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2019/11/14

【クラシック】エストラーダ、ウィーンフィル ラフマニノフP協第3番、「春の祭典」

 みなさん、お久しぶりです。ぽん太、生きてます。
 ちょっと忙しくて、ブログを書くひまがありませんでした。

 昨夜はウィーンフィルを聴いてきました。席はP席の一番前。
 そう、ステージの奥にある席です。

 この席は、音のバランスは悪いですが、指揮者を真正面から見ることができるのが楽しみです。

 最初はラフマニノフのピアノ協奏曲第3番。先日、マツーエフ、ゲルギエフで凄い演奏を聴いた曲です。

 し、しかし、ピアノが聴こえない。考えてみればあたりまえです。ピアノの音は、反響板によって、向こう側に行ってしまうのですから。そのかわり、目の前にあるホルンがすごい音で響いて来ます。ご存知かと思いますが、ホルンの開口部は後ろを向いているので、音が直接こちらに響いて来ます。まるでマフラー外した族車が目の前で何台も空ぶかししている感じです。
 いろいろ試しているうちに、やや上を向いて、反響を聞くようにすると、比較的バランスよく音が聴こえることがわかりました。

 ピアノのブロンフマンは、もちろんぽん太は初めて。テクニックは素晴らしいです。マツーエフのような鬼気迫る爆発力はありませんが、そのかわり叙情性が素晴らしかったです。ラフマニノフ独特の感傷や苦悩、そして優しさが伝わって来ました。
 ピアノアンコールの、ベートーヴェンのピアノソナタ第7番の第4楽章も、テンポ感というか構造性を消して、語りかけるような、戯れるような演奏。まったく違った曲に聞こえました。
 指揮のオロスコ゠エストラーダも初めてでした。コロンビア生まれだそうですが、いわゆるラテン系というよりは、ちょっとインディオが入った感じ。笑みを浮かべながら指揮しているのが印象的でした。

 さてP席、ラフマニノフはバランスが悪かったですけど、「春の祭典」の迫力は凄かった。目のまで金管が鳴り響き、打楽器が連打!多少のバランスの乱れは関係にゃい!
 ちょっとインディオが入った系のエストラーダですが、さすがに南米のリズム感は健在で、ノリノリでした。

 アンコールはヨーゼフ・シュトラウスの『憂いもなく』。シュトラウスを演奏するウィーンフィルは、本当に楽しそう。エストラーダが途中で客席を向いて、ティンパニに合わせて拍手を要求。観客が戸惑っていると、「ダメダメ、ほら、あれに合わせて」みたいなジェスチャーをして、面白かったです。

 

ウィーン・フィルハーモニー 管弦楽団 2019年来日公演

サントリーホールの公演案内

2019年11月13日(水) 19:00開演 
サントリーホール 大ホール

指揮:アンドレス・オロスコ゠エストラーダ
ピアノ:イェフィム・ブロンフマン
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 作品30
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』

アンコール曲
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 作品10-3より第4楽章(ピアノ・アンコール)
ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル『憂いもなく』 作品271 

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