カテゴリー「登山・ダイビング・アウトドア」の251件の記事

2019/05/01

【登山】珍しい狛猫を見に行く 臼杵山(奥多摩)

 4月の頭、ぽん太とにゃん子は、奥多摩の臼杵山に登って来ました。
 お目当ては、途中の臼杵神社にある狛犬ならぬ狛猫です。

 

【山名】臼杵山(842m)
【山域】奥多摩・高尾
【日程】2019年4月3日(日帰り)
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】晴れ
【ルート】下元郷駐車場11:07…11:23元郷バス停…13:27臼杵神社…13:42臼杵山14:08…15:35下元郷駐車場

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大きな地図や3D地図は、ヤマレコの山行記録をご覧ください。
 【マイカー登山情報】登山口まで徒歩15分の檜原街道沿いに18台駐車可能な無料駐車場があります。神社と見まごう綺麗なトイレと、おみやげ屋さんあり。
 ・下元郷駐車場|登山口ナビ
【参考サイト】

 

Img_2210 檜原街道沿いの下元郷駐車場に車を停めます。奥にヒノキの香りが漂う神社みたいな公衆トイレが作られて降ります。背中側にはおみやげ屋があり、農産物が充実しており、地元の人がひっきりなしに買いに来てました。

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 駐車場から見た秋川。ちょっとコバルト色の透明な清流と、桜の花。
 檜原街道を15分ほど歩いて、元郷バス停から登山道に入っていきます。
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 途中の見晴らしがいいところ。東の方向ですね。福生の向こうに所沢という感じでしょうか。西武ドームがちっちゃく見えました。
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 お目当の臼杵神社に到着。ちっちゃな祠の手前に、灯篭と狐がおります。狐がいるということはお稲荷さんか?
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 祠の扉は石で塞がれており、これはちょっと開ける勇気はありません。左右にいるのが狛猫ですね。
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 まずは向かって右。こ、これは……。クマですね。歯がかわいいです。
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 やっぱりクマです。
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 こちらは向かって左側…………カメ?ワニ?
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 かなり崩壊が激しく地面に這いつくばっており、頭もベレー帽をかぶってるみたいになってます。口の形から、右左で阿吽になってるのかな。ドングリまなこが可愛いですが、後から彫られたものかもしれません。
 なぜに猫?ホントに猫?
 こちらのサイト(《臼杵山「幻の狛猫」|山は猫》)によると、奥多摩のバイブルと言われる宮内敏雄著『奥多摩』の記述が、狛猫説のはじまりだそうです。この神社は養蚕の神として地元の信仰を集めていたようですが、養蚕の神様の守り神は猫と昔から決まってます。蚕を食べるネズミを猫が退治するからでしょうか?
 実際に養蚕神を祀る神社に狛猫が置かれている例もあるようです。(《養蚕守護(ネズミ除け)|神使像めぐり》)。
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 まもなく山頂に到着。お弁当を食べ、来た道を戻りました。

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2019/04/29

【登山】なんとか富士山が見えた!八王子城から富士見台

 4月上旬、ぽん太とにゃん子は桜と富士山を見にハイキングに出かけました。

【山名】八王子城山(446m)、富士見台(540mくらい)
【山域】奥多摩・高尾
【日程】2019年4月4日(日帰り)
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】晴れ
【ルート】八王子城址駐車場11:42…12:16八王子城山…13:02八王子天守閣跡…13:20富士見台13:47…15:14御主殿の滝…15:26八王子城址駐車場

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大きな地図や3D地図は、ヤマコレをご覧ください。
 【マイカー登山情報】八王子城跡に80台駐車可能な無料駐車場があります。
 ・八王子城跡駐車場|登山口ナビ
【参考サイト】
 ・八王子城跡オフィシャルガイド

 

