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2018/12/27

【歌舞伎】児太郎の「阿古屋」、中車の「あんまと泥棒」 2018年12月歌舞伎座夜の部

 今年の歌舞伎の見納め。

 「阿古屋」は、玉三郎は以前に見たので、今回は児太郎くんにしてみました。この演目は、まず三つの楽器がしっかり演奏できるかどうか、そして演奏しながらも景清を思う気持ちを忘れないことが大切なんだそうですが、タヌキのぽん太にはどちらもよくわからず。それでも、それぞれの楽器を見事に演奏し、難役をこなしました。児太郎くん独特の古風な雰囲気も良かったです。
 配役に名前が出ている玉三郎、どこに出ているのかわからず、消去法で探したら、赤っ面で人形振りの岩永左衛門でした。双眼鏡で顔を見ても、ホントに玉三郎かどうかまったく分かりません。足もぶらぶら浮いてます。珍しいものを見せていただきました。ごちそうさまです。

 次の「あんまと泥棒」では中車が怪演。やりたい放題でした。
 酔っ払いといえば、以前の「らくだ」の紙屑屋久六はあんまり面白くなかったような気がしますが、今回は間合いといい、表情といい、はじけてました。松緑が中車の自由演技をうまく受けてました。会場大爆笑。ぽん太も笑わせていただきました。

 最後は新作歌舞伎舞踊の「傾城雪吉原」。冒頭の暗闇にキラキラと雪が舞い散る舞台美術からして美しく、これは玉三郎が、やりたいようにやったという感じでした。岩永とのギャップがすごい。

 どれも見ごたえのある舞台で、今年を締めくくることができました。

歌舞伎座百三十年
十二月大歌舞伎

平成30年12月19日 歌舞伎座

歌舞伎美人の公演案内

夜の部  Bプロ

一、壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)
  阿古屋 

    遊君阿古屋 児太郎
    秩父庄司重忠  彦三郎
    榛沢六郎  坂東亀蔵
    岩永左衛門  玉三郎


  村上元三 作・演出
  石川耕士 演出
二、あんまと泥棒(あんまとどろぼう)

    泥棒権太郎  松緑
    あんま秀の市  中車


  新作歌舞伎舞踊
三、傾城雪吉原(けいせいゆきのよしわら)

    傾城  玉三郎

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