カテゴリー「酒と食」の40件の記事

【蕎麦】腰が強くて美味しいにゃ〜・康正庵@仙台(★★★★★)

Pb070140 東北の紅葉と温泉を堪能したぽん太とにゃん子ですが、帰りに、前から気になっていた仙台の蕎麦屋「康正庵」をみちくさしてきました。こちらが公式サイトです。
Pb070079 お蕎麦が出てくるまで、「焼き味噌」を突つきながら待ちました。口に入れると蕎麦の実がアラレのような感触で、ほどよく焦げ目のついた味噌が香ばしく、とても美味しかったです。お酒が飲みたくなりましたが、車なので我慢、我慢。
Pb070083 建物は住宅を改造したものだそうですが、内装は落ち着いた雰囲気です。
 冒頭の写真は「せいろ」です。とっても腰が強いのが特徴です。そば粉の香りと深い味わいは言うまでもありません。ツユも甘ったるかったりせず、きりっとしまった味で、洗練されていて風格があります。
Pb070081 こちらの写真は「田舎蕎麦」です。太めで歯触りがシコシコしております。わざわざ高速を途中下車して立ち寄ったかいがある、おいしいお蕎麦でした。

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【蕎麦】那須茶寮はナチュラル・モダンが素敵だね(★★★★)

 福島県の甲子温泉大黒屋で一泊したぽん太は、生まれて初めて那須甲子有料道路を走り、那須に抜けました。美しい広葉樹林のなかを走るこの道路は、紅葉のときはさぞかし美しいことでしょう。天気は曇りで、那須の茶臼岳がようやく見えました。
 那須ではいつもよる月井商店でおいしい栃木の地酒を買い込みました。
 
P6190061 さて、月井商店で情報を聞いて、那須茶寮でお蕎麦をいただきました。こちらが那須茶寮の公式サイトです。場所は那須街道沿いで、看板がちょっとわかりにくいのですが、戦争博物館の向かいあたりです。とても現代的で洒落た建物です。
P6190063 建物の内装もナチュラル・モダンという感じで、落ち着いていて、かつ洗練されています。メニューは、正確には忘れましたが、蕎麦とあんみつ、蕎麦と天ぷらとあんみつ、もちょっといろいろついたものの、3種類です。太り過ぎのぽん太は蕎麦とあんみつを注文。
P6190114 蕎麦は細打ちながら腰が強く、そば粉の香りが強いです。おつゆは甘くはないけどけっこう濃くてしっかりした味。薬味には本ワサビと、シチリア産の岩塩と、地元産の唐辛子をお好みで。塩で食べるのも意外に美味しかったです。あんみつはぽん太の好きな黒蜜でした。ぽん太は大満足です。
 夜は予約制でお食事もできるようです。
 同系列で那須茶寮・雪月花という旅館もあるそうです。1日2組の限定で、有名人も利用しているとか。ぽん太にはちと高級すぎるかも。
 

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【蕎麦】細打ちなのに濃厚な香りの粗挽き十割蕎麦(那須塩原・胡桃亭★★★★★)

那須塩原の蕎麦・胡桃亭 栃木県の矢板インターから車で15分ほどのところにある、胡桃亭に行ってきました。こちらが胡桃亭の公式サイトです。お店の外観はそんなに凝った造りではないのですが……。
那須塩原の蕎麦・胡桃亭 注文は「せいろ」。二段重ねになっています。まず見てびっくり。細打ちなのに、目で見ても粒子がわかるような粗挽きで、しかも十割蕎麦とのこと。普通は細切れになってしまいそうなものですが。店主のそば打ちの技術の高さが感じられます。
那須塩原の蕎麦・胡桃亭 そして食べてびっくり。味と香りがとっても濃厚で、蕎麦の旨味が口中に広がります。つゆはすっきりした辛口の薄味で、蕎麦の強い味を支えるには少し力不足かも。つゆをつけずに蕎麦だけでいただいていても、飽きることがありません。
 こんなに味の濃いお蕎麦はぽん太は生まれて初めて頂きました。しかもそれが細打ちというのですから満点以外にありません。

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駐車場を探す一日・羽根木公園の梅と小平の蕎麦『吟』(★★★★)

梅の羽根木公園 忙しいなか、ぽっかりと予定のない一日。梅でも見に行こうか、ということになり、世田谷の羽根木公園に行ってきました。梅が有名で近場ですが、これまで行ったことがありませんでした。
 車で行ってみたのですが、駐車場がどこにあるのかわからない。一通の細い路を、地元の車にあおられながらぐるぐる走り回り、なんとかコインパーキングを見つけて車を停めました。実は駐車場は公園の北側にあった模様。調べてから行けばよかった。
梅の羽根木公園 ほぼ満開だったのですが、なんか木についている花がまばら。木の本数も少なくて面積も狭く、ちょっと物足りなかったです。多摩地区からわざわざ都心方面に来たのが失敗でした。