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 八王子城跡の広い駐車場に車を停めます。前回八王子城跡を訪れたのは2005年。その頃はこんなに整備されてなかった気がします。
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 満開の桜がとてもきれいでした。
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 うららかな春の日差しのなか、踏みしめられた道を登っていきます。
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 八王子神社です。全国にある八王子神社の大元がこちらです。
 913年(延喜13年)に華厳菩薩妙行が修行していたところ、牛頭天王と八人の王子が現れたことから、916年(延喜16年)に八王子権現が祀られたという伝説があるそうです(八王子神社|Wikipedia)。時代は下って、本能寺の変の前年に当たる天正9年(1580年)ごろ、北条氏照が城山に築城するにあたり、守護神として八王子権現を祭り、八王子城と名付けました。これが八王子という地名の由来でもあります。
 王子と聞くと、和歌山県は熊野古道にある「王子」を思い出しますが、こちらはいわれは色々あるものの、熊野権現の御子神とされているようで、八王子とは関係ありません。
 東京都の北区に「王子」という地名がありますが、これは鎌倉時代に熊野の若一王子を勧請したためだそうで(現在の王子神社)、八王子ではなく熊野の系統です。
 王子というと、王子製紙という企業を思い出しますが、この社名は創業地である苫小牧市の王子町から来ているようです。で、王寺町の名前の由来は、苫小牧市のホームページによると、江戸時代に八王子を守っていた「八王子千人同心」が、蝦夷の警備と開墾のために苫小牧に入植したことから来ているそうです。
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 現在の本殿がいつ頃造られたものなのか、ちょっとぐぐってみたけどよくわかりません。本殿を覆っている覆殿で視界が遮られ、本殿の形はよく見えないのですが、屋根を支える垂木を見ると、入母屋ないし寄棟造のようです。
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 こちらは神楽殿(舞殿)か。
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 本殿の傍にある「横地社」です。案内板によると、城主北条氏照に変わって八王子城を死守しようとした横地監物が祀られているそうで、もともと奥多摩にありましたが、ダムの底に沈むことになって移築されたそうです。
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 こちらが本丸跡です。
 
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 八王子城の観光客と別れを告げて先へすすみ、富士見台へ。天気は曇りでしたが、富士山がうっすらと見えました。ああよかった。これが見えるか見えないかで、気分が違うからね。
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 富士山を眺めながら、武蔵五日市駅近くの日帰り温泉・瀬音の湯の産直で仕入れた松寿司の「うなぎわさび菜飯」で豪華な昼食です。
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 御主殿の滝です。圏央道のトンネル工事によって水が枯れたと話題になりました。
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 麓にあったマンホール。富士山が見えて、八王子城だとして、手前の川だか海と、はしゃぎ回る不気味な人間はなんなんだろう。
 前回にぽん太が八王子城を訪ねたのは、調べて見ると平成17年(2005年)。この頃は、御主殿跡もこんなに整備されていなかった気がします。

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2019/03/29

【登山】高峰温泉から高峰山までスノーハイク

 ここのところ3月末は、毎年高峰温泉に泊まりに行ってる気がします。

 こんかいは、高峰温泉でスノーシューを借りて(無料!)、高峰山までスノーハイクに出かけました。

 

【山名】高峰山(2,106m)
【山域】志賀・草津・四阿山・浅間
【日程】2019年3月27日(日帰り)
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】晴れ
【ルート】高峰温泉15:29…15:59高峰山…16:01祠16:21…16:49高峰温泉

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大きな地図や3D地図は、ヤマレコの山行記録をご覧ください。
 【マイカー登山情報】冬季は高峰温泉まで車が入れないので注意しましょう。


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 まずは林道を少し戻り、案内板から山に入っていきます。踏み跡が嫌というほど付いているので、道を間違うことはありません。昨夜の冷え込みで新雪が積もっており、真っ白できれいです。

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 少し登ったところから振り返る。東西の篭ノ登山が見えます。手前にはスタート地点の高峰温泉。
 かなりの冷え込みで、寒がりのにゃん子の泣きが入って先をいそいだので、写真はあんまりありません。

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 ということで、あっという間に山頂に到着。最高地点(地図上の高峰山山頂?)はもっと手前にあるようですが、少し通り越した見晴らしのいいところに、山頂の標識があります。

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 高峰神社の祠があり、剣が立てられています。

 高峰神社の御由緒は、こちらのサイト(高峯神社御由緒|monument)に案内板の写真とテキストがアップされてます。平安時代に、小諸にある大室神社の奥宮として造られたと書かれています。御祭神はいろいろあるようですが、要するに麓の里を潤す水の神様で、農耕の神でもあり、山岳信仰とも結びついているようです。
 大室神社はこちらですね(大室神社|信州小諸通信)。

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 東側の雄大な風景。黒斑山が見えてますが、浅間山はほんのわずか顔を出しているだけ。

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 西側には、湯の丸高原の湿原が見えます。
 南側はガスっていて、展望がありませんでした。

