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2017年8月の11件の記事

2017/08/20

【仏像】ちとインドっぽい美仏の如意輪観音様/願徳寺(京都)

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 美仏の国宝・如意輪観音で有名な願徳寺は、京都の西のはずれにある小さなお寺で、道路も細くて行きにくいです。観光客でごった返す市内とはまったく異なる静寂に包まれています。門も閉ざされており、通用口のインタホンで拝観を申し出ると、住職さんが扉を開けてくれます。


【寺院名】天台宗 仏華林山 宝菩提院 願徳寺
【公式サイト】公式サイトは見つからないので、京都観光NAVIのページにリンクしておきます。
kanko.city.kyoto.lg.jp
【住所】京都府京都市西京区大原野南春日町1223-2
【拝観】2月以外は拝観可だが、住職さんがいないと閉まってたりするようなので、事前連絡が無難。拝観料500円。
【仏像】
・如意輪観世音半跏像(木造菩薩半跏像) 像高88.2cm 平安時代 国宝! 写真は上記の京都観光NAVIに小さめだけどあり。
・木造薬師如来立像 平安時代 重要文化財 写真


 如意輪観音さまは上の写真の本堂(=収蔵庫)に安置されております。
 いつもの六臂で立膝に頬づえをついたお姿とは異なり、二臂で、右足を下ろした半跏踏下坐(はんかふみさげざ)、というか、左足も組んでないので遊戯坐(ゆげざ)と言うのか、とにかくゆったりとして座り方です。ちょっとバタ臭いお顔で、衣紋がまるでバラの花びらのように渦を巻いていて、全体にインドっぽい雰囲気。目に黒い石が埋め込まれているのも珍しいです。表情は精悍で厳しい感じに見えるのですが、試しに天井のライトを消してみると、とっても柔和で慈悲深いお顔になります。
 このようなお姿でも如意輪観音なんかいな?と思ってぐぐってみると、石山寺の秘仏の如意輪観音が、同じように二臂で遊戯坐のようです。

 薬師如来さまの方は、衣紋が古風な印象で、生粋の日本の仏様でした。

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2017/08/19

【仏像】丈六の阿弥陀如来、珍しい四臂の坐像の十一面観音、ヨボヨボの僧形文殊菩薩など/法金剛院(京都)

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 5月下旬、ぽん太とにゃん子は洛西にある法金剛院に行きました。
 法金剛院は仏像だけでなく、庭園でも有名なようです。平安末期の池泉回遊式浄土庭園で、蓮の花の時期は参拝客で賑わうようですが、この時期は花菖蒲が見頃でした。

【寺院名】律宗 五位山 法金剛院
【公式サイト】なさそうなので、京都観光Naviのページにリンクしておきます。
kanko.city.kyoto.lg.jp
【住所】京都府京都市右京区花園扇野町49
【拝観】年末を除き毎日拝観可能。拝観料500円。
【仏像】
・本尊・阿弥陀如来(木造阿弥陀如来坐像) 坐高2.27m 平安後期 重要文化財 写真
・僧形文殊菩薩 一木造 平安時代 重要文化財 写真
・地蔵菩薩(金目(かなめ)地蔵菩薩) 一木造 平安時代 重要文化財 写真
・十一面観世音菩薩(厨子入木造十一面観音坐像) 鎌倉時代 重要文化財 写真

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 こちらが法金剛院の境内です。こじんまりと落ち着いた雰囲気ですね。

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 仏像はこちらの収蔵庫に祀られております。

 ご本尊の木造阿弥陀如来坐像は、丈六の大きな仏様。いわゆる定朝様で、古くは平等院・法界寺とともに定朝の三阿弥陀といわれていたそうです。平等院の阿弥陀様と比べると、ちょっとずんぐりむっくりした感じ。顎が玉のように丸くなってます。台座の蓮の花弁に細かい装飾が施されています。

 十一面観音様は、お座りになっており、腕は4本という珍しい像容。端正ですっきりしたお姿で、細かく作り込まれた光背や、身にまとった装飾品がとても繊細で美しいです。厨子(これも重文)に描かれた絵もすばらしく、作られた当初はさぞかし見事だったことでしょう。

 僧形(そうぎょう)文殊菩薩も、僧の姿をした年老いてヨボヨボの文殊菩薩で、ちょっと見たことないお姿です。首のあたりのスジスジが凄いです。供を従えて意気揚々と布教のために海を渡っていた若き文殊菩薩も、年取ってこんな姿になってしまったのか、という感じ。ウィキペディアによると、禅宗では剃髪して座禅をした姿の文殊菩薩がまつられるそうですが、このお寺は律宗だし。なんだかぽん太にはよくわかりません。
 

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 収蔵庫の奥の建物に安置された地蔵菩薩さまは、秘仏で通常は非公開ですが、たまたま(?)公開しいて、参拝することができました。目に金箔が貼られていたことから、金目(かなめ)地蔵と呼ばれるそうです。
 ちょっとずんぐりして、様式的な衣紋に古さが感じられるお地蔵様でした。

