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2016/09/15

【仏像】流れるような衣紋・阿弥陀如来座像(重文)無量寺(長野県箕輪町)

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 8月上旬、長野県は箕輪町にある西光山無量寺に、国重文の阿弥陀如来を拝観しに行ってきました。公式サイトはこちらです。
Img_2524 無量寺は、中央道伊北インターの近く、天竜川を望む高台にあります。
 元仁元年(1224年)に創建された高野山真言宗のお寺ですが、平安時代後期の阿弥陀如来があることから、それ以前に遡るのではないかとも言われているそうです。
Img_2520 こちらの収蔵庫に、阿弥陀如来さまと観音・地蔵菩薩が安置されております。冒頭の写真がそれです。
Img_2471 国重文の木造阿弥陀如来坐像です。右手を上げ左手を下げる来迎印を結んでおります。胴体が細めで、お腹はふっくらしてますが、胸のあたりは華奢な印象。
Img_2458 お顔はちょっと可愛らしく、暖かい眼差し。唇がちょっと曲がってます。
Img_2463 流麗な衣紋の流れが素晴らしいです。今ほどうるさくなかった昔は、子どもが仏様の膝の上に座ったりしていたそうです。
Img_2462 像の胎内には、当時の寄進者と思われる藤原忠成ら34名の名前と、作者である仏師・覚有、永範の名が墨書されているそうです。

Img_2469 さて、阿弥陀如来の両脇侍が観音菩薩と地蔵菩薩であるところが、ちょっと変わったところ。あとから勝手に並べたのではなく、最初から三つセットで作られたと考えられているそうです。この組み合わせがほかにどのくらいあるのか、ぽん太にはちとわかりません。
 写真は左脇侍(向かって右)の観音菩薩。平安後期の作。長野県宝に指定されてます。
Img_2466 残念ながら保存はあまりよくなく、黒ずんでしまってます。
Img_2470 右脇侍の地蔵菩薩です。
Img_2474 こちらも表情はよくわかりません。

Img_2521 こちらは阿弥陀堂。以前はこちらに重文の阿弥陀様が祀られてました。
Img_2495 内部は、中央に不動明王、向かって右にもうひとつ不動明王、向かって左に毘沙門天が置かれ、護摩堂として使われています。
Img_2491 こちらが中央の不動明王です。腰の位置が高く、両目をぎょろりと見開いて、なかなか迫力ある姿です。
Img_2493 左脇侍の不動明王です。
Img_2490 右脇寺の毘沙門天です。

Img_2481 お寺にいついていたネコ。飼い猫ではないそうです。

Img_2514 こちらが本堂です。
Img_2506 本堂にあるのは御本尊の薬師如来坐像です。室町時代の作だそうです。
Img_2503 なかなかの美男子です。施無畏印を結んだ右手が、指が細く、とっても繊細で表情豊かですね。
Img_2512 欄間には十六羅漢が描かれております。


西光山無量寺
  長野県上伊那郡箕輪町

木造阿弥陀如来坐像 ヒノキ材 寄木造 漆箔 彫眼 像高113.3cm 僧覚有・永範作 平安時代後期 国指定重要文化財

木造観音菩薩立像 一木造 像高135cm 平安時代後期 県宝
木造地蔵菩薩立像 寄木造 像高129.5cm 平安時代後期 県宝
薬師如来坐像 室町時代

不動明王、不動明王、毘沙門天

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