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 宿に戻って、温泉でゆっくり温まりました。

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2019/01/27

【登山】東光寺から岩戸山、岩戸観音

 ぽん太とにゃん子は、今年初の登山に、伊豆の岩戸山に行ってきました。十国峠の近くです。登山といってもほとんど水平というか、ひょっとしたら下りなんじゃないかと思うような軟弱ルートでした。しかし東光寺や岩戸観音があり、石仏があったりと、信仰の道でもあることがわかって興味深かったです。

 

【山名】岩戸山(734m)
【山域】箱根・湯河原
【日程】2019年1月23日(日帰り)
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】晴れ
【ルート】東光寺駐車場12:18…12:33笹の広場…13:07岩戸山…13:40岩戸観音…14:30東光寺…14:48東光寺駐車場

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大きな地図や3D地図は、ヤマレコの山行記録をご覧ください。
【マイカー登山情報】十国峠レストハウスの駐車場あり(無料、342台)(登山口ナビ)。
 伊豆スカイラインの料金所の手前を左折して登っていくと、右手に公衆トイレがあり、左手に東光寺の駐車場あり。さらに少し登ると左手に日金山霊園の駐車場もあり。ただし両方とも登山用ではないので、参拝客に迷惑がかからないように注意が必要。
【参考サイト】
岩戸山・湯河原門川ハイキングコース|湯河原観光協会 - このサイトにある地図は参考になります。

 

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 東光寺の駐車場に車を停めさせていただき、登山開始。日金山霊園の入り口をすぎると、道端にところどころ石仏群があります。

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 なんか、いいお顔をしていますね。
 東光寺は帰りに見ることにして通過。ゆるやかに登ったり降りたりしながら、ほとんど水平の道が続きます。

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 笹の広場です。岩戸山へはここで道標に従って左折しますが、海を見るためにちょっと直進。

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 〽︎見えた見えたよ、海が見えた。右下に見える街が熱海。左の島が初島。正面の水平線に大島がかすかに見えてます。

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 富士山の頭が見えました。途中、富士山がバーンと見えるところはありません。

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 道の両側は竹が密集しています。いわゆるハコネダケってやつでしょうか。

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 岩戸山山頂に到着。お弁当をいただきました。

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 せっかくなので岩戸観音に足を伸ばしました。山頂を東へ少し通り越し、鉄塔の裏から、この案内板を目印に急坂を下っていきます。普通の観光客には危険ですが、登山をしている人には問題ありません。下っていくと右手が巨大な岩になってきて、「岩戸山」という名前がついた理由が納得できます。

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 ところどころロープを掴みながら急坂を下りていくと、巨大な岩に穿たれた岩窟が見えてきます。

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 白い扉を開けて、観音様を直接拝むことができます。

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 こちらが岩戸観音さまのお姿です。金色をしてますが、白い衣をまとった女性のお姿で、いわゆる白衣観音(びゃくえかんのん、びゃくいかんのん)ですね。右手には巻物を持ってます。白衣観音はよく巻物をもってますが、その理由と意味はぽん太は知りません。

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 さて、帰りは史跡などを見学しながらゆっくり歩きました。こちらは「末代上人宝筐印塔」です。

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 案内板によると、末代上人は鳥羽条項の時代の僧で、富士山の山岳仏教を定着させた人だそうです。この塔は、文化11年(1814年)に建立されたものだそうです。

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 ところどころに石仏群があります。

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 石仏の道の案内図です。こうしてみると、湯河原から岩戸山を経る道ではなく、熱海から登る道がメインの参拝道だったようです。また、走湯権現(現在の伊豆山神社)とも深い関わりがあり、鎌倉時代には源頼朝の信仰に支えられたそうです。

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 長くなったので、東光寺に関しては稿を改めたいと思います。

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 登山終了後、芦ノ湖に行きました。強い北風で、まるで海のような波が立ってました。動画はこちらをご覧ください(強風でまるで海のような波が立つ芦ノ湖|Youtube)。

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2018/09/04

【登山】山頂はトンボだらけ。風力登山口(林道口)から二岐山

 これまで登ったことがない二岐山に行ってきました。ルートはもちろん最短コース

 

 

【山名】二岐山(1544m)
【山域】東北(その他)
【日程】2019年8月21日(日帰り)
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】晴れ
【ルート】風力登山口(林道口)10:35…12:20女岳…13:08二岐山(男岳)13:20…14:44風力登山口(林道口)