小平の蕎麦『吟』 そこで、せめておいしい蕎麦でも食べて帰ろうと、雑誌に載っていた、小平駅の近くの蕎麦屋さん『吟』に行きました。公式サイトはなさそうなので、こちらの食べろぐ.comのページにリンクしておきます。
 小平駅の北側の路沿いにあり、店はすぐ見つかったのですが、駐車場がなし。近くを走るもコインパーキングがどこもいっぱい。ようやく車を停めて店に入りました。
小平の蕎麦『吟 店内は以外とこじんまりしています。もりそば720円なりを注文。少しザラめがあり腰の強い蕎麦は、そば粉の香りが強いです。つゆも品良くすっきりでおいしいです。驚いたのは蕎麦湯。どろどろです。「すごく少量のお湯で蕎麦をゆでているのか?」「朝から同じお湯でゆでているのでは」などと、さんざん悩んだすえ店主に聞いてみたら、ゆで汁ではなく、蕎麦湯用に挽いたそば粉でわざわざ作ったものだそうです。おいしゅうございました。

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【居酒屋】荒木町の雰囲気がすっかり気に入りました「与太呂」「来会楽」

 歌舞伎の帰り、荒木町に寄ってみました。以前に「出没!アド街ック天国」で、ぽん太とにゃん子好みの渋い和風のお店が多かったのを見たからです。四谷三丁目の駅を降りて路地を歩いてみると、いい感じのお店が並んでいます。

 まずはアド街にもランクインしていた与太呂。渋い小さな店構えですが、表にメニューや値段が出ていないのが心配。思い切って入ろうとすると、立て付けの悪い戸がガタガタと音を立て、店主がこちらをジロリとにらみます。ううう、怖い。女将に「とりあえずお飲物は?」と聞かれて「生ビール」と答えたら、生ビールはないとのこと。いかん……気まずい。店内に貼ってあるメニューにも値段はありません。
 定番の刺盛りや、お勧めの馬刺や銀ダラの酒粕漬焼などを頼む。お酒もメニューがないようで、好みの味を言って、おまかせで出してもらいました。
 ところがお酒も肴もとてもおいしい。刺盛りはどれも旨味がのっており、クジラは食べたことがないほど柔らか。銀ダラもふっくらした焼き上がりです。馬刺はレバーもついていて、肉嫌いのにゃん子は最初は嫌がっていましたが、ぜんぜん生臭くないので、最後は喜んで食べていました。お酒もおいしい新酒で、「酔鯨」などは淡麗辛口と思い込んでいたのですが、すごく香りが豊か。喜多方の「大和川」も甘いだけの酒かと思っていたら、とてもおいしい。普通に売っている酒ではなさそうです。
 うまい、うまいと騒いでいたら、店主の「テレビを見て来たんですか?」のひと言。「実はそ〜なんです」という会話をきっかけに、すっかり打ち解けて、会話に花が咲きました。なんでも蔵元さんを囲んでお酒を飲み比べながら料理も楽しむ「与太呂会」なるものを開いていたりして、ずいぶん日本酒に力を入れているようです。
 心配していたお値段は、ちょっと高めでしたが「想定の範囲内」(死語か?)のそこそこのお値段でした。

 荒木町がすっかり気に入ったぽん太とにゃん子は、一軒ではもの足らず、こんどは下調べ無しで酒飲みの嗅覚だけをたよりに、来会楽(こあら)という店に入ってみました。「アタリ」でした。
 店内は狭くて雑然としていて、何組かのサラリーマンがテーブルを囲んでいます。狭くてテーブルに持ち込めないのか、入口付近に黒いサラリーマン・カバンがまとめて置かれています。なんか歌舞伎で見た、侍が吉原に入るとき、入口で刀を店に預ける習慣を思い出しました。店主もママもナチュラリスト系の雰囲気。
 日本酒のメニューは多くて安い。肴は既にお腹いっぱいだったので、「生からすみ」というのを頼んでみました。日干しになっていない塩味のからすみで、見た感じはほぐした生タラコの黄色いヤツで、生まれて初めて食べましたがおいしかったです。アボガド豆腐もおおいしゅうございました。

 ぽん太とにゃん子は荒木町がとても気に入りました。今後も昼の歌舞伎の帰りに寄ってみたいです。

 ところでなんでこんなところに、渋い飲屋街があるのか、気になってぽん太は家に帰ってからググってみました。
 江戸時代にこのあたたりは植木屋が多かったことから、荒木町という名前がついたそうです。ここには「松平摂津の守」の屋敷があったそうで、現在も「津の守坂」という地名が残っています。すり鉢状の地形となっていて中心に小さな池があり、落差4メートルの滝があったそうです。明治になって庭園が一般に公開されると滝が評判になり、池の周りに滝見茶屋が開店し、「桐座」という芝居小屋もできて、花街として発展して行きました。第二次大戦では焼け野原となったそうで、古い建物も数軒残っているそうです。