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2017/08/18

【仏像】快慶作十大弟子。定慶の六観音像もすばらしい/千本釈迦堂大報恩寺(京都)

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 今年の5月下旬、奈良で快慶展を見たぽん太とにゃん子は、京都に移動。夜は京都に引っ越したウシさん夫婦と、烏丸御池近くの居酒屋「加夢居」(ホームページ食べログ)で飲む。日本酒とお魚が充実したいい店でした。

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 翌朝、喫茶店のモーニングにはまっているぽん太とにゃん子、イノダコーヒー本店に行きました(食べログ公式サイト)。
 創業80年余の京都の老舗喫茶店。創業当時を思わせる旧館もありますが、大きなガラスの壁がある広々した本館ホールの席に座りました。頼んだのは、ロールパンにエビフリャーが挟まったもの。ここは名古屋か?美味しゅうございました。

 その後、千本釈迦堂ともう呼ばれる大報恩寺に、奈良の快慶展に出品されていなかった快慶仏を拝観しに行きました。

【寺院名】真言宗智山派 瑞応山 千本釈迦堂 大報恩寺
【公式サイト】・http://www.daihoonji.com
【住所】東京都府京都市上京区七本松通今出川上ル溝前町
【拝観】毎日拝観可能。境内に無料駐車場あり。
【仏像】
・十大弟子 木造 像高94.4〜98.0cm 鎌倉時代 建保6年(1218年)〜承久2年(1220年) 重要文化財
 舎利弗、目犍連(快慶作)、摩訶迦葉、須菩提、阿難陀
・六観音像 木造 素地 像高 聖観音177.9cm、千手観音180.0cm、馬頭観音173.3cm、十一面観音180.6cm、准胝観音175.7cm、如意輪観音96.1cm 鎌倉時代(貞応3年・1224) 定慶作 重要文化財
・銅像釈迦誕生仏 銅造 鍛金 像高53.3cm 鎌倉時代初期
・千手観音像 木造(一本作り)彩色 像高176.2cm 平安時代 重要文化財
・傅大士(ふたいし)および二童子像 木造 彩色 像高約70cm 室町時代 応永二十五年(1418)、院隆(いんりゅう)作 重要文化財
【写真】公式サイトに小さいけどすべてあり。

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 仏様たちは、写真の霊宝館に安置されております。

 まず、お目当の十大弟子ですが、修復だか調査のため半分が運び出されておりました。十大弟子のうち、快慶の作とされるのは目犍連と優婆離ですが、残念ながら優婆離は欠席でした。生々しくリアルな像で、端正な印象がある快慶がこのような像を彫ったとは、少し意外でした。

 六観音像は定慶の作。運慶の父・康慶の弟子と言われております。ぽん太とにゃん子はこれらの像がとっても気に入りました。
 運慶のようなダイナミックでエネルギッシュな感じはなく、すっきりした印象ですが、研ぎ澄まされた刀のような力強さがあります。それでいて女性のような柔らかい表情です。6躯とも保存がとてもいいです。
 如意輪観音は、向かって左から見た表情が気に入りました。准胝(じゅんでい)観音は、18本の腕の広がりが、まるで花びらのようでした。複雑で彫りが深い衣紋の表現も見事でした。

 傅大士と二童子の像は、ぽん太は初めて見ました。傅大士は名を傅翕(ふきゅう)といい、中国の南北朝時代の居士(在野の仏教徒)。二童子はその子供で左が普建(ふけん)、右が普成(ふじょう)。傅大士は輪蔵と呼ばれる回転式の経蔵を発明した人だそうで、輪蔵の前にこの三尊像が祀られることが多いそうです。この大報恩寺の像も、もともとは北野の経王堂に祀られていたものだそうです。
 院派の院隆の作。童子の笑顔が印象的でした。

 千手観音像は素朴で古風なお姿で、ちょっと彫りも荒い。目鼻が下に寄ったカエル系のお顔。菅原道真が自ら梅の古木に掘ったという言い伝えがあるそうです。

 国宝の本堂に安置された木造釈迦如来坐像(鎌倉時代、重文)は、残念ながら秘仏のため拝観できず。

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2017/08/17

【仏像・展覧会】現存の快慶仏のほどんどが出品「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」奈良国立博物館

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 遅ればせながら、今年の5月下旬、奈良国立博物館に快慶展を見に行ってきたときのご報告。

 快慶 - ウィキペディアを見ると、快慶の作とされている現存の仏像は、全部で42点。そのうち今回なんと34点が出品されており、出てないものを数えた方が早いくらい。さらにウィキペディア番外の「菩薩面」(浄土寺、兵庫)と「菩薩坐像」(伊豆山浜生協会、静岡)の2点もありました。
 これでぽん太はがまだ拝観していない快慶仏は、一挙にわずか6点となりました。