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大きな地図や3D地図は、ヤマレコの山行記録をご覧ください。
 【マイカー登山情報】風力登山口(二股山林道口)は、路肩に3台の駐車スペースあり。
二岐山林道口駐車場|登山口ナビ

 

 

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 登りはじめに木の鳥居が。「二岐明神」と書いてあります。信仰の山だったんでしょうか。

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 緑がとっても美しいです。

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 途中、祠がありました。碑文は読めず、何の祠かは不明。

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 女岳山頂。

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 風力発電が見えました。

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 女岳を振り返る。

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 こちらは男岳。

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 男岳山頂。

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 南方向の展望。旭岳の向こうに三本槍。

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 北の方にはたぶん磐梯山。

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 とにかくトンボがいっぱいいました。指を伸ばしているととまってきます。

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 こちらは膝の上でなぜか逆立ち。お見事!

 

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2018/08/18

【登山】猛暑のなか笠ヶ岳(3日目)笠ヶ岳〜新穂高温泉

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 笠ヶ岳のアサ〜!

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 朝ごはん、いただきま〜す。

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 今日も快晴。朝から360度の大展望です。写真は立山と剣岳。

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 甲斐駒ケ岳(?)の左上に、富士山まで見えました。
 しかし、これから猛暑の中に下山していくかと思うと、ちょっと気持ちが沈みます。

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 槍ヶ岳よ、さようなら。
 あゝ、槍ヶ岳も手を振ってくれている……。なんだ、小槍か。

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 笠ヶ岳よ、さようなら〜〜。

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 コバイケイソウも手を振ってくれているよ。

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 にゃん子が黒百合を発見!あんたはエライ!

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 ニッコウキスゲの群落。

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 なんだ、このピンクのユリは……。ヒメサユリか?と思って後で調べたら、ササユリでした。ぽん太は初めて見ました。

 などと楽しい気分はここまで。笠新道のつづら折りのくだりは、単調で、急で、暑くて、ぽん太とにゃん子だけでなく、他の登山者もみんなヘロヘロでした。途中何ヶ所か、岩の間から冷気が吹き出ているところがあり、束の間の涼しさを味わいました。

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2018/08/17

【登山】猛暑のなか笠ヶ岳(2日目)鏡平山荘〜笠ヶ岳

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 猛暑のなかの笠ヶ岳登山。後半です。

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 鏡平山荘の朝食です。ノリもついてますね。お味噌汁をいっぱい飲んで、水分を蓄積します。

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 少しでも日中の暑さを避けるため、朝一番の朝食をお願いし、5時過ぎに出発です。

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 やがて、槍の西鎌尾根からのご来光です。

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 弓折岳への登り。猛暑のなかですが、雪渓が残ってました。

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 強い日差しを浴びて、シダが勢いよく芽吹いています。

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 今年はコバイケイソウの当たり年か?あちこちに群落がありました。

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 コバイケイソウで埋め尽くされた斜面です。

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 シナノキンバイやハクサンイチゲも真っ盛り。

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 やがて、笠ヶ岳の独特の山頂が見えてきます。

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 笠ヶ岳を眺めながら昼食です。鏡平山荘のお弁当で元気を取り戻します。
 今日の行程は短いので、バテないようにこまめに休息をとりながら、ゆっくり歩きました。日差しはあいかわらず強いですが、三千メートル近い稜線なので、昨日ほど暑くはありませんでした。

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 笠ヶ岳の頂上直下にある笠ヶ岳山荘に到着。最後に小屋が見えてからがきつかった!

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 一休みして、とりあぜず山頂往復。お昼をすぎてガスがかかってきてしまい、展望はのぞめませんでした。
 山頂の一角に祠がありました。早速チェック。

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 とうぜん神道のお札か何かがあるのかとおもったら、仏像があるのでびっくり。
 「笠ヶ岳山頂 播隆上人 発願佛 本尊阿弥陀佛 銅像 杓子ノ岩屋
 再安置 寄進者 笠ヶ岳山荘 主 ○○ ○」
と書いてあります。
 播隆上人(播隆-Wikipedia)は、江戸時代後半の浄土宗の僧侶。笠ヶ岳に何度も登頂して再興し、また槍ヶ岳の開山者として有名ですね。播隆上人は、文政7年(1824年)に笠ヶ岳に四度目の登頂をしたとき、山頂に銅製の仏像を安置したそうです。この仏様は、それにちなんで安置されたと思われます。杓子ノ岩屋というのは、杓子窟、釈氏窟などとも言われますが、岐阜県高山市神宝町岩井戸にある巨大な岩窟で、播隆上人はなんどもここにこもって修行をしたと言われております。