【参考リンク】
http://www.tokyo-cci.or.jp/shinjuku/kanko/ichigaya.html
http://members.at.infoseek.co.jp/yotsuyanet/yotuya40.htm
http://homepage2.nifty.com/aquarian/Tokyo/Tokyo_hd.htm

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【札幌】すすきので酒と肴のおいしいお店(福長・北の酒蔵+α)+α

 ぽん太とにゃん子は先月、札幌に行ってきました。もちろん日が暮れると、ぽん太はポンポコ腹鼓を打ち、にゃん子はニャンニャン鳴きながら、毎晩すすきのに繰り出しました。今回訪れたお店のなかで、お勧めをご紹介します。

鮨の福長 まずは鮨の福長。ネタが美味しいのは当たり前。カウンターを囲んで、店主や店長、ほかのお客さんとの会話がはずみ、和気あいあいとした楽しいお店です。
鮨の福長 カラフトシシャモではないホンモノのシシャモも美味しいです。思わずお酒が進みます。
鮨の福長 野球選手の話しなどにノリがいいようです。シメは当然お鮨。北の海の幸を堪能しました。

炭焼き炉端 北の酒蔵 お次にご紹介するのは、炭焼き炉端 北の酒蔵です。2階に小上がりもあるようですが、1階のカウンターは7席とこちらもアットホーム。目の前の水槽で生きているホタテが……
炭焼き炉端 北の酒蔵 調理されて出てきます。料理長や従業員のおねえさんたちとの会話も楽しいです。
炭焼き炉端 北の酒蔵 地酒が充実しているのも、ぽん太とにゃん子には得点が高いです。今回はハシゴの2軒目でお邪魔しましたが、こんどは1軒目でじっくり飲みたいお店です。

すすきのの秘密の店 ぽん太とにゃん子が札幌を訪れるたびに必ず訪れるお店です。写真はクジラやタチ。タチはタラの精巣で、いわゆる白子のことです。新鮮な地元の素材に、料理長の腕が冴え、地酒もそろっています。店の名前は……秘密です。

小樽の秘密の寿司屋3 さらに番外編。ぽん太とにゃん子が小樽に行ったとき、必ず立ち寄る寿司屋さんです。もともとクマ君に教わりました。小樽の鮨といえば、新鮮な素材を美味しく頂くのは当たり前。ここはさらに板さんの手が加わっています。塩がふってあって、醤油をつけずに頂きます。店の名前は……秘密です。

鮭児(ケイジ) こんかい、某お店で、生まれて初めて鮭児(ケイジ)を食べました。鮭児とは、遺伝子解析によれば元来はアムール川水系に属するサケが、雄雌の判別が不可能な未成熟な状態で羅臼付近で捕獲されるもので、数の少ない貴重なものだそうです。今回はルイベでいただきましたが、とても脂がのっていて、軟らかくて美味しかったです。

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【蕎麦】小布施の「せきざわ」の三昧そばを食す(★★★★★)

 満山荘に泊まってYAMABOKUワイルドスノーパークでスキーを楽しんだぽん太とにゃん子は、小布施の「せきざわ」によりました。公式サイトはなさそうなので、各自ググってみて下さい。基本情報だけ書いておきます。

せきざわ
026-247-5652
長野県小布施町中松872-9(地図はたぶんこのあたり)
11:30〜14:30、17:30〜19:30
水曜定休

以前は群馬県箕郷町にあったようです。
小布施の蕎麦「せきざわ」 小布施の観光街からは少し離れた静かなところにあり、木造の洗練された建物で、内部空間ものびのびとしており、一角には薪ストーブがあかあかと燃えています。
「せきざわ」の三昧そば「生粉打ち」 はじめて訪れたぽん太とにゃん子は、三種類の蕎麦が楽しめるという「三昧そば」を注文。まずは生粉打ち。そば粉の香りが鮮烈で、細打ちですが腰が強いです。ツユは品の良い味でやや薄めですが、細い蕎麦とよくあいます。
「せきざわ」の三昧そば「海苔」 次の「変わり」は、本日は海苔を錬り込んだものでした。ちょっとへぎそば風の味がします。
「せきざわ」の三昧そば「粗挽き」 最後は「粗挽き」です。香りが強いですが、いわゆる田舎そばのような雰囲気ではなく、あくまでも上品に仕上がっています。
 お蕎麦の味、店の雰囲気、ぽん太は大満足でした。

