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2019/11/21

【仏像】国宝の日光・月光菩薩など。東大寺ミュージアム

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 東大寺法華堂(三月堂)に安置されていた国宝の日光・月光菩薩は、白い塑像でとても印象深いお姿ですが、2011年から東大寺ミュージアムに移されております。ぽん太とにゃん子はこんかい縁あってお会いしにいくことになりました。


【会場
】東大寺ミュージアム
【公式サイト】企画展・特別展のご案内
 展示期間が終わったら、こっちのリンクになるかも
  ・http://culturecenter.todaiji.or.jp/museum/archive03.html
【住所】奈良県奈良市水門町100番地

【拝観日】2019年11月6日
【拝観】この企画展は、2019年10月10日から(終了日未定)。休館日あり。拝観料600円。
【仏像】◉国宝 ◎重要文化財
◎ 菩薩半跏像 銅像鍍金 奈良時代(8世紀) 写真
◎ 千手観音立像 木造彩色 平安時代(9世紀) 写真
◉日光菩薩立像 塑像彩色 像高207.2cm 奈良時代(8世紀) 写真
◉月光菩薩立像 塑像彩色 像高204.8cm 奈良時代(8世紀) 写真
◎持国天立像 木造彩色 平安時代(12世紀) 写真
◎多聞天立像 木造彩色 平安時代(12世紀) 写真
◉弥勒仏坐像 木造素地 像高39cm 平安時代(9世紀) 写真
◎釈迦如来坐像及び多宝如来坐像 銅像鍍金 奈良時代(8世紀) 写真
◎弁財天立像 塑像彩色 像高219cm 奈良時代(8世紀) 写真
◎閻魔王坐像 木造彩色 鎌倉時代(13世紀) 写真

◎地蔵菩薩立像 木造彩色 鎌倉時代(13世紀) 知足院 写真


 お目当はやはり国宝の日光・月光菩薩立像。元々は東大寺の法華堂に安置されていたもので、実物は目にしたことがなくても、渋い表情の真っ白いお姿はいつの間にか目に焼き付いてます。
 実際に向き合ってみると、2メートルを超える長身で、塑像の質感も伴って、重量感があります。そしてやはり表情が素晴らしいですね。阿修羅像なんかもそうですが、奈良時代の仏様のお顔は、平安後期のような類型的なものでもなく、鎌倉時代のような人間的なものでもなく、実に深遠な表情をしています。
 ホントに日光・月光菩薩さまかどうかは、疑問があるそうです。

 法華堂から移されたもう一つの仏さまは、重文の弁財天立像。これも2mを越す白い塑像です。しかし、われわれが普通に思い浮かべる弁財天の優しいお姿とは異なり、腕が8本で、ちょっと怖いです。上腕は自然にたらし、肘のあたりから八方に腕が広がるので、どこか蜘蛛を思わせます。また、女性なのでそれぞれの腕から袂が垂れ下がっていて、不気味さを高めています。

 怖いといえば、国宝の弥勒菩薩坐像も「異形」の仏さま。猫背で、前に突き出した顔は前後が厚く、目や唇は横に長く、全体としてどことなくカエルっぽいです。像高約40cmの小さな像ですが、神通力(?)はかなりありそうです。
 
 菩薩半跏像は、小さな銅像ですが、とても愛らしい笑顔を浮かべております。下半身の衣の表現がとても細かいです。

 千手観音立像は、お顔もぷっくりしていて、体もどっしりとし、腕も太く、ボリューム感ある千手観音。

 閻魔王は顔が大きくてデフォルメが強く、いわゆる仏像の造形とはだいぶ違っております。

 地蔵菩薩像は美男子で、すっきり整ったしたお姿。厨子もとても美しいです。

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