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2018/12/13

【コンサート】 こりゃ気持ちいいわい。「古澤巌×ベルリン・フィルハーモニー ヴィルトゥオージのクリスマス2018」

 クリスマスも近いということで、タヌキのぽん太にしてはちょっとオシャレなコンサートに行ってきました。

 古澤巌さんのヴァイオリンは初めて聴きました。葉加瀬太郎ほど暑苦しくなく、高嶋ちさ子ほど性格がきつそうでもなく、ホンワカして優しそうな、いいオジさん風の人ですが、奏でる音はなかなかのものでした。
 ベルリン・フィルハーモニー ヴィルトゥオージは、ベルリンフィルのメンバーによる室内アンサンブルだそうで、今回は弦楽五重奏で登場。こちらもさすがに素晴らしかったですが、特に感心したのは第1ヴァイオリンのラウレンティウス・ディンカさん。感情を顔に出さず淡々と弾いてるのですが、弓の動かし方などがとても正確で、最小限の動きで多彩な音を引き出します。激しいアタックからすすり泣くようなメロディーまで変幻自在。基本的な音色も暖かいです。とても魅了されました。
 
 Call Me Francis SuiteとSymphony No.2 III,Adagioはベルリン・フィルハーモニー ヴィルトゥオージのみの演奏で、他は古澤巌さんが独奏ヴァイオリンとして加わりました。

 曲はRobert Di Marino(ロベルト・ディ・マリーノ)という人の曲・編曲がほとんどのようでした。イタリア人の作曲家だそうで、会場にお見えになっていて、古澤さんがマイクで紹介してました。タンゴ風の曲や、ちょっとマイケル・ナイマンっぽいミニマル風のもあったりして、なかなか良かったです。メロディーラインやコード進行は聞きやすいですが、音楽としてはけっこう高度で、テクニックも必要な感じで、イージーリスニングのように退屈することはまったくありませんでした。

 客層も、普段ぽん太が行くコンサートや舞台とは全く違い、ちょっと優しそうな奥様方という感じでした。こういう世界もあるんだな〜と思いました。


古澤 巌 × ベルリン・フィルハーモニー ヴィルトゥオージのクリスマス

2018年12月9日
東京オペラシティー コンサートホール

公式サイト

[出演]
古澤 巌(Vn)
ベルリンフィルハーモニー ヴィルトゥオージ
  ラウレンティウス・ディンカ Laurentius Dinca(Violin)
  ステファン・シュルツ Stephan Schulze(Violin)
  イグナツィ・ミエチニコフスキ Ignacy Miecznikowski(Viola)
  クリストフ・イゲルブリンク Christoph Igelbrink(Cello)
  スタニスラフ・パヤック Stanislaw Pajak(Contrabass)

[曲目]
Call Me Francis Suite 映画『ローマ法王になる日まで』より Arturo Cardelus
Capriccio Espagnol スペイン奇想曲より Rimsky-Korsakov
Siciliana(シチリアーナ) Robert Di Marino
Fire and Flowers(ファイア・アンド・フラワーズ) Robert Di Marino
limpida 〜for ARSOA〜 Robert Di Marino
マリーノのコンツェルト 第4番 I、II Robert Di Marino

Symphony No.2 III,Adagio(交響曲第2番第3楽章) Rachmaninov
Baccanale オペラ「サムソンとデリラ」(Samson et Dalila)より Saint-Saens
Dance Macabre(交響詩「死の舞踏」作品40) Saint-Saens
マリーノのコンツェルト 第2番 I、II、III Robert Di Marino

アンコール
 Mr.Lonely Bobby Vinton
 The Christmas Song Mel Tormé

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