【温泉】湯屋造りの内湯は正に芸術品!!清風館(長野県野沢温泉)(★★★★)
2月下旬、ぽん太とにゃん子は野沢温泉スキー場にスキーにでかけ、清風館に宿を借りました。
外観は普通のスキー旅館ですが、源泉かけ流しの湯屋造りの内湯が温泉遺産に匹敵する素晴らしさで加点となります。お料理も、地元の食材を使った家庭料理を基本に、創作系も加わって、ボリュームも満点。若い人にも十分な量です。ぽん太の評価は堂々の4点。
こちらが宿の公式ホームページです。
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さて、この宿の売りは、湯屋建築の温泉です。
外観の写真は、どこから見えるのかよくわからず、撮ることができませんでした。宿のホームページをご覧ください。
上の写真は、脱衣所への入り口。レトロでいいですね〜。ちゃんと男女別になってます。男湯は広めでひょうたん型、女湯は狭めで楕円です。
天井の高い木造の湯殿です。これで木製の湯船だと古風な感じですが、タイル張りのやわらかい曲線を描いたひょうたん型の湯船であるため、和洋折衷の大正ロマンっぽい味わいがあります。
ひょうたんの先端部分の造形。素晴らしいですね。岩のような部分からお湯が流れてきます。
朝日が差したところ。現代建築(隈研吾設計)と言っても誰も疑わないのではないでしょうか。
格子を通った光が湯気にあたって、空間に線条を描き出します(写真を拡大しないと見えないかと思います)。光の芸術です。
お湯は、近くの麻釜(おがま)のお湯を引いていて、もちろん源泉掛け流し。ほっとくと無茶苦茶熱くなるので、水でうめて入ります。無色透明で少し硫化水素臭があります。薄茶の綿状の湯の花が舞い、まさに温泉らしいお湯です。
夕食は基本は家庭料理ですが、ボリュームがあり、若い人でも満足できるでしょう。馬刺しが柔らかくてとっても美味しかったです。
野沢菜の煮物は地味な一品ですが、ぽん太は初めていただきました。そろそろ新しい野沢菜が取れるので、昨年仕込んだ野沢菜をどんどん使い切る時期なんだそうです。
お味噌汁がわりのキノコのポタージュも美味しゅうございました。
野沢温泉スキー場、快晴で素晴らしい天気でした。富士山が見えたと思ったんだけど、いま写真を見返しても写ってない。幻でしょうか。
とにかく外人だらけなのにびっくり。8割が外人でしょうか。まるで外国のスキー場に来ているような雰囲気でした。
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