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【蕎麦】「手打蕎麦 車家」の「おせいろ」は細打ちだけど香りが強い(★★★★★)

手打蕎麦 車家 雑誌などで見て、以前から気になっていた八王子の「手打蕎麦 車家」に、先日ぽん太とにゃん子は行ってきました。こちらが車家の公式サイトです。場所は京王堀之内の近く、野猿街道沿いにあります。場所としては、バイパスにありがちなチェーン店や大型店が立ち並ぶ地域ですが、会津の只見地方の民家を移築したという建物は、そこだけ時代が違うかのようです。
手打蕎麦 車家 席は、座敷と椅子席があります。天井の高いこの部屋は、クラシックモダンな調度品がよく似合います。
おせいろ@手打蕎麦 車家 鴨せいろがお勧めのようですが、冬になってちとメタボ気味のぽん太は、基本メニューの「おせいろ」を選択。細打ちながら腰が強く、食べると強い蕎麦の香りが口一杯に広がります。ツユは鰹節系の濃い味ですが、甘くはなく、強い蕎麦の香りをキリリと支えます。
手打蕎麦 車家 食器類やお盆も風情があり、接客もレストランのようできびきびして、気持ちがいいです。ぽん太の巣穴からも近いので、ちょくちょく来てみたいお店です。

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【グルメ】由比の井筒屋で桜えびを食す(★★★★★)

桜えびの井筒屋@由比 ぽん太とにゃん子は11月下旬、静岡県の由比に言ってきました。由比といえば、江戸時代は東海道の宿場として栄えましたが、現在では桜えびのメッカとして有名です。桜えびのシーズンは1年に2回あり、3月下旬から6月上旬が春のシーズン、10月下旬から12月下旬が秋のシーズンです。今回は秋のシーズンということで、桜えびを食べに行きました。
 前回に由比に行ったのは今年の6月で、そのときは「くらさわや」さんにお世話になったことは、以前の記事に書きました(由比のくらさわやで桜えびを堪能(★★★★★))。そこでは、由比や倉沢の宿、桜えび漁についても触れました。
 前回はくらさわやさんだったので、今回は井筒屋さんに行きました。公式サイトはなさそうです。例えばこちらのYahoo!グルメのページをご覧下さい。
井筒屋の由比定食 にゃん子が頼んだ由比定食です。かき揚げはかなり分厚いのですが、柔らかくてみずみずしくて美味しいです。天つゆもありますが、桜えび味の塩につけてもおいしいです。
井筒屋のかき揚げ天ざる ぽん太はお腹があまりすいていなかったので、かきあげ天ざるを頼みました。蕎麦はあまり香りがしませんでしたが、もちろんかき揚げは絶品で、桜えびが目的のぽん太とにゃん子は二人とも大満足でした。

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【スイーツ】山のホテルのサロン・ド・テ ロザージュで芦ノ湖の紅葉を見ながら優雅なコーヒータイム

サロン・ド・テ・ロザージュ 11月末、ぽん太とにゃん子は紅葉を見に、ベタな観光地の箱根に行ってきました。御殿場インターから乙女峠を通って箱根に入ると見事な紅葉です。芦ノ湖周辺は、ちょっと見頃を過ぎていました。
 まずは落ち葉を頭にのっけて一回転、「まっとうな人間」に化け、芦ノ湖畔の山のホテルのデザートレストラン「サロン・ド・テ ロザージュ」に入りました。
サロン・ド・テ・ロザージュ 山のホテルは、こちらの山のホテルの歴史というページに書かれているように、三菱4代目の社長の岩崎小彌太郎男爵が作った別荘の敷地にあります。足の湖畔にあるサロン・ド・テ ロザージュは、別荘時代は艇庫があった場所だそうで、芦ノ湖に突き出たように建っていて、眺めがいいです。
サロン・ド・テ・ロザージュ ちなみにrosageとは、フランス語でツツジやシャクナゲのことで、有名な庭園のツツジとシャクナゲにちなんで名付けられたのでしょうが、これらの花も別荘時代に植えられたものだそうです。
サロン・ド・テ・ロザージュ ぽん太とにゃん子はケーキセットと特製チョコレートサバランのセットを注文。ウェイトレスさんが色々なフルーツソースの入ったワゴンを持って来て、その場でお皿のうえにドレッサージュしてくれます。
サロン・ド・テ・ロザージュ こちらが完成品。お見事です。隣りのテーブルの子供には、動物の顔を造ってあげていました。ケーキセットはケーキを2つ選べるのがうれしいです。パッションショコラとフルーツタルトです。
サロン・ド・テ・ロザージュ こちらがチョコレートサバラン。甘すぎず上品なお味です。
 大満足で思わず気が緩んで出て来たタヌキのしっぽを、うっかり隣りの子供に見られてしまいました。