 しかし悲しきはぽん太の狸脳。一度ににこんなに見せられると、芥川の「芋粥」ではないけれど食傷気味となり、印象が重なってあまり記憶が残っておりません。

 狸ながらに思ったことは、運慶・快慶と並び称さられ、躍動的な運慶に比べて快慶は綺麗にまとまっている印象をぽん太受けていたのですが、快慶の出発点が後白河院と繋がっていたことを知り、ちょっと腑に落ちるところがありました。
 また快慶は、法然ら浄土宗教団との関わりも深く、「三尺阿弥陀」と称される小さめの阿弥陀立像を多数作っていることも初めて知りました。作家性を前面に押し出して新しい仏像を作り上げるのではなく、自分を消し去って端正で整った仏像を作ったのは、そうしたことが関係していたのかもしれません。


特別展 快慶 日本人を魅了した仏のかたち

平成29年4月8日〜6月4日
奈良国立博物館 東新館・西新館

・奈良国立博物館のサイト narahaku.go.jp/exhibition/2017toku/kaikei
・読売テレビのサイト ytv.co.jp/kaikei

・出陳品一覧 ダウンロード kaikei_ichiran.pdf (2324.0K)

主な出陳品


重要文化財 弥勒菩薩坐像 京都・醍醐寺 木造 金泥塗・截金 像高111.0 cm 鎌倉時代 建久3年(1192) 快慶作

弥勒菩薩立像 アメリカ・ボストン美術館 木造 漆箔 像高106.6 cm 鎌倉時代 文治5年(1189) 快慶作
  像内納入品 弥勒上生経(みろくじょうしょうきょう)及び宝篋印陀羅尼(ほうきょういんだらに) 紙本墨書 縦25.2 cm 長462.0 cm

重要文化財 四天王立像のうち広目天・多聞天 和歌山・金剛峯寺 木造 彩色・截金 像高[広目天]135.2 cm [多聞天]138.2 cm  鎌倉時代(12世紀) [広目天]快慶作

重要文化財 阿弥陀如来立像 奈良・東大寺 木造 金泥塗・截金 像高98.7 cm 鎌倉時代 建仁3年(1203) 快慶作

国宝 僧形八幡神坐像  奈良・東大寺 木造 彩色 像高85.7 cm 鎌倉時代 建仁元年(1201) 快慶作

重要文化財 阿弥陀如来坐像 広島・耕三寺 木造 漆箔 像高74.0 cm  鎌倉時代 建仁元年(1201) 快慶作

菩薩坐像 静岡・伊豆山浜生協会 木造 漆箔 像高[その1]25.4 cm [その2]26.0 cm  鎌倉時代 建仁元年(1201) 快慶作

重要文化財 阿弥陀如来立像 京都・遣迎院 木造 金泥塗・截金 像高98.9 cm 鎌倉時代 建久5年(1194)頃 快慶作
像内納入品 願文(がんもん)  1紙 紙本墨書 縦31.2 cm 横15.4 cm
        印仏(いんぶつ)・結縁交名(けちえんきょうみょう)  7綴 紙本墨摺・墨書

重要文化財 不動明王坐像 京都・醍醐寺 木造 彩色・截金 像高53.3 cm 鎌倉時代 建仁3年(1203) 快慶作

重要文化財 兜跋毘沙門天立像 京都・青蓮院 木造 彩色・漆箔 像高102.5 cm 鎌倉時代(13世紀)

重要文化財 十一面観音菩薩立像 三重・パラミタミュージアム 木造 漆箔 像高122.4 cm 鎌倉時代(13世紀) 長快作

釈迦如来立像 アメリカ・キンベル美術館 木造 金泥塗・截金 像高81.8 cm 鎌倉時代(13世紀) 快慶作

重要文化財 阿弥陀如来立像 奈良・西方寺 木造 金泥塗・截金 像高98.5 cm 鎌倉時代(12~13世紀) 快慶作

重要文化財 阿弥陀如来立像 京都・極楽寺 木造 漆箔 像高79.5 cm 鎌倉時代 嘉禄3年(1227)頃 行快作
像内納入品 現在過去帳(げんざいかこちょう)  1枚 紙本墨書 縦26.8 cm 横44.7 cm
        嘉禄三年法花三十講経名帳(かろくさんねんほっけさんじゅっこうきょうみょうちょう)  1巻 紙本墨書 縦30.5 cm 長293.2 cm
        過去訪名帳(かこほうめいちょう)  1巻 紙本墨書 縦31.4 cm 長151.8 cm
        阿弥陀如来印仏(あみだにょらいいんぶつ)  1枚 紙本墨摺 縦24.4~24.8 cm 横38.0~38.5 cm

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2017/08/15

【登山】渋御殿湯から中山・高見石を周回(北八ヶ岳)

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 渋辰野湯に泊まった翌日、天気曇りなれど昨日よりやや雲が薄く、雨は降らなさそう。そこで、渋御殿湯から中山峠に登り、高見石を経て、賽ノ河原を通って渋御殿湯に戻るという周回コースを歩くことにしました。ぽん太とにゃんこは、初めて歩くコースです(黒百合ヒュッテ〜中山峠だけ歩いたことあり)。

