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2018/06/11

【仏像】薬師かどうか謎が残る。菩薩形立像・常念寺(京都府精華町)

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 昨年の11月、京都非公開文化財特別公開を利用して、京都とはいっても奈良に近い南山地域にある、常念寺の菩薩形立像を拝観して来ました。


【寺院名】融通念仏宗 常念寺
【公式サイト】みつかりません。
【住所】京都府相楽郡精華町大字祝園小字神木段55
【拝観日】2017年11月3日
【拝観】要事前連絡。ぽん太は秋の京都非公開文化財特別公開で拝観しました(拝観料800円)。
【仏像】
 菩薩形立像 一木造 像高179.5cm 平安時代前期 重要文化財
【写真】
観仏日々帖
【動画】


 ほぼ等身大で、どっしりとした、力強いお姿です。お顔もふっくらとして、鼻や唇がぼってりしていて、顎がコブのようになってます。目は細く、ちょっと外国っぽい感じがします。平安後期の女性的な菩薩のお姿とはまったく異なります。
 両眉がつながっている表現や、衣が膝の前で複雑に絡み合っているあたりも、特徴だそうです。
 元々は、常念寺の北にある祝園(ほうその)神社の薬師堂に薬師菩薩として祀られていたそうです。薬師如来ではなく、薬師「菩薩」というのが珍しいですね。当時は、江戸時代に作られた、薬壷を持った左手が付けられていたそうですが、昭和25年の修理の時に現在の左手に作り変えられたそうです。現在も、薬師如来の眷属である十二神将を従えてます。
 もともとは神仏習合思想のなかで、神様を菩薩として表現したものだそうです。本来の左手がどうだったかは、議論が続いているそうです。

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