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2018/07/04

【登山】アヤメ満開直前! 櫛形山(山梨県)

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 アヤメで有名な櫛形山。動物の食害や人間の●●でアヤメがほとんどなくなってしまったと聞いて敬遠しておりましたが、裸山周辺の群落が花盛りと聞いて、行ってまいりました。
 いつの間にやら山頂近くに池ノ茶屋駐車場が整備されていて、メインの登山口となっているようです。なんで池ノ茶屋? 昔は街道があって、茶店でもあったのでしょうか? よくわかりません。

【山名】櫛形山(くしがたやま)(2052.2m)、裸山(はだかやま)(2003m)
【山域】甲信越
【日程】2018年6月29日(日帰り)
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】晴れ一時雨
【ルート】池ノ茶屋登山口10:44…櫛形山11:31…裸山12:32…アヤメ平(昼食)13:11…(トレッキングコース)…池ノ茶屋登山口14:52

大きな地図や3D地図は、「山行記録のページへ」をクリック。
【マイカー登山情報】池ノ茶屋登山口には40台ほど停められる舗装された立派な駐車場あり。清潔な簡易トイレもある(水場はなし)。
 途中の林道はかなり整備されており、ほとんど舗装されているが、一部細くてすれ違い困難なところも多いので、運転には注意が必要。道路の案内板も整備されてますが、平林集落のところから左の細い道に入っていくところが少しわかりにくかったです。

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 ダケカンバの巨木。これに限らず、根元近くで幹が分かれ、曲がりくねった大木が多いです。雪がそんなに多いとも思えませんが。

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 こちらはカラマツだそうですが……。

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 魚の骨のようになったカラマツ。

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 根元で枝分かれしてロウソク立てのように見えるカラマツ。
 運び出しやすいように雪が積もっている時期に木を切り倒すと、そこからひこばえが伸びて、地面からちょっと高いところで枝分かれした樹形になると聞いたことがありますが、これもそんな感じかしら?

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 林のなかにぽっかりとあいたフキの平地。

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 櫛形山の名物は、アヤメともうひとつはサルオガセ。木の枝にぶら下がって幽霊感をただよわせる、とろろ昆布みたいなあいつです。

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 拡大するとこんな感じ。

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 ありゃりゃ、こんな人工物にも生えている。いったいサルオガセって何モノ? どうやって増えんの?

 ぐぐってみると、地衣類(ちいるい)というものに属するそうで、菌類が藻類を共生させて、自活できるようになったものだそうです。
 つまり一般に菌類というと、キノコみたいに腐った木とかに生えて、その養分を利用して生活しておりますが、地衣類は体内に取り込んだ藻類に光合成をしてもらって、その生産物で生活ができるんだそうです。
 よく岩肌に密着して色が変わってるみたいな、カビのようなコケのようなものも地衣類だそうです
 増えかたとしては、胞子を飛ばす有性生殖と、体の一部を粉状にして飛ばす無性生殖があるそうです。どちらの方法でこの写真のロープにたどり着いたのかは、ちとわかりません。
 サルオガセという名前の由来ですが、漢字では猿尾枷、あるいは猿麻桛と書くらしいです。猿尾枷は、手枷足枷ならぬ尾枷? 麻桛は、麻の糸を枠に巻き取ったものだそうですが、こちらの方が分かりやすいですね。

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 駐車場から櫛形山山頂まではあっという間に到着(写真の順序は前後してます)。

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 裸山に近づくと、ありましたありました、柵に囲われたアヤメの群落が……。なるほど、この柵で鹿(や人間)からアヤメを守ってるんですね。

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 けっこう立派な群落です。まだ筆状のつぼみがおおいですから、もっと咲くんでしょうね。

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 アヤメ、ハナショウブ、カキツバタの区別は大丈夫ですか? いろいろなサイトに書いてありますが、「アヤメは網目」と覚えましょう。花びらの付け根のあたりが網目模様になっていたらアヤメです。ハナショウブはアヤメの園芸品種で花びらの根元は黄色、カキツバタは湿地に生えて花の根元は白です。

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 テガタチドリが咲いてました。

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 下草のシダが美しいです。

 アヤメ平からの帰り道は、トレッキングコースを選びましたが失敗でした。櫛形山の西斜面を通るということで、南アルプスを眺めながら歩けるのかと思ったら、ほとんどカラマツ林に覆われておりました。また、道がまるで高尾山周辺のように完璧に整備せれており、ちょっと退屈。そのくせ一回大きく下って、また登り返さないといけません。
 さらに最後の池ノ茶屋駐車場近くの北岳展望デッキまでは車椅子が入れるようになっているのですが、そのため非常になだらかな傾斜のつづら折りが延々と続きます。ぜひ、登山客のためのショートカットを作って欲しいです。それにこの道、実際に車椅子を押してきたら、介助者が死にそうになるんじゃないかな〜? ちと心配です。

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 北岳展望デッキの近くに鹿がいました。こらっ!おまえ、アヤメ食ったろ(-_-メ)。 なんだか登山客に慣れている様子。

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