【山名】中山(2,496m)
【山域】 八ヶ岳・蓼科
【日程】2017年8月3日(日帰り)
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】曇り
【ルート】渋御殿湯9:38…中山峠12:06…中山12:29…12:39中山展望台12:48…高見石13:50…賽ノ河原地蔵14:28…渋御殿湯15:46

(※3D地図や当日の天気図などは「山行記録のページへ」をクリック)
【マイカー登山情報】渋御殿湯に1,000円なりの駐車場あり。その先の廃業した渋の湯ホテルにも駐車スペースがありますが、缶にやはり1,000円を入れる必要があります。

 稜線に出るまでは急登が続きます。しばらく稜線を登ると、だんだん沢を登るような道になってきます。岩がゴロゴロして登りにくいです。

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 この小さなお花はなんなのかな〜。可憐な花でちゅね〜。このハゲ〜〜〜〜!!じゃなかった、リンネソウですね。輪廻じゃなくって、植物学者のリンネの名前がついてるんだそうです。

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 黒百合ヒュッテで小休憩をし、中山峠から北にちょっと登ると、見晴らし台と呼ばれる場所があります。何度も目にする稲子岳。登ってみたいけど、一般向けルートはありません。

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 天狗岳方面を振り返る。途中からガスの中です。

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 中山の山頂はよくわからないうちに通過し、中山展望台に到着。岩がゴロゴロしてるのは、北八ツから蓼科のデフォルトか?昼食休憩にしました。

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 坂を下って高見石へ。岩が積み上げられた不思議な光景。てっぺんから昨日一周した白駒池が見えました。

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 高見石から渋御殿湯に下る道が素晴らしかったです。曇りとはいえ登山客で賑わう北八ツですが、この道は麓と麓を結ぶ道のせいか、ほとんど人に出会いませんでした。
 とにかく一面苔の緑。縞枯れ現象のあとなのか、苔むした太い倒木が地面に横たわり、細めのシラビソが立ち並んでいます。日光を求めて生存競争が繰り広げられており、成長が遅れたものは日光を得られずに枯れております。
 冒頭の写真も、ここら辺りの風景です。

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 やがて賽ノ河原という場所にでます。でっかい石がゴロゴロしていて、歩きにくいことこの上なし。この辺りの地図のコースタイム、距離の割にやけに時間がかかると思ったら、こういう訳だったのか〜。

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 登山者が座っているのかと思ったら、青い毛糸の帽子をかぶったお地蔵さんです。

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 傍に案内板というか、碑文がありました。
 なんでも延宝6年(1678)、本陣問屋当主の小松三郎左衛門が、隣村との山争いに対する藩の裁定に抗議したため、磔刑に処せられました。義人三郎を弔うため、子孫の今右衛門が安永2年(1773)にこのお地蔵さんを造ったんだそうです。
 茅野市内から渋辰野湯、渋御殿湯に向かう湯みち街道(県道191号)の両側に、多くの石仏があるのは知っていたのですが、どこかにお寺でもあったのかな〜と思ってました。その石仏も、お地蔵さんと一緒に造られたということを、ぽん太は初めて知りました。

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 お地蔵さんは、今は毛糸の帽子をかぶって、登山者の安全を守ってくれているのでしょうか。

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2017/08/14

【温泉】奥蓼科温泉郷 渋・辰野館(長野県茅野市)(★★★★★)

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 奥蓼科の渋・辰野館に泊まるのは、11年ぶり3回目。ということは、このブログでご紹介するのは初めてですね。これまでは全部スキーでの利用で、夏は初めて。こんかいこそは、あの冷たい源泉に入ってやるぜ!公式サイトはこちらです。

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 美しい木立に囲まれた重厚な玄関。

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 ロビーは高い吹き抜けになっており、正面にはパノラマのように奥蓼科の森が広がります。その真ん中に渡り廊下。

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 客室は、山荘風の和室。こんかいは節約のためにお安いトイレなしの部屋を選択しました。


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 さて温泉だい!まずは信玄の湯。冒頭の写真ですね。
 上の写真は源泉の浴槽。ドバドバと源泉が掛け流されております。注がれているお湯は透明ですが、浴槽は乳白色に濁ってます。

 さあ、真冬には入れなかった源泉にチャレンジ!うぁ、やっぱ夏でも冷たい。入れるか?入れるか?やっぱりや〜めた。

 無理すれば入れそうでしたが、最近は健康診断でもいろいろと異常を指摘されているぽん太、心臓麻痺でも起こすと大変なのでやめておきました。

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 ということで、加熱した浴槽にざぶん。あ〜温まる。
 こっちのお湯は真っ白ですね。硫黄の匂いがして、舐めるとすっばいです。

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 温泉分析書です。泉温は21.2度です。pHは2.93。強酸性ですね。泉質は単純酸性冷鉱泉です。

