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2020/01/05

【仏像】ほっそりとお優しい普賢菩薩騎象像の特別公開/妙法院(京都市)

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  令和元年秋の京都非公開文化財特別公開ということで、京都市東山区の妙法院に行ってきました。

 妙法院ってしってるひと〜〜。し〜〜ん。
 ぽん太も全く知りませんでしたが、みなさん三十三間堂はもちろん知ってますよね。実は三十三間堂は、妙法院の敷地外にある仏堂で、妙法院が所有・管理してるんだそうです。



寺院名】天台宗 南叡山 妙法院
【公式サイト】なし。
【住所】京都府京都市東山区妙法院前側町447
【拝観日】2019年11月5日
【拝観】通常は非公開。特別公開時のみ拝観可。拝観料は800円でした。
【仏像】◎重要文化財
◎木造普賢菩薩騎象像 平安末期 お姿
 阿弥陀如来立像



   拝観料を払ってなかに入り、まず国宝の庫裏や、重文の大書院などを見学。

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 仏像では、まず阿弥陀如来立像を拝観(写真は特別公開のポスターです)。光格天皇が自ら彫ったと言われているとのこと。こんかいが初公開だそうでで、今年の京都の特別公開が、「奉祝 天皇陛下御即位」と銘打たれているので、天皇ゆかりの仏像として公開されたのかもしれません。本当に光格天皇が彫られたものかどうかはぽん太にはわかりませんが、 江戸時代の作でしょうね。金色に輝き、両太ももには菊の紋が入っています。装飾的で美しいですが、残念ながら仏像としての深みはあまり感じられません。

 本堂にはお目当の木造普賢菩薩騎象像があります。象に乗っておりますが、法華経に普賢菩薩が6本の牙を持つ白象に乗って現れると書いてあるからです。そのため、6本の牙を持つ白象に乗せられた蓮華座の上で結跏趺坐しているというのが、普賢菩薩の典型的なお姿です。よくみるとこの像の象も6本の牙がありますね。色が黒いのは、色彩が剥げてしまったからでしょう。
 そういえば、東寺の帝釈天さまも象に乗ってますが、根拠はなんでしょうかね。ちとぐぐってみたけどよくわからず。
 話を戻して本像は、定朝様が流行した平安末期の作ですが、ほっそりとした仏さまで、ズボン(?)の衣紋の彫りはけっこう深いです。象が、頭部の骨格や脚など、とてもリアルでした。

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