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【酒屋】新潟の「地酒の都屋」で純米酒の定義が変わったことを知る

 新潟市においしい寿司を食べに寄ったぽん太とにゃん子は、美味しい新潟の酒を求めて、雑誌に出ていた「地酒の都屋」に行ってみました。住所は新潟県新潟市親松2-3(地図はこちら)、電話番号は025-285-0761です。公式ホームページはないようですが、こちらに店舗の設計事務所のサイトがあり、またこちらの新潟県医師会のサイトでは、新潟のお医者さんがこの店を紹介しておられます。
 東京から来たことを告げると、お店の若旦那と思われる人が、新潟のお酒についていろいろと教えてくれました。酒には詳しいつもりだったぽん太も初めて伺う話しが多く、とても勉強になりました。その内容は書きませんので、興味がある方は実際に行ってみて下さい。
 有名どころの久保田や八海山は避け、初めて名前を聞いた千代の光(ひやおろし)と、よく見かけるけどこれまであまり飲んだことがなく、昨晩泊まった栃尾又温泉宝巌堂で飲んでとってもおいしかった緑川の純米、そして地元では普通に飲まれていながら生産量が少ないために東京ではバカ高い値段がつく某日本酒(名前は秘密だよ)の本醸造をミーハーで買いました。

 さて、この店でお伺いして驚いた話しは、純米酒の定義の変更です。ぽん太の昔の知識では、少なくとも純米酒と名乗るからには、精米歩合が70%以下であることが必要でした。ところが平成16年1月1日から精米歩合の制限が撤廃されたというのです。
 調べてみると、平成16年1月1日に酒税法の「製法品質表示基準」が改訂されたようです。詳しくはこちらの国税庁ホームページのなかの清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)「清酒の製法品質表示基準」の概要を参照下さい。
 精米歩合とは、お酒を造るためのお米をどれくらい精米するかを示したもので、精米歩合が70%以下ということは、お米の周りの3割以上を削り取ってしまうということです。ご飯として炊いておいしいのはタンパク質が多いお米なのですが、お酒を造るにはタンパク質はむしろ有害です。一般にお米の外側にタンパク質が多いので、精米をしてタンパク質の多い外側を削ることによって、品質のよい日本酒を造ることができます。とはいえ、削った外側は無駄になるわけですから、精米をすればするほど損失が多くなるわけです。酒蔵は、美味しいお酒を造るために、涙を飲んでお米を精米するわけです。
 で、何が問題かというと、精米歩合の制限が撤廃されることで、精米歩合が低い酒が売られるということだけではありません。精米によって削り取られたカス、いわゆる「米ぬか」の部分を使って造ったお酒も、純米酒と名乗ることができるのが問題なのです。こうした米ぬかを使った酒は、以前は「米だけの酒」とか「米100%の酒」という名で売られていました(聞いたことありますよね)。それが今や堂々と純米酒として売られているのです。
 この改訂によって「質が悪くても精米さえすれば良い」という考え方がなりたたなくなったのは良いことかもしれませんが、これまで普通酒と特定名称酒の区別の基準となっていた精米歩合70%が撤廃されたことは問題です。ただこんどは精米歩合の表示が義務づけられたようなので、純米酒を買うときは精米歩合を確認する必要が出てきそうです。精米歩合が70%以上の場合は、注意が必要です。ただ、先にリンクした清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)によると、「精米歩合とは、白米(玄米からぬか、胚芽等の表層部を取り去った状態の米をいい、米こうじの製造に使用する白米(以下「こうじ米」という。)を含む。以下同じ。)のその玄米に対する重量の割合をいうものとする」と書かれているので、精米歩合が本当に米の外側を削った割合なのか、それとも削りかすの外側の部分なのかは定かでありません。
 純米酒の基準のこの改訂は、日本酒を愛し、日本酒が多くの人たちに飲まれるようになるのを願うぽん太には、ちとショックでした。

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伊良湖岬の萬八屋の大アサリと刺身定食を食す

萬八屋@伊良湖岬 田原市博物館で知識欲を満たしたぽん太とにゃん子は、次に食欲を満たすべく、渥美半島の先端の恋路ヶ浜にある萬八屋を訪れました。立ち並ぶお土産屋のうちの一軒で、民宿もやっているようです。こちらが萬八屋の公式サイトです。
萬八屋@伊良湖岬 注文したのは刺身定食。新鮮な魚介類がいっぱいで、とてもおいしかったです。
萬八屋@伊良湖岬 ここでぜひともいただきたいのが大アサリです。ハマグリいやホタテぐらいの大きさのアサリに似た貝ですが、ホントはアサリではなくウチムラサキ貝というものだそうです。焼きたてはとてもジューシーでおいしいです。

