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2016/07/11

【仏像】木喰の明(妙)見菩薩@塩沢、君帰観音@南魚沼(見れず)

Img_1126 5月中旬、木喰の明見菩薩を拝観しに、塩沢の牧之通りに行ってきました。

Img_4437 いまではスキー場で名高い塩沢ですが、古くは旧三国街道の宿場として栄えました。その街並が地元の人たちの努力によって整備され、この地に生まれた鈴木牧之(すずきぼくし)の名にちなんで、牧之通り(ぼくしどおり)と名付けられました。

Img_1131 そこにある中島家は、昔は廻船問屋として栄えたそうで、現在はお土産屋さんになっております。公式サイトはこちらです。
 中島家に伝わるのは、木喰が88歳の時(文化二年・1805年)の作という明見菩薩。
 一般には「妙見菩薩」という漢字があてられますが、北極星を神格化したもので、江戸時代に信仰を集めました。妙見菩薩像のうち日本で唯一重要文化財に指定されている像が、なんとよみうりランドにあることは、以前の記事で書きました。
 冒頭の写真がその明見さま。像高40センチ弱の小さな仏様ですが、右手に宝珠を持ち、木喰特有の笑顔でニコニコと笑っておられます。
 店番をしてらした奥様のお話では、つい最近まで、病気になったりすると抱いて寝たりしていたそうで、観光客にも抱かせていたそうですが、像の裏側の墨書がだんだんかすれて読めなくなってきたため、今はレプリカを作って、そちらを抱いてもらっているそうです。ぽん太もレプリカを抱かせて頂きました。


Img_1133 次に訪れたのは君帰観音堂(きみがえりかんのんどう)です。地図などは、こちらの君帰観音堂/にいがた観光なびを御覧下さい。

Img_1134 仁王門です。

Img_1136 向かって右の阿形。服を着ているのが珍しいですね。

Img_1137 顔がかなり怖いです。子供なら泣きそうです。「仁王」とは違った何かが混ざっているような気がします。

Img_1135 向かって左の吽形です。破れた服が怖さを増強しております。

Img_1152 こちらが観音堂です。宝永2年(1705年)の改築。平成20年(2008年)に修復されたそうです。

Img_1149 狛犬があるのは神仏習合の名残か?こちらは向かって右の阿形。仁王様と違って肉付きがリアルで、ほっぺたが膨らんでます。角はありませんね。

Img_1150 向かって左の吽形です。鞠を持ってます。

Img_1138 境内にある石仏は不動明王か?そこらにいる親父さんみたいです。


Img_1148 お堂の内部です。新しくて豪華ですね。

Img_1139 中央に新しいきらびやかな厨子がありますが、扉は固く閉ざされております。この中に君帰観音がいらっしゃるようですが、残念ながらお姿は望めませんでした。カツラ材、一木造り、像高1.49m、承久2年(1220年)の銘が書れているそうです。秘仏で、ご開帳は12年に一度、あるいは32年に一度とのこと。次はいつでしょうか?

Img_1132 案内板です(クリックで拡大します)。都から落ち延びてきた源義経一行が、携えてきた観音像をここに残していったという伝説があるそうです。像容や、背面に記された墨書の書体から見ても、その時代のものと推定されるそうです。

Img_1140 向かって右の眷属です。四天王でしょうか。手や持物が欠けていてわかりません。

Img_1141 向かって左の眷属です。

Img_1145 さらに向かって左に安置されている如来様。欠損が著しいですが、丸っこくて可愛らしい素朴な如来様です。

Img_1147 こちらは向かって一番右に安置されていた仏様。聖観音菩薩でしょうか。こちらの方が「整って」いますが、その分、味わいには欠けるようです。

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