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 阿弥陀様の向かって右には、陶器のお地蔵さんと、木彫りの円空っぽい仏様が。この彫像はなかなかよくできてますね。
 なんでここに円空?と思うかもしれませんが、笠ヶ岳に初めて登頂したのは円空であるという言い伝えがあります(笠ヶ岳-Wikipedia)。円空は他に、御嶽山、乗鞍岳、穂高などにも登ったと言われています(円空-Wikipedia)。

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 向かって左には、緑青の生えた銅像と、奥の大きめの木造、手前には頭と背中だけ写ってますが、龍の像があります。
 銅像は如来形で、あげた右手は手のひらを見せる施無畏印、さげた左手はチョキみたいな刀印を結んでいます。ちょっと珍しい印相に見えますが、法隆寺金堂の釈迦三尊像などにも見られる、古い形の印相です。
 木造は細部が失われておりますが、首から上半身に布がかけられているのを見ると、お地蔵さんのようです。竜は水の神様ですから、麓の農耕との関係で祀られているのかもしれません。

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 夕食です。唐揚げに、サラダやデザートもついて美味しいです。

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 夕暮れが近づくにつれて、雲が晴れてきて、周りの山々が見えてきました。

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 山頂にも夕日が当たり始めます。

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 大キレットの夕焼け。

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西側を見ると、オレンジ色の夕焼けを背景に白山のシルエット。

Img_9933 月が見え始めて、夜がやってきます。

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2018/08/16

【登山】猛暑のなか笠ヶ岳(1日目)新穂高温泉〜鏡平山荘

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 海の日の連休後の7月17日から19日、ぽん太とにゃん子は猛暑のなか、笠ヶ岳に登ってきました。
 記録的な猛暑だけど、せっかく休みをとったんだからどこか登りたい。3000メートル級ならさすがに涼しいだろ、ということで、12年ぶり2回目の笠ヶ岳に決定。前回は笠新道の往復で1泊2日。今回は体力低下を考慮して、鏡平小屋を経由指定の2泊3日とし、これなら大丈夫だろう。
 ところが大誤算。7月17日は同じ岐阜県の高山市の最高気温が36度、18日は多治見市が40度を記録。登り口の新穂高駐車場は標高わずか1000メートル。初日の登りと、最終日の笠新道の下りで、暑くてへろへろになりました。
 しかし、鏡池に映った槍穂高の夕焼けや、笠ヶ岳小屋からの展望はすばらしく、暑いなか頑張って登ったかいがありました。


【山名】笠ヶ岳(2897m)、弓折岳(2592m)
【山域】槍・穂高・乗鞍
【日程】2018年7月17日〜19日(2泊3日)
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】(7/17)快晴・猛暑、(7/18)快晴・猛暑、(7/19)快晴・猛暑
【ルート】(7/17)新穂高温泉駐車場8:48…わさび平小屋10:31…裸山12:32…12:06秩父沢出合(昼食)12:33…15:13鏡平山荘(泊)
(7/18)鏡平山荘5:23…弓折岳6:45…笠ヶ岳山荘12:41…13:12笠ヶ岳…13:34笠ヶ岳山荘(泊)
(7/19)笠ヶ岳山荘6:11…(笠新道)…笠新道登山口13:08…14:56新穂高温泉駐車場

大きな地図や3D地図は、「山行記録のページへ」をクリック。
【マイカー登山情報】深山荘入り口から入る登山者用無料駐車場に停められればラッキー。


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 登山開始。新穂高温泉から北方を眺める。抜戸岳から笠ヶ岳に続く稜線あたりが見ている……と思う。

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 暑いので、日陰を選んで歩いていきます。右の岩の間から、ところどころ涼しい風が吹き出してきます。まだ余裕。

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 林道が終わって、そろそろ登山道。ここからがしんどかった。あっという間にオーバーヒート。そういえば最近、オーバーヒートしてボンネット開けて止まっている車見ないな。
 高い木がなくて、上からは日光に照らされ、下は熱い岩がゴロゴロ。なんだか石焼き芋になった気分で、一気にペースダウン。目に入った汗がしみて、前がよく見えません。