恋路ヶ浜 恋路ヶ浜といえば、島崎藤村の「椰子の実」で有名です。この詩の元ネタが柳田国男であることは良く知られており、それは『海上の道 』(岩波文庫、1978年)に書かれています。明治30年の夏、大学2年生の柳田国男は伊良湖岬を訪れました。

 「今でも明らかに記憶するのは、この小山の裾を東へまわって、東おもての小松原の外に、舟の出入りにはあまり使われない四五町ほどの砂浜が、東やや南に面して開けていたが、そこには風のやや強かった次の朝などに、椰子の実の流れよっていたのを、三度まで見たことがある。一度は割れて真白な果肉の露われ居るもの、他の二つは皮に包まれたもので、どの辺の沖の小島から海に泛んだものかは今でも判らぬが、ともかくも遥かな波路を越えて、まだ新しい姿でこんな浜辺まで、渡ってきていることが大きな驚きであった。
 この話しを東京に還ってきて、島崎藤村君にしたことが私にはよい記念である。今でも多くの若い人たちに愛誦せられている「椰子の実」の歌というのは、多分は同じ年のうちの製作であり、あれを貰いましたよと、自分でも言われたことがある。
  そを取りて胸に当つれば
  新たなり流離の愁ひ
という章句などは、もとより私の挙動でも感懐でもなかったうえに、海の日の沈むを見れば云々の句を見ても、或いは詩人は今すこし西の方の、寂しい磯ばたに持って行きたいと思われたのかもしれないが、ともかくもこの偶然の遭遇によって、些々たる私の見聞もまた不朽のものになった」(24~25ページ)。

 せっかくなので『海上の道』を読み直してみました。稲作技術を既に持っていた人々が、南方から沖縄を経て海上の道を北上し、日本人の祖先になったという仮説を論じた本ですが、論証部分は細かくてぽん太にはよくわかりません。

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【地魚と地酒】酒田の寿司しばらく(★★★★)(付:皆既月食)

 山形県の酒田のビジネスホテルに泊まったぽん太とにゃん子は、いつものように、地元の酒と肴を求めて酒田の街に繰り出しました。ホテルのフロントでもらった地図を手がかりに、今宵の店を物色してまわります。

寿司しばらく@酒田 「寿司しばらく」に決定。公式ホームページはこちらです。手作りのホームページで若干見づらいので、こちらもご参照下さい。スーパーの建物の一階に店があり、外観も、買い物客が手軽にランチセットを食べる寿司屋のような雰囲気ですが、なかなかどうしてディープです。地魚と地酒にこだわったお店です。
寿司しばらく@酒田 お酒は酒田の地酒です。種類も豊富で、東京では聞いたことのない銘柄も多く、品評会の出品酒そのものを飲むことができるのも驚きです。値段もお手頃。店長のお勧めのお酒を味わいましたが、どれもおいしかったです。
寿司しばらく@酒田 地魚も地元の庄内浜でとれたものだけというこだわりで、白身魚が中心。旨味が強く、山形の香りが高いお酒とよく合います。気さくな店主と楽しいおしゃべりをしながら、酒田の夜を堪能することができました。

寿司しばらく@酒田 いい気分で店を出て空を見上げると、つ、月が……。そういえば今日は皆既月食でした。ちょっと神秘的な気持ちになりました。

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【旅・グルメ】郡上八幡で郡上おどりと鮎を楽しむ(大八、たか陣)

 白山からへろへろの状態で下山したぽん太とにゃん子は、郡上八幡に宿をとりました。
 泊まったのはさとう民宿さんです。城下町の一角にあり、観光に便利。建物は新しく改装されていますが、高い天井の居間などの構造は昔のままで、京都の町家のような奥に深い造りです。なんといってもお話好きのおかみさんが魅力の、アットホームな宿です。

郡上八幡・大八 夕食は町に繰り出しました。まずは大八です。郷土料理のお店で、地元の新鮮な素材が味わえます。ぽん太とにゃん子の狙いはもちろん鮎! ここ郡上八幡を流れる吉田川は、鵜飼いで有名な長良川の支流にあたります。鮎の塩焼き、鮎刺しは定番です。
鮎の魚田 「鮎の魚田」というメニューがあったので何なのか聞いてみたら、焼いた鮎に味噌をかけたものとのこと。ナルホド、魚の味噌田楽ということですね。とても美味しかったですが、なかなか新鮮な鮎を口にする機会がないぽん太には、釣りたての鮎を濃い味付けでいただくのがもったいなく思いました。
たか陣・郡上八幡 恒例のハシゴで次に入ったのはたか陣です。こちらは肩のこらない居酒屋さんで、いわゆる郷土料理はあまりありませんでしたが、地元の人たちでにぎわっていました。
 さて、夜は郡上おどりに参加。実はぽん太とにゃん子は、昨年も郡上おどりに参加したのですが、そのときはTシャツ姿だったのが残念でならず、今年は浴衣持参で再訪しました。とはいえ、けさ白山から下山したばかり。この郡上おどりも、筋肉痛の一因になっていると思います。
カフェ・町家さいとう 翌日は郡上八幡をゆっくり観光してから帰りました。この日も日差しが強く、カフェ・町家さいとうで落ち着いた和風庭園を眺めながらいただいた抹茶オーレが、冷たくておいしかったです。

