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2018/03/20

【仏像】外人が気づかず素通り!木造金剛力士像@東大寺南大門、奈良県

 東大寺を歩いていたら、なにやらでっかい門が……。をゝ、これは南大門ではないか?とうことは、この中には仁王様が……をゝ、あったあった!ということで見てきました。

 前回見たのはいつだったか覚えていないくらいの昔。その後仏像に興味を持ち、写真はなんども見てるけど、さすがに実物は迫力があります。そんじょそこらの寺の、なまはげだかなんだかわからない仁王様とは違います。
 外国人観光客が、けっこう気がつかずに素通りしているのが残念。景観保護のためかもしれませんが、外人さんでもわかるような案内板が欲しいところ。


【寺院名】華厳宗大本山 東大寺 南大門
【公式サイト】http://www.todaiji.or.jp/contents/guidance/guidance8.html
【住所】奈良県奈良市雑司町406-1
【拝観日】2018年3月7日
【拝観】常時可能。拝観無料。
【仏像】木造金剛力士立像 木造 像高8.4m 建仁3年(1203年) 運慶・快慶他 国宝

Img_8265
 まずは向かって右の吽形……と言われてアレ?と思った人は、仏像の通ですね。通常は向かって右が口を開けた阿形で、左が口を閉じた吽形になっていますが、東大寺南大門では逆ですね。
 東大寺の仁王様にはもう一つ珍しい特徴があって、それは互いに向かい合っているということです。普通は両方とも手前を向いております。こうした理由については、ぐぐるといろいろ書かれていますが、実のところはよくわかりません。
 腕や体をひねってダイナミックなポーズで、衣服もなびいてます。勢いよく動いている一瞬を写真で捉えたかのような造形。もちろんカメラなどない鎌倉時代の作。
 写実性と、造形的な様式性が、見事なバランスで入り混じっています。


Img_8266
 こちらが吽形です。ぐっと重心を下げ、どっしりとしたお姿。ダイナミックさには欠けますが、バランスが良く、力が漲っています。

 二体の金剛力士像は、運慶が指揮をとって制作されましたが、二体の作風の違いから、誰がどれを造ったのか、さまざまな説がありました。以前は阿形が快慶、吽形が運慶が主になって作られたとされ、いや、動きのある阿形が運慶だろう、などという人もいたりしました。1988年から1993年にかけて行われた解体修理で、阿形から運慶、快慶の名が、吽形からは定覚、湛慶らの名前がみつかりましたが、どのように役割分担したかはいまだに議論が続いているそうです。

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