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2017/05/04

【歌舞伎】寺嶋眞秀くん初お目見得を初日で見てきたよ/2017年5月歌舞伎座昼の部

 寺嶋眞秀(まほろ)くん(4歳)の初お目見得、初日に見てまいりました。公式サイトはこちらです。

 「魚屋宗五郎」の丁稚与吉役で登場。花道に現れると凄い拍手で、たくさんの大向こうがかかりました。花道をてくてくと歩いて行き、玄関のところで「ごめんくださいまし〜」と芝居がはじまります。最初のセリフが言えたところでまた拍手。でも、前半は上手を向いての芝居なので、お顔が見えません。うううじれったい。
 ようやく正面を向いてお顔が見えました。ハーフといってもフランス人なので、眉毛をはじめ、濃い系のお顔で可愛らしいです。最後に花道へと戻って来るあたりでは、笑いそうになるのを堪えている感じでした。
 ぜひ歌舞伎役者になって、将来はフランスを舞台にした新作歌舞伎などを作って欲しいです。

 初日だったので、歌舞伎座の入ったところには、テレビで見た眞秀くんのお父さんと、その親族と思われるフランス人の一団がいました。紋付き着たお姉さんもいましたね。しのぶちゃんは、眞秀くんの準備に忙しいのか、いませんでした。


 さて、今年の團菊祭、眞秀くんのデビュー以外に、坂東楽善、彦三郎、 亀蔵、亀三郎の同時襲名もありました(亀三郎の初舞台は夜の部なのでぽん太は見れず)。昼の部の最初の演目は、襲名披露の「石切梶原」。彦三郎は、若侍役は清々しい美男子だし、世話物で笑うと可愛いし、ぽん太は前から好きでした。今回の梶原平蔵も朗々と爽やかでよかったです。
 剣菱呑助の松緑が、お酒尽くしではなく、「同時襲名のこんなめでたい日に殺されるなんて〜」みたいなセリフに変えて、笑いをとってました。

 ついで海老蔵と菊之助の「吉野山」。海老蔵、最後の花道での引っ込みのとき、すっごい憂いを含んだ表情だったのには驚きました。大切な人の旅路を見守っていくということが、どれほど辛くせつなく、そして喜ばしいことかを海老蔵はわかったのかな、などとぽん太は勝手に思いました。踊りはまだまだ改善の余地がありますが、内面的には素晴らしい成長を遂げているのでしょうか。

 最後の「魚屋宗五郎」は、初日だというのに、宗五郎の菊五郎以下役者全員が、息や間合いがぴったりあった完成した芸。お酒をほどほどたしなむぽん太とにゃん子にとって、この演目は面白いやら身につまされるやら。泥酔して外へ出て行こうとする菊五郎に、時蔵が「おまえさ〜ん、どこへ行くんですか〜?」と尋ねる口調が、相手を刺激しないようにというか、看護師さんや介護士さんの口調みたいで個人的に大ウケしました。


團菊祭五月大歌舞伎
歌舞伎座
平成29年5月3日


昼の部

   初代  坂東楽善
   九代目 坂東彦三郎 襲名披露狂言
   三代目 坂東亀 蔵

一、梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり )
    鶴ヶ岡八幡社頭の場

 梶原平三 亀三郎改め彦三郎
 俣野五郎 亀寿改め坂東亀蔵
 剣菱呑助 松緑
 奴菊平  菊之助
 山口十郎 巳之助
 川島八平 廣松
 岡崎将監 男寅
 森村兵衛 橘太郎
 梢     尾上右近
 六郎太夫 團蔵
 大庭三郎 彦三郎改め楽善

 
  義経千本桜
二、吉野山(よしのやま)

 佐藤忠信実は源九郎狐 海老蔵
 逸見藤太 男女蔵
 静御前  菊之助
     
   
  河竹黙阿弥 作
  新皿屋舗月雨暈
三、魚屋宗五郎 ( さかなやそうごろう )

 魚屋宗五郎 菊五郎
 女房おはま 時蔵
 磯部主計之助 松緑
 召使おなぎ 梅枝
 酒屋丁稚与吉 初お目見得 寺嶋眞秀
 岩上典蔵  市蔵
 小奴三吉  権十郎
 菊茶屋女房おみつ 萬次郎
 父太兵衛  團蔵
 浦戸十左衛門 左團次

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