ぽん太とにゃん子は、今年初の登山に、伊豆の岩戸山に行ってきました。十国峠の近くです。登山といってもほとんど水平というか、ひょっとしたら下りなんじゃないかと思うような軟弱ルートでした。しかし東光寺や岩戸観音があり、石仏があったりと、信仰の道でもあることがわかって興味深かったです。
【山名】岩戸山(734m)
【山域】箱根・湯河原
【日程】2019年1月23日(日帰り)
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】晴れ
【ルート】東光寺駐車場12:18…12:33笹の広場…13:07岩戸山…13:40岩戸観音…14:30東光寺…14:48東光寺駐車場
大きな地図や3D地図は、ヤマレコの山行記録をご覧ください。
【マイカー登山情報】十国峠レストハウスの駐車場あり(無料、342台)(登山口ナビ)。
伊豆スカイラインの料金所の手前を左折して登っていくと、右手に公衆トイレがあり、左手に東光寺の駐車場あり。さらに少し登ると左手に日金山霊園の駐車場もあり。ただし両方とも登山用ではないので、参拝客に迷惑がかからないように注意が必要。
【参考サイト】
・岩戸山・湯河原門川ハイキングコース|湯河原観光協会 - このサイトにある地図は参考になります。

東光寺の駐車場に車を停めさせていただき、登山開始。日金山霊園の入り口をすぎると、道端にところどころ石仏群があります。

なんか、いいお顔をしていますね。
東光寺は帰りに見ることにして通過。ゆるやかに登ったり降りたりしながら、ほとんど水平の道が続きます。

笹の広場です。岩戸山へはここで道標に従って左折しますが、海を見るためにちょっと直進。

〽︎見えた見えたよ、海が見えた。右下に見える街が熱海。左の島が初島。正面の水平線に大島がかすかに見えてます。

富士山の頭が見えました。途中、富士山がバーンと見えるところはありません。

道の両側は竹が密集しています。いわゆるハコネダケってやつでしょうか。

岩戸山山頂に到着。お弁当をいただきました。

せっかくなので岩戸観音に足を伸ばしました。山頂を東へ少し通り越し、鉄塔の裏から、この案内板を目印に急坂を下っていきます。普通の観光客には危険ですが、登山をしている人には問題ありません。下っていくと右手が巨大な岩になってきて、「岩戸山」という名前がついた理由が納得できます。

ところどころロープを掴みながら急坂を下りていくと、巨大な岩に穿たれた岩窟が見えてきます。

白い扉を開けて、観音様を直接拝むことができます。

こちらが岩戸観音さまのお姿です。金色をしてますが、白い衣をまとった女性のお姿で、いわゆる白衣観音(びゃくえかんのん、びゃくいかんのん)ですね。右手には巻物を持ってます。白衣観音はよく巻物をもってますが、その理由と意味はぽん太は知りません。

さて、帰りは史跡などを見学しながらゆっくり歩きました。こちらは「末代上人宝筐印塔」です。

案内板によると、末代上人は鳥羽条項の時代の僧で、富士山の山岳仏教を定着させた人だそうです。この塔は、文化11年(1814年)に建立されたものだそうです。

ところどころに石仏群があります。

石仏の道の案内図です。こうしてみると、湯河原から岩戸山を経る道ではなく、熱海から登る道がメインの参拝道だったようです。また、走湯権現(現在の伊豆山神社)とも深い関わりがあり、鎌倉時代には源頼朝の信仰に支えられたそうです。

長くなったので、東光寺に関しては稿を改めたいと思います。

登山終了後、芦ノ湖に行きました。強い北風で、まるで海のような波が立ってました。動画はこちらをご覧ください(強風でまるで海のような波が立つ芦ノ湖|Youtube)。
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