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 こちらは半露天風呂の「森の温泉」。外が源泉、中が加熱です。
 あれ?こっちのお湯は源泉が白で、加熱が透明ですね。源泉が違うのかしら?それとも浴槽の清掃の問題?ちとわかりません。

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 こちらは体を洗うカランがついた内湯。タイル張りで、お湯も真水です。

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 さて、お食事もこの旅館の大きな楽しみです。
 まずは基本セット。ニジマス。お豆腐は二種類入ってます。

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 大皿に美しく盛り付けられてお料理が出て来るのは、11年前と同じ。一つひとつ手が混んでますね。左の方のマグロの刺身みたいなのは、トマトを寒天で固めたもの。素材も新鮮です。

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 こりや、飲まないわけにはいきません。地酒も充実しております。市販されてないようなお酒を集めているそうです。

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 信州豚のお鍋です。

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 イワナの塩焼きは、炭火ではないそうですが、水気を飛ばして正しく焼いてあります。

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 夏野菜の天ぷらですね。揚げたてで美味しいです。

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 信州と言えばのお蕎麦も、そば粉の香りが広がって、とっても美味しいです。

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 デザートのアイスクリーム。ぶどうの皮の剥き方ひとつとっても気持ちが行き届いてます。

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 廊下の窓から見えるのは旧館か?いい雰囲気の洋館ですが、これをリフォームして使うのは無理でしょ〜ね〜。

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 朝食も大皿がついて、とても美味しかったです。

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2017/08/13

【ハイキング】奇跡の風景!霧の白駒池(北八ヶ岳)

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 二日間の休みで登山に行きたいところですが、何分天気が不安定。かつ暑いので、低い山はだめ。ということで、八ヶ岳の奥蓼科温泉に宿をとり、天候を見ながら日帰りで歩くことにしました。
 初日は麦草峠に車を止め、白駒池を巡るハイキングとしました。
 麓は高曇りでしたが、八ヶ岳の山頂付近は雲の中。麦草峠から白駒池を目指すことにしました。駐車場に着いたのは昼過ぎで、車の中で昼食をとってからの出発となりました。

【山名】北八ヶ岳
【山域】八ヶ岳・蓼科
【日程】2017年8月2日(日帰り)
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】霧ときどき雨
【ルート】麦草峠駐車場13:16…白駒分岐13:51…(白駒の池反時計回り一周)…白駒分岐14:34…(コーヒータイム)…麦草峠駐車場15:23

(※3D地図や当日の天気図などは「山行記録のページへ」をクリック)
【マイカー登山情報】麦草峠には、20台ほど停められる無料駐車場があります。

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 ぽん太とにゃん子、麦草峠は何度か訪れたことがあるのですが、これまでは全部冬、テレマークスキーを履いてのスノーハイクでしたから、夏に来るのは初めてでした。

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 麦草峠の駐車場に車を停め、白駒池を目指します。冬は真っ白のシラビソ林ですが、今回はいちめん苔に覆われて緑色。乳白色の霧が神秘さを増し、その水分で苔が生き生きしています。

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 あらゆるものを苔が包み込み、静かに分解しています。

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 苔の森。白駒荘の売店で苔図鑑をチラ見してみたら、えらいいっぱい種類があるので、これは深入りしてはたまらんと購入を控えました。

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 小さな白駒池ですが、今日はガスっていて、対岸が見えません。

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 神秘的です。ただ、周囲は、白駒池駐車場から来た団体ツアー客でいっぱいです。

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 緑のグラデーション。

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 珍しいことに、野鳥が近くの枝に止まったまま、なかなか逃げようとしませんでした。ぽん太は野鳥は詳しくありませんが、図鑑をみてみるとメボソムシクイかな?ジュリジュリジュリという鳴き声もあちこちで聞こえていたし。

 霧と雨で最初は盛り下がっていたのですが、素晴らしい光景を見ることができました。

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2017/08/12

【仏像】湯田中温泉の弥勒石仏・世界平和観音・延命煙草地蔵

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 せっかくなので、湯田中温泉の仏様をお参りしました(7月下旬)。

弥勒石仏 石像 大治5年(1130年) 長野県下高井郡山ノ内町平穏
世界平和聖観世音菩薩 聖堂 像高25m 昭和39年(1964) 大悲院 長野県下高井郡山ノ内町平穏2763-1
延命煙草地蔵 石像 享保16年(1731年) 長野県下高井郡山ノ内町平穏2792-4

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 まずは「弥勒石仏」。湯田中温泉の街外れの高台に、緑に囲まれて六角形のお堂が建ってます。入口の鍵を外しで、扉を開けて中に入ることができます。

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 じゃじゃ〜ん。いらっしゃいました。
 石仏といってもレリーフ状ですね。ふっくらしたほっぺに分厚い唇。全体に丸みを帯びて、暖かく優しそうなお姿。右手をあげて「よっ」と挨拶してます(というか施無畏印ですけど)。胸の卍はあとから掘られたものか。
 冒頭の写真のように、右斜め前から見たお顔が、一番いい気がします。

