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2016/10/09

【バレエ】イタリアらしい男女の祝祭「ドン・キホーテ」ミラノ・スカラ座バレエ団

 ちょっとブログを書く時間がなくて、だいぶ印象が薄れてしまいましたが、備忘録として書いておきます。公式サイトはこちら

 今回のミラノ・スカラ座バレエ団の来日公演は、「ドン・キホーテ」の一演目のみ。
 せっかくポリーナちゃんの日のチケットを取ったのに、また来日せんかった……weep。ご懐妊では仕方ないというか、おめでとうございますですが、春の「ジゼル」もチケットとったのに見損なっていたので、ちと悲しいです。
 ところでダンナは誰だ?ぐぐってみたけどよくわからん。

 で、かわりにキトリを踊ったのは、シュツットガルト・バレエ団のエリサ・バデネス。昨年の来日公演で、ぽん太が日程優先で取った「ロミジュリ」と「オネーギン」が、両方ともバデネスでした。ポリーナと違って縁があるのね。
 レスリングの吉田沙保里にちょっと似た、明るい笑顔のお姉さん。演技力が抜群で、踊りも悪くはありませんでしたが、をゝっと思わず身を乗り出すようなところは、まだありませんでした。
 なんとスペインのバレンシア出身とのこと。同じスペイン生まれでも、タマラ・ロホはどっしりしていて厳しさがあり、スペインのおふくろさんという感じでいかにもバジルを尻に敷きそうですが、バデネスは恋多く可愛らしい娘さん風。振り付けではありますが、踊りの途中でスカートをひらつかせて、神父さんが目を覆ったりしてました。

 ところで今回のドンキはヌレエフの振り付け。ヌレエフ版のドンキは以前にパリ・オペラ座の来日公演で観てますが、あまり覚えてません。
 夏の「エトワール・ガラ」で観たヌレエフ版の「くるみ割り人形」では、なんか不自然な動きが目についたのですが、今回はそういう違和感はありませんでした。
 キトリとバジルだけでなく、コールドも含めて、恋する男女の華やかな踊りが次々と繰り広げられる、祝祭的な舞台でした。スペインというよりも、イタリアそのもの。これがヌレエフの振付けによるのか、スカラ座バレエ団の個性なのか、ぽん太にはよくわからなかったのですが、プログラムによればこの版は、1980年にヌレエフがスカラ座バレエ団のために振り付けたものとのこと。おそらくヌレエフとスカラ座が一体となって生み出したものなのでしょう。

 バジルの振り付けはちょっと地味目で、3幕のソロも「こんなもんかな〜」という感じ。1幕では細かな足技が多かったですが、今回のバジルは足さばきなら右に出る者がいないサラファーノフでしたので、とても面白く観れました。

ミラノ・スカラ座バレエ団2016年日本公演
「ドン・キホーテ」

2016年9月22日
東京文化会館

◆主な配役◆

ドン・キホーテ:ジュゼッペ・コンテ
サンチョ・パンサ(従者):ジャンルーカ・スキアヴォーニ
ロレンツォ(宿屋の主人):マシュー・エンディコット

キトリ(ロレンツォの娘)/ドルシネア:エリサ・バデネス
バジル:レオニード・サラファーノフ

ガマーシュ(裕福な貴族):リッカルド・マッシミ
二人のキトリの友人:デニース・ガッツォ、ルーシーメイ・ディ・ステファノ
街の踊り子:ヴィットリア・ヴァレリオ
エスパーダ(闘牛士):マルコ・アゴスティーノ
ドリアードの女王:ニコレッタ・マンニ
キューピッド:アントネッラ・アルバノ
ジプシー:アントニーノ・ステラ
二人のジプシー娘:エマヌエラ・モンタナーリ、フィリピーヌ・デ・セヴィン
ジプシーの王と女王:ルイジ・サルッジャ、ダニエラ・シィグリスト
ファンダンゴのソリスト:ヴィットリア・ヴァレリオ、マルコ・アゴスティーノ
花嫁の付き添い:ヴィルナ・トッピ
ほか、ミラノ・スカラ座バレエ団

指揮: デヴィッド・コールマン
演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

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