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【赤ウニ】積丹の新生の生ウニ丼はまいう〜(★★★★★)【白ウニ】

新生@積丹 羊蹄山登山で疲れた足を、ニセコ昆布温泉の鯉川旅館ですっかり癒したぽん太とにゃん子は、積丹半島を巡ってから千歳空港に行くことにした。神威岬、神々しゅうございました。  で、昼食ですが、倶知安の居酒屋「浜っ子」の店主に教えてもらった「新生」に入りました。こちらが新生の公式ホームページです。何でもオーナーが漁師さんで、自ら一本釣りした本マグロを、冷凍ではなく生で食べさせてくれるので有名なんだそうです。
新生の生ウニ丼 ということでマグロにかなり食指が動いたのですが、積丹では6月から8月がウニ漁の季節と聞き、赤ウニ白ウニの生ウニ丼にしました。赤ウニはバフンウニ、白ウニはムラサキウニで、赤ウニのほうが味も濃厚で値段も高いのだそうです。新鮮で甘かったです。
新生の海鮮丼 にゃん子は海鮮丼を頼みました。マグロを一切れ食べさせてもらいましたが、とても美味しかったです。次に来たときにはトロ鉄火丼を食べてみたいです。

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【居酒屋】倶知安の繁華街を堪能(ゆうじ、浜っ子)

 雌阿寒岳を制覇したぽん太とにゃん子は、次なる目標の羊蹄山を目指し、登山口近くの町、倶知安(くっちゃん)に向かった。明日は早朝に宿をたつので、温泉ではなくビジネスホテルに宿泊である。ぽん太とにゃん子は温泉に泊まるのが大好きだが、実は地方都市のビジネスホテルに泊まって、地元の居酒屋で飲むのもまた好きなのである。うまくいくと観光客向けではなく地元の人が集う店で、安くて美味しい地元の肴を味わい、マスターやほかのお客さんと会話を楽しむことができる。
 泊まったのはビジネスホテル・ナンコウで、駅前にあり、新しくてきれいで値段も安かったです。フロントのおじさん(ひょっておしてオーナーか?)にどこかいい居酒屋がないか聞いたら2軒紹介してくれましたが、どうやらおじさんの行きつけの店のような気がします。

居酒屋ゆうじ/倶知安 さて、まず「居酒屋ゆうじ」です。カウンターの小さな店ですが、店主も奥さんも気さくで、ツブガイなどの新鮮な刺身をいただきました。羊蹄山とニセコの間にある倶知安は山の中というイメージがありますが、実は近くに岩内という漁港があります。この店のお勧めは手作りコロッケで、とてもおいしゅうございました。
浜っ子/倶知安 せっかくの旅先で一軒ではもったいないと思うぽん太とにゃん子は、必ずハシゴをすることにしています。次は「浜っ子」に流れていきました。こちらは少し大きな店で、メニューもいろいろあります。倶知安の地酒「二世古」は、古酒のような焼酎のような不思議な味の日本酒でした。この日はなぜか客がおらず、ぽん太とにゃん子の貸切で、これまた気さくな店主が地元倶知安の話しをしてくれたり、積丹半島の美味しい店の情報を教えてくれたりました。
 倶知安の夜はとても美味しくて楽しかったです。
 さて、明日はいよいよ羊蹄山登山。しかし天気は下り坂である。どうなるのか?乞うご期待!

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【居酒屋】釧路の喰会(くうかい)は珍しい食材がいただける気楽な店(★★★★★)