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 案内板です。平安後期の大治5年(1130)に安應聖人によって造られたそうです。

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 続いて、弥勒石仏に行く途中に頭が見えた「世界平和観世音菩薩」です。大悲殿というお寺の庭に建ってます。
 青銅製。高さは25メートルあり、青銅製では日本一の高さだそうです。

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 新しいものでしょうけれど、キッチュさはなくて、なかなか良いプロポーションです。昔のもののように、手が長かったりせず、現代的なスタイル。

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 お顔はおちょぼ口でタレ目ですね。
 ネットの情報によると、昭和初期にこの場所に33mの観音菩薩が建立されましたが、数年後に戦争の供出のために解体。昭和39年(1964)に再建されたのがこの像だそうです。
 大悲殿は200円で内部を拝観できるようですが、今回は省略。内部見学のレポートはこちらの珍寺大道場のサイトが詳しいです。戦前の旧観音像の写真もあります。


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 最後は「延命煙草地蔵」。世界平和観音からちょっと坂を下がったところにあります。

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 お顔はすり減ってしまっています。蓮華座も一体として掘り出されています。緑色の頭巾とよだれかけが珍しいですね。

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 案内板です。昔、遊郭の遊女さんたちがこのお地蔵様にお参りしておりましたが、いつの頃からか線香のかわりにタバコが供えられるようになったんだそうです。
 遊女たちのどのような願いを聞いてこられたのでしょうか。

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2017/08/11

【温泉】湯屋建築が見事。湯田中温泉にあるアットホームな木造旅館。清風荘(長野県山ノ内町)(★★★★)

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 7月中旬、針ノ木岳から下山したぽん太とにゃん子は、筋肉痛の脚を癒すべく、湯田中温泉の清風荘にお世話になりました。公式サイトはこちらです。

 近くの渋温泉には古い街並みが残っているのに対して、湯田中温泉はすっかり開発されてしまって、近代的なホテルが立ち並んでいる印象がありましたが、こんな素朴で落ち着くレトロな和風旅館が残っていたんですね〜。宿のおじさんもとってもアットホームです。
 適度に古い木造建築ですが、内部はきれいに改装されていて、特にウォッシュレットは最新型を設置。無線LANも完備しております。
 お風呂はもちろん源泉賭け流し。湯田中の熱々の湯です。浴室は、内湯の木造の湯屋建築が一見の価値あり。そのほか広々した露天風呂、貸切の桧風呂があります。
 お料理は品数とボリュームは十分ですが、お味はちょっと普通かな。でも、スタンダードプランで約1万円というお値段を考えると、コスパは高いです。
 Booking.comに登録して外国人客を誘致しているようで、実際その日も外国人の一家が泊まってました。一時はちょっとさびれかけていた旅館を、いま盛り返そうとしていると言う感じで、応援の意味も込めてぽん太の評価は堂々の4点です。まだまだこれから進化しそうな宿。湯田中温泉って近代的なホテルばっかでしょ……と思っている人に、ぜひオススメします。

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 湯田中駅から徒歩2分という近さですが、ご覧のようにこじんまりとした和風旅館です。

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 客室も、きれいに改装された和室です。建具なども、新しいものですが、凝ったものが入ってます。
 トイレには最新型のウォッシュレットを装備。ただエアコンは古くて、ガムテープで止めてありましたがガタガタいってました。新たな進化中のこの宿、次はエアコン交換をお願いします。

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 いいですね。

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 いいですね。

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 タイルのレトロな洗面台も、いい味を出してます。


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 さて、温泉ですが、湯屋建築の内湯(平安風呂)がなかなかの高得点です。美しい木造建築です。重厚さはなくて、ちょっと軽い感じで、温泉らしい華やかさもあります。ガラス戸の四隅の飾りも利いてます。

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 内部も木造かと思いきや、床と浴槽はレトロなタイル張りとなっております。これはこれで大正ロマン風でいい感じですね。

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 天井は、湯気抜きのところが高い吹き抜けとなってます。一階の屋根がRになってるのもいいですね。

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 お湯は……とにかく熱いです!! 泉温52度と書いてありますが、そんなもんじゃないと思います。「熱いので水でどんどんうめてください」と言うのですが、ホースでちょろちょろ水を入れてもなかなかぬるくならないです。宿のご主人の話では、湯田中温泉の源泉は最近温度が上昇してるんだそうです。
 無色透明のお湯。匂いはありませんが、なめるとちょっと苦甘いです。泉質は単純泉。pH7.88とほぼ中性です。

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 こちらは平清露天風呂。広くて気持ちいいですが、やはり熱いです。左下に写っているホースで水をいれても、この広さですから温度はさがりません。浴槽の角の部分だけぬるくして、ちょっとだけ入りました。ホームページには、中央の志賀高原の天然石にお酒を置いて一献いかがですか、と書かれておりますが、とても中央の石に到達することはできません。