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 それでも、槍が見えると、少しは元気が戻ります。

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 あまりの暑さに写真を撮る元気もなし。秩父沢で何度も顔を洗い、頭に水をかけ、腕を冷やし、お昼ご飯を食べて少し復活しました。

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 このあと、沢にさしかかるたびに頭から水をかぶって進みました。標高が上がってきて気温も多少は下がり、写真を撮る余裕も出てきました。キヌガサソウです。

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 偶然ピントが合ったので……。オオバタケシマランです。タコさんウィンナーがぶら下がってるみたいで、可愛いですよね。

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 ヘロヘロになって鏡平小屋に到着。きれいで快適な小屋です。海の日の連休明けで、けっこう空いていて、ゆったりと寝れました。
 「氷」のノボリが……。かき氷も美味しそうでしたが、やっぱりビールにしました。奮発して生ビール。やっぱりうまいです。

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 夕食です。揚げたての揚げ物や生野菜。素麺も清涼感があります。美味しゅうございました。

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 夕食後は鏡池で、槍穂高の夕焼けのショータイム。稜線に雲ひとつかからず、湖面も無風でまさに鏡のようです。暑くて大変だったけど、強い高気圧に覆われているおかげです。

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 夕日を浴びてまどろむ槍ヶ岳。

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 やがてピンク色を帯びてきました。

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 最後の陽光です。
 あとは、明日に向けて英気を養うのみ。おやすみなさい。

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2018/07/04

【登山】アヤメ満開直前! 櫛形山(山梨県)

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 アヤメで有名な櫛形山。動物の食害や人間の●●でアヤメがほとんどなくなってしまったと聞いて敬遠しておりましたが、裸山周辺の群落が花盛りと聞いて、行ってまいりました。
 いつの間にやら山頂近くに池ノ茶屋駐車場が整備されていて、メインの登山口となっているようです。なんで池ノ茶屋? 昔は街道があって、茶店でもあったのでしょうか? よくわかりません。

【山名】櫛形山(くしがたやま)(2052.2m)、裸山(はだかやま)(2003m)
【山域】甲信越
【日程】2018年6月29日(日帰り)
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】晴れ一時雨
【ルート】池ノ茶屋登山口10:44…櫛形山11:31…裸山12:32…アヤメ平(昼食)13:11…(トレッキングコース)…池ノ茶屋登山口14:52

大きな地図や3D地図は、「山行記録のページへ」をクリック。
【マイカー登山情報】池ノ茶屋登山口には40台ほど停められる舗装された立派な駐車場あり。清潔な簡易トイレもある(水場はなし)。
 途中の林道はかなり整備されており、ほとんど舗装されているが、一部細くてすれ違い困難なところも多いので、運転には注意が必要。道路の案内板も整備されてますが、平林集落のところから左の細い道に入っていくところが少しわかりにくかったです。

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 ダケカンバの巨木。これに限らず、根元近くで幹が分かれ、曲がりくねった大木が多いです。雪がそんなに多いとも思えませんが。

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 こちらはカラマツだそうですが……。

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 魚の骨のようになったカラマツ。

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 根元で枝分かれしてロウソク立てのように見えるカラマツ。
 運び出しやすいように雪が積もっている時期に木を切り倒すと、そこからひこばえが伸びて、地面からちょっと高いところで枝分かれした樹形になると聞いたことがありますが、これもそんな感じかしら?

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 林のなかにぽっかりとあいたフキの平地。

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 櫛形山の名物は、アヤメともうひとつはサルオガセ。木の枝にぶら下がって幽霊感をただよわせる、とろろ昆布みたいなあいつです。

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 拡大するとこんな感じ。

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 ありゃりゃ、こんな人工物にも生えている。いったいサルオガセって何モノ? どうやって増えんの?

