に佇む様子は、イタリア絵画のような美しさでした。
 振り付けはとてもドラマチックで、まるで演劇を観ているかのようでした。特に今回の席は前から6列目だったので、ダンサーの表情が非常によく見えたため、なおさらそう感じたのかもしれません。群衆シーンでも、一人ひとりがあちこちで小芝居を演じてました。
 だけど、第2幕第3場で結婚式を上げているカップルが、その後の殺し合いの場面を舞台袖でずっと見つづけているのは、ちょっと違和感を感じました。

 音楽は、なんかところどころ聞き慣れない曲があった気がしました。東京シティフィルもなかなかよかったですが、クラリネットか何かが変な音を出してたような?

 まずは大満足。次はオシポワのジゼルだわい。

英国ロイヤル・バレエ団2016年日本公演

「ロミオとジュリエット」全3幕

東京文化会館
2016年6月16日

音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
振付:ケネス・マクミラン
美術:ニコラス・アディス
照明:ジョン・B.リード

ジュリエット:ローレン・カスバートソン
ロミオ:フェデリコ・ボネッリ
マキューシオ:アレクサンダー・キャンベル
ティボルト:ギャリー・エイヴィス
ベンヴォーリオ:トリスタン・ダイヤ―
パリス:ヴァレリー・ヒリストフ
キャピュレット公: クリストファー・サンダース
キャピュレット夫人:エリザベス・マクゴリアン
エスカラス(ヴェローナ大公):ベネット・ガートサイド
ロザライン:クリスティーナ・アレスティス
乳母:クリステン・マクナリ―
僧ロレンス:アラステア・マリオット
モンタギュー公:アラステア・マリオット
モンタギュー夫人: ベアトリス・スティックス=ブルネル

ジュリエットの友人:
エリザベス・ハロッド、メーガン・グレース・ヒンキス、エンマ・マグワイア、
ヤスミン・ナグディ、ロマニー・パイダク、ジェンマ・ピッチリ―=ゲイル

3人の娼婦:
イツィアール・メンディザバル、オリヴィア・カウリー、ヘレン・クロフォード

マンドリン・ダンス:
ジェームズ・ヘイ
アクリ瑠嘉、ケヴィン・エマートン、ポール・ケイ、
フェルナンド・モンターニョ、マルセリーノ・サンベ

舞踏会の客、街人たち: 英国ロイヤル・バレエ団

指揮者:クーン・ケッセルズ
オーケストラ: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

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