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2019/12/31

【仏像】優美な白鳳時代の銅像・薬師寺(奈良市)

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 薬師寺は既に複数回行ってるはずだけど、なぜかぽん太のブログに書いてにゃい!
 ということで、こんかい書いてみました。


寺院名】法相宗大本山 薬師寺
【公式サイト】https://www.nara-yakushiji.com
【住所】奈良県奈良市西ノ京町457
【拝観日】2019年11月6日
【拝観】毎日拝観可。拝観料800円〜1600円(拝観の範囲によります)。
【仏像】⦿国宝 ◎重要文化財
⦿薬師三尊像 銅造 像高 薬師254.7cm、日光317.3cm、月光315.3cm 飛鳥時代後期〜奈良時代 お姿
⦿聖観世音菩薩立像 銅造 像高188.9cm 飛鳥時代後期 お姿
◎四天王像 お姿
◎弥勒三尊像 お姿

 平成21年から続けられていた東塔の大修理も終了が近づき、足場を横にずらして解体しておりました。古代と現代が入り混じったシュールな光景です。

Triad_of_yakushi_nyorai この記事の仏像の写真は、Wikipedia-薬師寺からのパブリック・ドメインのものです。

 さて、なんといっても、金堂に安置された国宝の薬師三尊像が素晴らしいです。白鳳時代(645〜710年)の銅像です。ちょっと前の飛鳥時代の法隆寺釈迦三尊像のような異形の仏さまや、宇宙人みたいな朝鮮渡来の白鳳仏とは異なり、プロポーションがとれていて、とても優美なお姿です。中尊の薬師さまもスッと背筋を伸ばした姿がさわやかで、日光・月光菩薩は、くびれた腰をひねった姿が優美で、その後の菩薩像の基本とも言えるポーズです。ガンダーラ美術の影響を受けているのでしょうか、ぽん太にはよくわかりません。
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 大講堂には、同じく白鳳時代の銅像の、重文・弥勒三尊像があります。やっぱし、国宝の薬師三尊に比べると、優美さに欠けます。
 弥勒三尊とは、中尊が弥勒如来、脇侍が向かって右が法苑菩薩、左が大妙相菩薩だそうです。興福寺の北円堂にもありますが、脇侍の雰囲気がだいぶ違いますね。
 弥勒菩薩ではなく、弥勒如来とするのは法相宗の考え方なんだそうですが、ぽん太にはよくわかりません。

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 東院堂の国宝・聖観世音菩薩像も、白鳳時代の銅像ですが、実に優美で崇高なお姿です。腰をひねらず直立不動ですが、ウエストを絞り込まずに自然でゆったりしたお姿。また、衣の流れがとても流麗です。お顔など女性っぽさはないのですが、エロスを感じます。
 東院堂にはまた、鎌倉時代の四天王も祀られておりますが、躍動感があり、非常に生き生きとした名品です。

 ぽん太は薬師寺というと、遥かむかし修学旅行の時の、お坊さんの面白おかしい解説が記憶に残っているのですが、こんかい東院堂でそれを聞くことができました。学生さんたちとのやりとりが面白かった〜。おかげで仏さまに集中できませんでした。

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