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2016/12/08

【オペラ】ロッシーニのコブシは気持ちいいのう「セビリアの理髪師」新国立オペラ

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 新国立劇場の「セビリアの理髪師」の初日に行ってきました。公式サイトはこちらです。
 ロッシーニのオペラは、独特の「コブシ」が気持ちいいですね〜。ぽん太は大好きです。装飾音符で飾り立てられた旋律は、どこか唐草模様を連想させます。こういうのもコロラトゥーラと言うんでしょうか?それともアジリタ?ベルカント?タヌキのぽん太にはわかりません。
 聞いてて、モーツァルトに比べるとやはりメロディが劣るな〜などと思っていると、その間隙をコブシが埋め始めて、ロッシーニも悪くないじゃ〜んという感じになります。
 こういう旋律はぽん太はロッシーニしか知りませんが、ロッシーニ独特のものなんでしょうか、それとも当時流行したスタイル?それもぽん太はわかりません。
 
 アルマヴィーヴァ伯爵を歌ったマキシム・ミロノフが最高!ロシア生まれながら、ロッシーニのスペシャリストとして活躍しているそうです。あまりに軽々とコブシを転がすので、難局の「もう逆らうのをやめろ」が簡単に聞こえてしまうほど。この曲、前回の新国立の公演では歌われなかったそうです。軽やかで明るい声質で、コブシはあまりねばりがありません(演歌のコブシじゃないから当たり前か?)。お顔もなかなかの美形で、第一幕など、メイクのせいか、オネエっぽく見えたくらい。声量はやや小さめでした。
 今回の公演は、オケも小編成で、4階席ではちょっと遠かった。もっと小さい劇場でやったらよかったのに。え?もっと高い席を買えって?ご意見ごもっともですhappy01

 ロジーナは、2013年の新国立の「フィガロの結婚」でケルビーノを聴いたレナ・ベルキナ。ケルビーノにしてはちょっと女っぽすぎましたが、ロジーナは雰囲気が合ってました。コブシも良かったです。

 フィガロは新国立ではおなじみのダリボール・イェニス。力強い歌声で、今回もお得意のギターを披露。バルトロのルチアーノ・ディ・パスクアーレは、歌も演技も上手でした。ドン・バジリオの妻屋秀和、ベルタの加納悦子をはじめ、日本勢も大活躍。

 演出は、舞台上に3階建ての室内を再現。あちこちで同時に小芝居が繰り広げられ、ドタバタの楽しさはありますが、ちょっと雑多な印象で、ロッシーニの名曲をじっくりと聞くにはちょっと邪魔です。有名な序曲の間も小芝居が行われ、音楽に集中できません。

 フランチェスコ・アンジェリコ指揮の序曲は、最初の2音の間隔がタターと短いタイプ。そういえば前回もこうだったけど、同じ指揮者か?と思って確認したら、まったく違う人でした。指揮と演奏のよしあしは、いつもながらぽん太はわからず。
 
 

オペラ「セビリアの理髪師」/ジョアキーノ・ロッシーニ
Il Barbiere di Siviglia / Gioachino Antonio ROSSINI
新国立劇場 オペラパレス
2016年11月27日

指揮:フランチェスコ・アンジェリコ
演出:ヨーゼフ・E. ケップリンガー
美術・衣裳:ハイドルン・シュメルツァー
照明:八木麻紀
再演演出:アンゲラ・シュヴァイガー
舞台監督:斉藤美穂

アルマヴィーヴァ伯爵:マキシム・ミロノフ
ロジーナ:レナ・ベルキナ
バルトロ:ルチアーノ・ディ・パスクアーレ
フィガロ:ダリボール・イェニス
ドン・バジリオ:妻屋秀和
ベルタ:加納悦子
フィオレッロ:桝貴志
隊長:木幡雅志
アンブロージオ:古川和彦

合唱指揮:三澤洋史
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

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