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2018/03/25

【仏像】本尊阿弥陀如来など@西念寺(京都府木津川市)付:回復地蔵(貝吹地蔵)

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 京都府は木津川市にある西念寺を訪問。
 『万葉集』や『古今和歌集』にも記されている鹿背山(かせやま)の中腹にあり、いにしえは浄勝寺と呼ばれておりましたが、江戸時代に西念寺と改称され、現在に至っているそうです。
 また鹿背山には中世に城郭が築かれていたそうです(木津川の文化財と緑を守る会)。

【寺院名】西山浄土宗 鹿山(かせやま) 医王院 西念寺(さいねんじ)
【公式サイト】https://rokuzan.jimdo.com
【住所】京都府木津川市鹿背山鹿曲田65
【拝観日】2018年3月6日
【拝観】通常は本堂は非公開。薬師堂は扉の小窓からの拝観となる。期間限定で公開されるようだが、時期は要問い合わせ。駐車場はありません。
【仏像】
本堂
  本尊阿弥陀如来坐像 像高89.77cm 江戸時代
  阿弥陀如来坐像 像高56.3cm 平安後期
  善導大師坐像
  法然上人坐像
薬師堂
  薬師如来坐像 像高50.7cm 平安後期 府指定
  日光・月光菩薩立像
  十二神将
近所
  回復地蔵

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 大ぼけコンビのぽん太とにゃん子、何も考えずに西念寺を訪れましたが、お寺の人は不在。どうしようかと悩んでいたところに、ちょうど住職さんが帰宅。拝観を申し出ると、普段は仏様は公開していないとのこと。ところが、わざわざ東京から来たぽん太とにゃん子を哀れんだのか、御本尊にだけお参りさせて下さいました。説明もしてくださり、とってもお優しい住職さまでした。

 江戸時代に作られたという阿弥陀さまは、ちょっとキョトンとした表情で、どちらかというと魚顔の、お優しいお顔。
 ご本尊の向かって右奥に三体の坐像があり、右から善導大師、阿弥陀如来、法然上人。阿弥陀さまは今のご本尊が作られる以前のご本尊だったそうですが、平安後期の作風だそうで、古風でこれまたお優しい表情の、いい阿弥陀様でした。善導大師が帽子(名前は忘れました。水冠かな?)を被っているのがちょっと珍しいそうです。
 お写真は、ネットで探しましたがちょっと見当たらないです。

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 こちらは薬師堂です。さすがにこちらまで開扉はしていただけず、扉の小窓からの拝観。仏様のお写真は例えばこちらにあります(関ジャニ丸山さんが顔まね披露 西念寺の十二神将像|朝日新聞DIGITAL)。

 厨子の扉は開いていて、中に小ぶりな薬師如来さま。こちらも穏やかな表情です。両脇に日光・月光菩薩、逗子の外側に十二神将がいるのがわかりますが、あまりよく見えませんでした。

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 鐘楼の鐘は、戦争中に供出させられそうになりましたが、当時の住職が、村人に時を知らせる大切な鐘であることを説明し、供出を免れたそうです。
 樹皮が付いたままの丸太の撞木が珍しいですね。
 お寺のお庭も端正に手入れされていて、住職さんのお人柄が伝わります。


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 住職さんに教えていただき、お寺のすぐ近くにある磨崖仏のお地蔵さんを拝観しました。苔の緑が美しいですね。

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 左手に持っている宝珠が法螺貝のように見えるので、貝吹地蔵(かいふきじぞう)と呼ばれるようになり、転じて回復地蔵とも呼ばれているそうです。
 南北朝時代の作といわれているそうですが、保存状態がよく、笑顔が素敵です。

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 西念寺の近くで見かけた家。ブルーの瓶(?)が埋め込まれており、ちょっと不思議な建物です。

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