« 【旅館】これはすごい。究極の大正レトロ!・最上屋旅館@山形県酒井市(★★★★★★) | トップページ | 【温泉】肘折温泉 松井旅館(山形県)(★★★★) »

2018/09/22

【仏像】羽黒山五重塔・羽黒三所大権現秘仏公開

Img_0545

 羽黒山で、国宝五重塔の内部が明治以降初公開、羽黒三所大権現の秘仏が本邦初公開と聞き、拝みに行って来ました。

 

【神社名】出羽三山神社 出羽神社(いではじんじゃ)(羽黒山)
【公式サイト】http://www.dewasanzan.jp/publics/index/55/
【住所】滋山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7
【拝観日】2018年9月18日
【拝観】特別拝観は、平成30年に引き続き、平成31年4月27日から令和元年11月30日まで行われております。拝観料は共通券700円。
【仏(神)像】
五重塔
 大国主命
儀式殿
 大日如来坐像
 阿弥陀如来立像
 観音菩薩立像

 不動明王立像及二童子
 弁財天坐像
【写真】すぐ消されると思うので、見るならいまのうち。
https://niigata-kankou.or.jp/experience/41421#



Img_0532

 隋神門の近くの駐車場に車を停め、五重塔を目指して参道をすすみます。

Img_0537

 延々と続く石段のひとつに、盃型の絵があります。石工の落書きでしょうか。他にもあるそうですから、みんなも探してみよう!

Img_0542

 爺杉です。樹齢約1000年で、国の天然記念物に指定されております。昔は近くに婆杉もあったそうですが、明治時代に台風で倒れてしまい、現在は一人暮らしです。

Img_0548

 明治以降一般公開は初という五重塔内部。まずお祓いをしてもらってから見学します。一層の内部はぐるりと回ることができ、次に二層の内部を覗き込み、構造等を見ることができます。
 一層には仏像はなく、大国主命が祀られております。どんな像だったかは忘れました。神仏分離以前は、正観世音菩薩、軍荼利明王、妙見菩薩が祀られていたそうで、これらは現在は、隋神門からやや北にある正善院黄金堂に安置されているそうで、特別公開があったら拝観してみたいです。あとは、小野道風作筆の扁額などがありました。
 二層を除くと、心中などの内仏構造が見れます。柱を葛でしばってあるのが見えました。

Img_0563

 せっかくなので、ダイエットもかねて、長い石段を登って出羽神社へ向かいました。とちゅう石段から分岐するこの道の先は南谷と呼ばれ、江戸時代には紫苑寺という寺があり、松尾芭蕉が奥の細道の旅で逗留したのは、ここだったそうです。

Img_0553

 山頂に到着! 三神合祭殿ですが、大きすぎて写真に入りません。
 この建物の右側で秘仏が公開されておりました。結構小さいです。
 中央には組物で支えた屋根のある立派な厨子があり、その中に三尊が祀られております。中央が大日如来、向かって右に阿弥陀如来、左に観音菩薩です。厨子の向かって左には、厨子に納められた弁財天の坐像、右には不動明王が二童子を従えております。
 厨子の内部は、一体として作られた感じで、台座の上に雲のようなものが漂い、その上に大日如来が座っており、後ろには光背があります。大日如来の像高は30cmくらい。坐像で宝冠をかぶり、智拳印を結ぶ金剛界のお姿です。阿弥陀如来と観音菩薩は立像で、大日如来よりもさらに小さく、三尊像の形です。阿弥陀如来は両腕を肘から曲げておりますが、印相はよく見えませんでした。観音菩薩は右手は施無畏印で、左手は肘から曲げて胸のあたりに置かれておりました。全体に金箔が施されていますが、大日如来は黒い下地の露出が多いようです。
 弁財天は、色白の美しい女性の姿だが、八臂のお姿です。
 不動明王が、二童子を引き連れておりました。台座の上に一体に作られており、彩色が残っております。

 パンフレットによると、文化8年(1811年)に出羽神社が火災で焼失した時、衆徒天羽又兵衛が田地を売って大金を寄進し、再建に貢献しました。そこで別当の覚諄は又兵衛に大日如来・阿弥陀如来・観音菩薩の3躯と、不動明王・弁財天の像を与え、再び火災で焼失した際には、この仏像を本尊として祀るように伝えました。今回公開されたのは、この像だそうです。
 ということは、再建された時の御本尊は、火事か何かで無くなってしまったということか?ぽん太にはよくわかりません。

 

 登山付きのぽん太とにゃん子としては、ついでに羽黒山の山頂(最高地点)を制覇しようかと思いましたが、めんどくさいのでやめました。

|

« 【旅館】これはすごい。究極の大正レトロ!・最上屋旅館@山形県酒井市(★★★★★★) | トップページ | 【温泉】肘折温泉 松井旅館(山形県)(★★★★) »

思想・宗教」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 【旅館】これはすごい。究極の大正レトロ!・最上屋旅館@山形県酒井市(★★★★★★) | トップページ | 【温泉】肘折温泉 松井旅館(山形県)(★★★★) »