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2019/11/24

【クラシック】巨匠の堂々たる演奏。メータ/ベルリン・フィル「ドン・キホーテ」「英雄」

 先週のウィーン・フィルに引き続き、本日はベルリン・フィル。世界一流のオケを続けて聴けるなんて、日本はいい国だなあ。

 メータがすっかり老け込んでいるのに驚きました。杖をつきながらゆっくり舞台に現れ、椅子に座って指揮をしてました。
 前回見たのは5年前で、イスラエル・フィルで、ベジャール・バレエの「第九」を振ったとき。その時は普通に元気でした。

 しかし、体は衰えても音楽は素晴らしい! メータがちょっと指揮棒を動かしただけで、ベルリンフィルがものすごく反応。

 席は前方の右端で、弦楽奏者の脚しか見えませんでした。でも、奏者たちが演奏中に足を盛んに動かし、ピクピクさせたり、踏み変えたり、時にはリズムをとったりして、全身で楽器を弾いていることがよくわかりました。
 それから、「英雄」を上皇夫妻がお聞きに来られたのですが、場所的にぽん太の席のすぐ上で、間近でお姿を拝見することができました。上皇夫妻にお目にかかるのは生まれて初めてかな? 天皇陛下は何度も会ってるのですが(山ですれ違ったこともあります)。

 「ドン・キホーテ」はあんまり聴き込んでいる曲ではないので、良し悪しはよくわからず。色彩豊かで、まるでオペラを観たかのようなストーリー性を感じました。

 「英雄」は、奇をてらったところのないオーソドックスな演奏でしたが、すべての楽器がどれひとつ埋没することなく響き合ってベートーヴェンの交響曲を作り上げ、堂々たる貫禄の演奏でした。「ベートーヴェンは普通に演奏すればいいじゃん。なんで小細工する必要があるの?」と言っているかのようでした。ベルリンフィルの演奏も、すごい集中力で目一杯演奏している感じでした。とても感動しました。



ズービン・メータ指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

2019年11月20日(水) 19:00開演
サントリーホール 大ホール

指揮:ズービン・メータ
チェロ:ルートヴィヒ・クヴァント
ヴィオラ:アミハイ・グロス
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

R.シュトラウス:交響詩『ドン・キホーテ』 Op.35
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 Op.55 「英雄」

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