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2016/09/27

【登山】台風一過の蓼科山(大河原峠からピストン)

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 8月末日、日程的に日帰りしか無理だけど、まだまだ暑いので二千メートルを超えるところ、ということで、これまで2回登ったことはありますが、蓼科山に登ることにしました。大河原峠から山頂を目指し、時間が余ったら天祥寺原、あるいは双子池を迂回して帰ろうかと思ったのですが、結局行って来いの往復になってしまいました。


【山名】蓼科山(2531m)
【山域】八ヶ岳・蓼科
【日程】2016年8月31日(日帰り)
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】台風一過の晴れ
【ルート】大河原峠10:55…蓼科山頂13:17…大河原峠15:12

(※3D地図や当日の天気図などは「山行記録のページへ」をクリック)
【マイカー登山情報】大河原峠に50台程度停められるトイレ完備の駐車場がある。


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 シラビソの樹林の中を登っていきます。

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 前日が台風だったので、登山道の一部が小川状態でした。

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 登ってきた北東の斜面を振り返る。ところどころ縞枯れ現象が見られます。シラビソが集団で枯れる現象ですね。
 
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 縞枯れの中はこんな感じになってます。

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 何度見ても不思議な景色。岩だらけの山頂です。

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 八ヶ岳と南アルプスです。残念ながら北アルプス方面は雲のなか。

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 左がしらかば2in1スキー場、右に白樺湖、その奥は霧ヶ峰ですね。

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 山頂には蓼科神社の奥宮があります。御祭神は高皇産霊神(たかみむすびのかみ)、倉稲魂神(うかのみたまのかみ)、木花佐久夜毘売(このはなさくやひめ)。
 高皇産霊神は、天地開闢のおりに出現した神様の一人で、高木が神格化されたものだそうです。
 倉稲魂神は、穀物の神様で、京都の伏見稲荷の御祭神で、いわゆる日本各地のお稲荷さんで祀られている神様です。
 木花佐久夜毘売は、富士山を御神体とする富士山本宮浅間大社の御祭神で、日本各地の浅間神社で祀られております。山の女神さまですね。

 里宮は、蓼科山の北の麓、北佐久郡立科町芦田高井にあります。こちらの「玄松子の記憶」というサイトが詳しいです。
 里の宮の御祭神は、高皇産霊神、大己貴命(おおなむちのみこと)、木花佐久夜毘売で、奥宮の倉稲魂神が抜けて、かわりに大己貴命が入ってます。大己貴命は大国主命(おおくにぬしのみこと)の別名です。

 こうした御祭神が祀られている理由を考えても、あまり意味がありません。明治の神仏分離以降に割り当てられた神様である可能性が高いからで、神仏分離以前に祀られていた神様を調べないと意味がないのです。
 神仏分離というと、「廃仏毀釈」というように、お寺ばっかり壊されたと思っている人も多いと思いますが、同時に地域で古来祀られていた神様も否定され、古事記や日本書紀に書かれている「公式」の神様を祀るように強制されたのです。「蓼科神だって?そんなヘンテコな神様を拝んだらだめです。そうですね、シラビソがいっぱい生えてるから高皇産霊神、蓼科からの水で田畑が潤うように倉稲魂神、山にある神社だから木花佐久夜毘売は外せませんね。これらを祀りなさい」ってな具合です。

 上の玄松子さんのブログによれば、古くは蓼科神が祀られ、『明治神社誌料』には奥社は立科八王子権現、里宮は高井明神と呼ばれたと書いてあるそうで、当たり前と言えば当たり前ですが、山岳信仰の拠点として栄えたように思われます。
 ちなみに『明治神社誌料』は、国立国会図書館デジタルコレクションで読むことができます。蓼科神社が記載されているのは、こちらの296、297コマです。

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