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2016/12/18

【仏像】インドっぽい如意輪観世音菩薩・来迎寺(鎌倉市西御門)

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 10月中旬、ぽん太とにゃん子は、如意輪観世音菩薩で有名な鎌倉の来迎寺に行ってきました。公式サイトはなさそうなので、「猫のあしあと」のページにリンクしておきます(こちら)。ちなみに鎌倉には「来迎寺」が二つあり、こちらは西御門の来迎寺(らいごうじ)、もうひとつは材木座の来迎寺(らいこうじ)です。

【寺院名】時宗満光山 来迎寺(西御門)
【住所】神奈川県鎌倉市西御門1-11-1
【拝観】10:00〜14:00だが、不在のこともあるので事前連絡しましょう。拝観料200円。
【仏像】
如意輪観世音菩薩(木造彩色如意輪観音半跏像) 寄木造り 南北朝時代 県指定(写真
岩上地蔵菩薩(木造地蔵菩薩坐像) 寄木造り 像高84.1cm 南北朝時代(永徳4年(1384)) 宅間浄宏作 旧報恩寺本尊 県指定(写真1写真2
跋陀婆羅尊者(ばつだばらそんじゃ)立像 市指定(写真
阿弥陀如来坐像 来迎寺本尊 江戸時代(正徳2年(1712))


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 石段を上って行くと、本堂があります。このなかに仏様が祀られております。

 まずはお目当ての如意輪観世音菩薩さま。けっこう大きいです。だいたい等身大の大きさですが、全体に肉付きがいいので大きく感じます。六臂で右膝を立てて座った馴染みのお姿。首や右足、手の角度が、向かって左に傾いた印象を与え、動きとリズムを感じさせます。座り方は、ちょっとお尻が沈んだ感じがします。
 顔や身体、腕なの、全体にふっくらしてます。笑みを浮かべたお顔は、ちょっとエキゾチック。衣紋や装飾品もきらびやかで、全体にインドっぽい明るさとななまめかしさを感じます。
 鎌倉独特の「土紋」が衣に残っています。北条政子の持仏だったと伝えられているそうです。

 岩上地蔵菩薩は、地蔵菩薩というよりは、禅僧のような雰囲気。リアルな表情です。衣の裾と、長く垂れ下がった袖の表現は、典型的な宋朝様式なんだそうですが、ぽん太にはマニエリスムを思わせます。報恩寺の本尊だったそうです。

 跋陀婆羅尊者。読めません。「ばっだばらそんじゃ」と読むそうです。なんでも「首楞厳経」(しゅりょうごんきょう)というお経に、この尊者がお風呂に入ったとき、自分と水が一如であると悟ったと記されているそうで、禅宗寺院の浴室に祀られているそうです。パンフレットによると、江戸時代には、江ノ島の稚児が渕伝説で、稚児を追って身を投げた僧と同一視されていたそうです。
 顔の表情はなかなかいいですが、全体のデッサンはちょっと乱れている感じ。

 中央にある御本尊の阿弥陀如来さまは、ちょっと地味。

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