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2017/05/05

【仏像】整ったお姿の半丈六仏・銅造阿弥陀如来坐像(国重文)・全良寺(秋田県秋田市)

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 秋田県の国指定文化財の彫刻は、国宝はなくて、重要文化財は全良寺のこの仏さまだけです。ぽん太とにゃん子は3月下旬に拝観させていただきました。


【寺院名】臨済宗妙心寺派 全良寺
【住所】秋田県秋田市八橋本町6-5-30
【拝観】要事前連絡。拝観料忘れました。志納だったかも。
【仏像】銅造阿弥陀如来坐像 像高122.2cm 鋳銅製 平安時代後期〜鎌倉初期 国指定重要文化財


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 教会?あるいは新興宗教?という感じのモダンな建物にびっくり。ガラスに反射した樹木や空が美しいですね。設計士を聞いたんですけど忘れてしまいました。扇子の形をした久保田藩(秋田藩)の紋(こちら)を模したものだそうです。

 住職さんに案内されて本堂に入ると、まず中央のご本尊の前でお祈りをします。住職さんが般若心教を唱えてくださり、そのあと経典の冊子を見ながら、一緒に短いお経というか、お経のわかりやすいバージョンみたいなのを一緒に唱えます。そのあと、ご本尊の向かって左に安置されている阿弥陀さまんのところに案内して下さり、丁寧に解説していただけます。
 以前は阿弥陀さまの破損部分ばっかり写真を撮ってる人がいるなどしたそうで、住職さんは、これは仏様との向き合い方が違っているなとお考えになり、現在のような方法に改めたのだそうです。

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 銅造というと、数十センチの小さなものか、巨大な大仏を思い浮かべますが、この仏さまは等身大よりちょっと大きめのいわゆる半丈六。お姿もとっても整っております。非常にすっきりした綺麗なお姿です。
 鎌倉時代の作と言われておりますが、平安後期まで遡れるのでは、という説もあるそうです。以前は、近くにあった十王堂に置かれており、そこは月桂寺となりましたが、さらに廃寺となったため、平成6年に全良寺に移されたそうです。
 国指定重要文化財ではありますが、「銅造なので減らないですから」と、なんと触らせていただけます。下の方に欠損している部分もあります。指もだいぶ無くなっておりますが、右手は指を一本立てているみたいで、かえってチャーミングです。体の前面には細かな傷があり、石仏のようなザラメ状になっておりますが、投げ銭がぶつかった跡とも考えられるそうです。

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 表情は穏やかで、両目を閉じ、内面に心を向けている様子。ちょっとふっくらしたお顔で、石仏を思わせるところもあります。

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 境内の一角には祠があり、石仏が祀られてます。

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 身代延命地蔵尊は、阿弥陀さまと同じく、十王堂から移されたものです。

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 隣は大きな如来像でしょうか。

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 こちらは六地蔵。

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 石仏に庚申塔。一番右は「養蚕師甚助墓」と書いてありますが、いわれはわかりません。


 全良寺には官修墓地があるそうですが、またの機会にみちくさしたいと思います。

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