 ぐぐってみると、地衣類(ちいるい)というものに属するそうで、菌類が藻類を共生させて、自活できるようになったものだそうです。
 つまり一般に菌類というと、キノコみたいに腐った木とかに生えて、その養分を利用して生活しておりますが、地衣類は体内に取り込んだ藻類に光合成をしてもらって、その生産物で生活ができるんだそうです。
 よく岩肌に密着して色が変わってるみたいな、カビのようなコケのようなものも地衣類だそうです
 増えかたとしては、胞子を飛ばす有性生殖と、体の一部を粉状にして飛ばす無性生殖があるそうです。どちらの方法でこの写真のロープにたどり着いたのかは、ちとわかりません。
 サルオガセという名前の由来ですが、漢字では猿尾枷、あるいは猿麻桛と書くらしいです。猿尾枷は、手枷足枷ならぬ尾枷? 麻桛は、麻の糸を枠に巻き取ったものだそうですが、こちらの方が分かりやすいですね。

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 駐車場から櫛形山山頂まではあっという間に到着(写真の順序は前後してます)。

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 裸山に近づくと、ありましたありました、柵に囲われたアヤメの群落が……。なるほど、この柵で鹿(や人間)からアヤメを守ってるんですね。

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 けっこう立派な群落です。まだ筆状のつぼみがおおいですから、もっと咲くんでしょうね。

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 アヤメ、ハナショウブ、カキツバタの区別は大丈夫ですか? いろいろなサイトに書いてありますが、「アヤメは網目」と覚えましょう。花びらの付け根のあたりが網目模様になっていたらアヤメです。ハナショウブはアヤメの園芸品種で花びらの根元は黄色、カキツバタは湿地に生えて花の根元は白です。

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 テガタチドリが咲いてました。

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 下草のシダが美しいです。

 アヤメ平からの帰り道は、トレッキングコースを選びましたが失敗でした。櫛形山の西斜面を通るということで、南アルプスを眺めながら歩けるのかと思ったら、ほとんどカラマツ林に覆われておりました。また、道がまるで高尾山周辺のように完璧に整備せれており、ちょっと退屈。そのくせ一回大きく下って、また登り返さないといけません。
 さらに最後の池ノ茶屋駐車場近くの北岳展望デッキまでは車椅子が入れるようになっているのですが、そのため非常になだらかな傾斜のつづら折りが延々と続きます。ぜひ、登山客のためのショートカットを作って欲しいです。それにこの道、実際に車椅子を押してきたら、介助者が死にそうになるんじゃないかな〜? ちと心配です。

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 北岳展望デッキの近くに鹿がいました。こらっ!おまえ、アヤメ食ったろ(-_-メ)。 なんだか登山客に慣れている様子。

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2018/06/02

【登山】魚沼の大力山で腹ごなし

 魚沼の旅館で山菜料理を堪能したあと、腹ごなしの登山です。
 最初は城山に登るつもりだったのですが、城山トンネル北側の登り口が、車からは良く確認できなかったので、わかりやすい大力山に登ることにしました。

 と、ところが……。帰ってきてヤマレコに位置情報をアップしてみると、山頂まで行ってないじゃん。東屋は山頂ではなかったのか……。でも写真を見返して見ると、山頂と書いてるし。三角点と山頂が違う場合は時々あるけどん……ま、腹ごなしだからどうでもいいや。

【山名】大力山(504m)
【山域】甲信越
【日程】2018年5月24日(日帰り)
【メンバー】ぽん太、にゃん子
【天候】曇のち晴れ
【ルート】宝泉寺11:58…12:51大力山山頂13:11…宝泉寺13:44

大きな地図や3D地図は、「山行記録のページへ」をクリック。
【マイカー登山情報】登山口の宝泉寺に数台車を停められます。
【関連サイト】格好のハイキングコースなのに、コースマップが見つかりません。探したなかでは、下記のマップがとっても詳しいです。
魚沼里山ハイキングコースの紹介|お気楽、魚沼人2008


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 大力山という名前からして宗教的ですが、登山道の両側には石仏を飾った石柱がいくつも立ってます。

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 これは千手観音さまですかね。

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 少し登ると小さなお堂があります。秋葉堂という扁額がかかってます。

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 お堂の前の広場の一角にある石仏は……。腕が六本の忿怒相。上に日月、下に三猿で青面金剛ですね。庚申待と関連する明王様です。

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 山頂が見えてきました。

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 ぽん太とにゃん子が山頂だと思った東屋です。

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 ほら〜〜。山頂って書いてある!!
 こっちが山頂で、三角点は別のところってことでいいかな?

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 大量発生した毛虫を追っ払いながら昼食を食べていると、雲が切れて晴れ間が出てきました。北側の魚沼の町が見渡せました。南はまだ雲が取れず、魚沼三山は姿を見せてくれませんでした。

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 東屋のテーブルの下には、東京では珍しくなったアリジゴクがありました。

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