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 こちらは信山桧風呂。半露天の貸切風呂です。
 このお風呂は浴槽が小さいので、うめることができます。お客さんはだいたいこの風呂を利用しているようで、前の人がうめてあるので、そのあと熱くなってても、ちょっとうめると入ることができます。肩までゆっくり浸かれる唯一のお風呂です。

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 さ〜てお食事です。これに天ぷらと、お食事がつきます。
 ボリュームと品数は十分ですが、一つひとつの味わいがいまひとつな感じがするのは、スタンダードプランの一泊ほぼ一万円というお値段を考えると仕方がないところか。ぽん太の好みからすると、もっと地元の食材を使うとか、山菜料理とか、一工夫をお願いしたいところです。

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 朝ごはんは、旅館の普通の朝食です。

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 さて、お隣の渋温泉では外湯を一般観光客に開放しているのに対して、ここ湯田中温泉では外湯は地元住民用となっていて、観光客は原則入浴できません。外湯を利用する唯一の方法は、湯田中の旅館に泊まることで、そうすると近くの外湯の鍵を無料で貸してくれるのです。この貴重な機会を利用しない手はありません。
 清風荘さんでは、めでたくも鶴の湯と亀の湯という二つの外湯の鍵を貸していただけました。まずは鶴の湯。こじんまりとして風情のある湯屋ですね。

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 タイル貼りの細長い浴室に細長い浴槽。清掃直後でお湯が溜まっておらず、入浴はできませんでした。

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 続いて亀の湯。横羽目板張りの外観がいいですね。

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 浴室はとても広くて、白っぽいタイルが美しいです。浴槽は小さめ。もちろんアツアツです。
 なんとか入ろうとホースで水を入れていたら、地元の人が入ってきたので、「すみません、水を入れていいですか?」と聞いたら、「どうぞどうぞ、熱いですからね〜」とのこと。しかしそのおじさんは、浴槽のお湯を洗面器ですくってジャバジャバ頭にかけて洗ってました(カランはありません)。

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2017/08/10

【登山】白いコマクサ見〜つけた。針ノ木雪渓を登って蓮華岳

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 三大雪渓のうち、これまで唯一歩いたことがなかった針ノ木雪渓に行ってきました。ちなみに他の二つは、白馬大雪渓と劔沢雪渓ですね。
 日本の上に停滞していた梅雨前線が、ブチ切れて消えてなくなるという天気図。大気が不安定で、雪渓の上部で土砂降りになりました。
 しかし神様が哀れんだのか、翌日は快晴。針ノ木と蓮華の両方に登る時間はなかったので、コマクサが咲いているという蓮華岳を選択。コマクサが満開でそこかしこに咲き乱れておりました。白いコマクサも見つけましたよ。

【山名】蓮華岳(2,799m)
【山域】白馬・鹿島槍・五竜
【日程】2017年7月18日〜19日
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】(7/18)曇りのち雨、(7/19)晴れ
【ルート】(7/18)扇沢駅9:13…大沢小谷10:49…14:38針ノ木小屋
(7/19)針ノ木小屋6:35…蓮華岳8:10…針ノ木小屋9:14…大沢小屋11:40…12:38扇沢駅

(※3D地図や当日の天気図などは「山行記録のページへ」をクリック)
【マイカー登山情報】扇沢駅の少し手前、左側に広い無料駐車場があります。ここが満車だと、有料駐車場(1000円成り)に停めるしかありません。

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 扇沢から登り始めてすぐのところに咲いていたイチヤウソウです。

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 ショウキランです。葉緑素を持たずに菌類に依存する腐生植物ですが、とってもきれいですね。

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 針ノ木雪渓の下部が見えてきます。稜線付近は雲の中。

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 いくつか沢を越えながら、雪渓に近づいていきます。

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 大沢小屋で一休み。

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 雪渓の下部に到着。アイゼンを装着して登り始めます。

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 ひたすら雪渓を登ります。途中、夕立のような激しい雨に会いました。


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 雪渓の最上部がちょっと悪くて、ルートファインディングに戸惑いました。

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 キヌガサソウです。中心が半分実になっちゃってるようなのが多く、このようにフレッシュな花にお目にかかるのは久しぶりです。

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 針ノ木小屋に到着。海の日の連休の後で、しかこんな天気だというのに、けっこう混雑しておりました。針ノ木小屋の宿泊は2回目ですが、感じのいい山小屋。バイオトイレが新設されておりました。


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 翌朝は、神様が哀れに思ったのか、一転して晴れました。南側、北葛から船窪に続く稜線です。

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 北側、針ノ木岳から爺ヶ岳に続く稜線に朝日が当たります。雲も、太陽が上がってきたら消えそうな感じです。

