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2018/09/06

【仏像】国宝・重文の平安仏がいっぱい 勝常寺(福島県湯川村)

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 8月下旬、ぽん太とにゃん子は福島県は会津若松の北にある、勝常寺にいってきました。

 

 

【寺院名】真言宗豊山派 瑠璃光山 勝常寺
【公式サイト】なさそうなので、福島県湯川村のサイトにリンクしておきます。
http://www.vill.yugawa.fukushima.jp/kyouikuiinkai/historic.html
【住所】福島県河沼郡湯川村勝常代舞1764
【拝観日】2018年8月22日
【拝観】要事前連絡。冬季とお盆は拝観できません。拝観料は忘れました。
【仏像】 ◉国宝 ◎重文 △村指定
 ◉木造薬師如来及び両脇侍像
    中尊 割矧造 平安前期 薬師堂安置
    脇侍 ケヤキ 一木造 平安前期 収蔵庫安置
以下、収蔵庫安置
 ◎木造十一面観音立像
 ◎木造地蔵菩薩立像(延命地蔵尊) ケヤキ 一木造 平安前期
 ◎木造聖観音立像 ケヤキ 一木造 平安前期
 ◎木造四天王立像
 ◎木造地蔵菩薩立像(雨降り地蔵尊)ケヤキ 一木造 平安前期
 ◎木造天部立像(伝虚空蔵菩薩蔵) ケヤキ 一木造 平安前期
 △木造徳一菩薩坐像 ケヤキ 一木造 平安前期 写真
 △木造不動明王立像 写真
 △木造十二神将立像 室町初期 写真
中門
  仁王像
【写真】上記の湯川村のページに、国宝・重文の仏様すべての写真があります。

 

 

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 まずは仁王様から。これは素朴滑稽系ですな。藁の腰蓑と、レッグウォーマーを着けれるのがめずらしいです。

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 仁王様がいる中門の屋根は、竹やカヤを縄で縛って組んであります。屋根は現在は銅板ぶきですが、以前は茅葺だったのでしょう。

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 こちらが薬師堂。国宝です。元々は講堂でしたが、現在は薬師堂として、国宝の薬師三尊を安置しております。室町時代初期に再建されたものだそうです。ピンと反り上がった屋根が美しいです。

 薬師如来は、がっしりとして、圧迫感があります。衣紋の堀が深く、衣が両肩や足先にまでかかっていることもあって、体全体が渦巻いているかのようです。翻波式が見て取れます。威厳あるお顔で、目は二重、額が狭く、白毫がありません。肉髻が高く、螺髪が大きめです。舟形の光背も当初のものと言われておりますが、七仏薬師は失われ、ひとつだけ飛天が付いてます。

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 脇侍の日光・月光菩薩は収蔵庫にいらっしゃいます。中尊と対照的で、ほっそり柔らか。おちょぼ口で顎を引いております。

 十一面観音さまは、像高2mを越え、非常の伸びやかな仏様。顔がなぜか小さいです。

 地蔵菩薩立像が二躯あります。延命地蔵尊と呼ばれている方は大きくて伸びやかな像。顔が彫り直されて閉まっているのが残念。
 雨降り地蔵尊の方は、やや身を屈していてお顔が下を向いています。赤子のような表情。胸から腹が朽ちているのは、雨乞いの儀式に使われたからだそうです。

 聖観音は、おへそが出ているのが珍しい。

 天部立像は、貴族の姿が珍しいですが、顔などは手を加えられてしまっているそうです。

 四天王は、小さめながらどっしりとしています。アゴにたっぷり肉を蓄えたお顔がすごい。三躯しか展示されておらず、広目天さまは国立博物館に寄託されているそうです。

 十二神将はキャラは立っているが、動きや迫力に乏しい。徳一菩薩坐像は素朴。

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