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2018/11/09

【コンサート】辻井伸行×アシュケナージ、アイスランド交響楽団

 話題の辻井伸行くんの演奏を、初めて聴きに行きました。

 曲目はショパンのピアノ協奏曲第2番。冒頭のオーケストラの演奏のあいだ、気持ちが高まっているのか、辻井くんはブルンブルンと首と状態を振っていました。しかも音楽のテンポと一致していないのが凄いところ。凡人ではテンポが合ってしまいます。
 いよいよピアノの登場。どういう音を出すのか耳をそばだてます。聴こえてきたのはとても暖かく、一つひとつの音を大切にした演奏でした。細かい装飾や早いパッセージを弾き流しすことなく、すべての音が大切にされているように感じました。ひとつには辻井くんの目が見えないことと関係しているのかもしれませんが、なによりも彼の人柄を反映しているように思われました。とても素晴らしかったです。
 舞台に出入りする時、指揮棒を口にくわえたアシュケナージが前になって、電車ごっこみたいな感じで行き来するのも微笑ましかったです。
 アンコールはショパンの「レント・コン・グラン・エスプレッシォーネ」。ショパンの死後に発表されたこの曲は、ショパンの姉がピアノ協奏曲第2番を練習するために書かれたと言われており、この協奏曲のモチーフが使われているので、なかなかうまい選曲でした。

 シベリウスの「カレリア舞曲」はぽん太は初めて聴きました。シベリウスらしい叙情的な作品。

 最後はシベリウスの「交響曲第2番」で、大音量で熱のこもった壮大な演奏でした。でも、ちょっと鳴らし過ぎのような気もしました。

 アンコールは知らない曲でしたが、あとで調べたところ、シベリウスの「悲しきワルツ」とのこと。

 アイスランド交響楽団ももちろん初めて聴きましたが、叙情的な弦楽器と、透明感のある音が魅力的でした。

 アシュケナージがアイスランド国籍ということを初めて知りました。


アシュケナージ指揮
アイスランド交響楽団

ピアノ:辻井伸行

2018年11月8日
東京オペラシティ コンサートホール

特設サイト

シベリウス: カレリア組曲
ショパン: ピアノ協奏曲第2番[ピアノ:辻井伸行]
シベリウス: 交響曲第2番

アンコール
 ショパン:レント・コン・グラン・エスプレッシォーネ
 シベリウス:悲しきワルツ

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