 針ノ木と蓮華の両方に昇る時間はなさそうで、針ノ木はまだ途中が雪に覆われており、蓮華はコマクサが咲いているとのことなので、蓮華岳をピストンすることにしました。

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 朝日を逆光に受ける蓮華岳方面。山頂は見えてません。

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 地形と残雪が生み出した抽象絵画。

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 振り返ると、ガスが晴れて針ノ木岳がすっかり見えています。

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 右に視線を移すと、爺ヶ岳に続く稜線上に、剱岳が姿を現しました。さすがにすごい迫力です。

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 お〜っ。槍様も見えてきた。可愛いコマクサと一緒にハイ、ポ〜ズ。

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 南西方向には、4つのカールを並べて壁のように立ちはだかる、薬師岳です。この存在感もすごいです。

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 地面には可愛らしいコマクサくん。

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 蓮華岳の山頂が近づいてきました。

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 地面には可愛らしいコマクサくん。

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 にゃん子が白いコマクサを発見!!あんたはエライ!

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 針ノ木小屋まで戻って、針ノ木雪渓を下山。

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 天気も良く、大勢の人が雪渓を登っておりました。
 なんか雪渓の上登り下りって、同じ筋肉をずっと使うせいか、すごい筋肉痛になりました。

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2017/08/09

【温泉】究極のうなぎの湯をぜひ味わうべし。中山平温泉 琢琇(たくひで)(宮城県鳴子温泉)(★★★★)

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 6月末、ぽん太とにゃん子は、ぬるぬるの「うなぎの湯」で有名な琢琇(たくひで)に泊まってきました。宮城県は鳴子温泉郷の中山平温泉にあります。公式サイトはこちらです。

 日本秘湯を守る会の会員宿ですが、建物も新しく、食事も豪華で、立派な高級旅館です。しかし鄙びた宿が好きなぽん太の評価では、立派な高級旅館は大きく減点となりますhappy01。でも、この「うなぎの湯」は、温泉ファンなら一度は入る価値あり!アルカリ性が強いだけでなく、他の成分も多く、しかも源泉掛け流しで入れます。ということでぽん太の評価は4点!

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 日本秘湯を守る会の会員宿ですが、とても立派な門構え。

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 まずはウェルカムところてんのお出迎え。わ〜、ところてん食べるのって何十年ぶりだろう。夏を先取りしたかのような暑い日だったので、とっても美味しかったです。

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 この宿の売りは、なんといっても「うなぎの湯」と称されるぬるぬるの美人の湯。複数の自家源泉から汲み上げたお湯を、加水・加温なしの源泉掛け流しで楽しむことができます。しかも浴室は、内湯、露天など、あわせて九つもあるんです。
 上の写真は「亀の湯」です。うわさにたがわずぬるぬるです。わずかに緑がかったお湯で、匂いは感じないのですが、なめると少し硫化水素臭がします。

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 温泉分析表です。源泉名は白須5号。写真には写っていませんが、泉質は「含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉」で、泉温はなんと100度です。
 ぬるぬるの美人の湯というと、アルカリ性の泉質ということになりますが、ここのお湯はpH9.2とかなりのアルカリ性です。またそれ以外にも、炭酸水素イオン(HC03-)が287.0mg/kgも含まれています。
 
 ちなみに、ぽん太がこれまで入ったアルカリ性の温泉をいくつか調べてみると、おそらく一位は山梨県山梨市の日帰り入浴施設の「はやぶさ温泉」(公式サイト)で、なんとpH9.95!!!。第二位は栃木県の川俣湖温泉 上人一休の湯(栗山郷旅サイト)のpH9.6です。
 ただ、ここ琢琇の湯は、単にアルカリ性が強いというだけでなく、硫黄や炭酸水素イオンなども豊富に含まれているのがいいですね。

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 こちらは男女別の内湯の長生の湯。

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 温泉分析表です。源泉は「新1号源泉・新2号源泉混合泉」。これもpH9.4となかなかのアルカリ性。泉温は67.9度。「掘削自噴」と記されてますね。
 ちょっと気になるのは、湧出量のところに、「蒸気泉のため測定不能」と書いてあること。蒸気泉というと、箱根などで行われている、火山性の蒸気を水に通して、人工的に作った温泉(造成温泉)を思い浮かべますが。
 琢琇のお湯が、こうした造成温泉なのか、それとも蒸気を伴ったお湯が出ているのか、ぽん太にはちとわかりません。

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 温泉分析表の下半分です。泉質は「含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉」で、亀の湯と同じですね。

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 長生の湯は、混浴の露天風呂につながってます。

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 こちらは男女入れ替えの石橋(しゃっきょう)の湯。大きな石をくり抜いて作ったものです。

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 そしてこちらが芍薬の湯。

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 樽状の小さな露天風呂がついてます。


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 夕食は彩りも美しい華やかな会席料理。

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 お品書きです。

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 宮城県のブランド豚、伊達桜ポークの陶板焼き。粒味噌が乗ってます。

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 揚げたての天ぷらもおいしそ〜。

Img_5766 利き酒セットもいただきました。

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 〆はタケノコご飯です。

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 朝食もなかなか豪華でした。

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