喰会(くうかい)@釧路 釧路空港からレンタカーを駆って、ぽん太とにゃん子が釧路市内のビジネスホテルに着いた時には、もう夜の8時を回っていました。おいしい肴と酒を求めてさっそく繁華街に繰り出したのですが、日曜の夜ということで、雑誌に出ているような店はどこもしまっていました。そこで、行き当たりばったり、雰囲気が良さそうな店に入ってみることにしました。喰会(くうかい)というお店です。公式ホームページはなさそうですが、例えばこちらのページを参照して下さい。住所は、釧路市栄町4-1、電話番号は1504-24-9870です。
クジラの筋の煮込み とりあえず生ビール。お通しは牛筋です、と思って食べていたら店主が「なんだかわかる?」。ナンとクジラの筋なんだそうです。ぽん太とにゃん子は生まれて初めてです。
甲えび(かぶとえび) こちらは「甲えび」(かぶとえび)です。名前の通りちょっといかつい面構えですが、濃厚で、頭の中身はまるでカニミソのようです。これももちろん初めていただきました。
生ホッケ刺身 生ホッケの刺身です。ホッケの開きは北海道では定番ですが、刺身でいただくのはこれまた初めてです。
銀ダラかま焼き 銀ダラのかま焼きです。これまたかま焼きで食べるのは初めてです。
 店主と会話をしながらの初めて尽くしの肴はとてもおいしかったです。定番の北海道の食材は言うまでもなし。偶然入った店ですが、大当たりでした。
和商市場の勝手丼 翌朝は、有名な和商市場で勝手丼をいただきました。和商市場の公式ホームページはこちらです。勝手丼とは、ご飯の上に好きな食材をトッピングしていただくシステムです。いつもながら美味しゅうございました。

 釧路の食を満喫したぽん太とにゃん子は、雌阿寒岳登山へと向かいました。

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【蕎麦】有名な長坂の「翁」に行ってきました(★★★★★)

 八ヶ岳登山の帰り、ぽん太とにゃん子は長坂に抜け、あまりに有名な蕎麦屋「翁」に久々に行ってきました。こちらが公式ホームページです。場所としてはちょっと不便で行きづらいところにありますが、美しい林に囲まれた落ち着いた雰囲気のお店です。ぽん太が以前の記事(清春芸術村は社会に背を向けたスノッブな空間だ2006/09/02)で批判した清春芸術村の近くにあります。

ざる/長坂 翁 メニューは「ざる」と「田舎」の二種類。写真は「ざる」で、色白の細い蕎麦です。そば粉の香りが口に広がります。ツユは辛めで濃いめのしっかりした味です。
田舎/長坂 翁 こちらが「田舎」です。太めで、コシというか弾力があります。ぽん太の好みは「ざる」かな?

 長坂の翁は、高橋邦弘氏が開店した店ですが、いまはお弟子さんの大橋誠氏が店主とのことです。高橋邦弘氏は現在、広島に店を持ちながら、全国行脚を行っているそうです。
 ところでぽん太が気にあるのは、ホームページ載っている大橋誠店主のテレマークスキーの写真です。経歴を見ると、1993年12月、スキースクール勤務となっています。蕎麦打ちだけでなく、テレマークスキーの腕もなかなかのようです(2007年6月)。

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【蕎麦】小椋は那須高原らしい瀟酒な味(★★★★★)

那須高原の蕎麦の小椋 お昼頃、東北道を北上していたぽん太とにゃん子は、おいしいお蕎麦を食べようと、高速を那須インターで下りて那須高原の小椋(おぐら)に寄りました。Yahoo!グルメのページはこちらで、電話番号や地図、お値段などが載っております。テディベア・ミュージアムの近くです。
那須高原の蕎麦の小椋 緑に囲まれた瀟洒な建物で、内装は和風モダンの落ち着いた雰囲気、窓の外の緑が美しいです。ぽん太とにゃん子はシンプルな「せいろそば」を注文。写真のように盛りつけも美しいです。
那須高原の蕎麦の小椋 二八そばの細麺で腰があり、豊かな香りがします。つゆは辛めでそばの味を上品に引き立てます。
 蕎麦の味、店の雰囲気ともに、満点の評価です(2007年6月)。

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由比のくらさわやで桜えびを堪能(★★★★★)

くらさわやの生桜えび 桜えびの春漁のシーズンと聞いて、五月下旬、ぽん太とにゃん子は由比をみちくさしてきました。
 由比は静岡県の駿河湾に面する町です。Yahoo!地図はこちらです。江戸時代には東海道の宿場町として栄え、歌川広重の東海道五十三次にも描かれています。広重の絵はさった峠からの風景を映画いたもので、現代の写真はこちら、またこちらの由比町のホームページからはさった峠からのライブカメラの映像を見ることができます。
 さった峠というと、1568年(永禄11)に武田信玄が駿河に侵攻を試み、今川氏真と戦ったのがこの場所です。1561年(永禄4)の川中島の合戦の後の話しですから、NHKの大河ドラマの風林火山には出てこないでしょう。
 由比といえば、由井正雪の生まれたところとされており、生家と伝えられる正雪紺屋があります。由井正雪は、1651年に起きた慶安の変(由井正雪の乱)の首謀者として知られています。当時の江戸は第3代将軍徳川家光のもと、戦国時代も終わって天下太平の世の中となり、巷にあふれた浪人が社会問題となっていました。こうした浪人の支持を受けて幕府の転覆をはかろうとしたのが慶安の変ですが、事前の密告により計画は失敗に終わりました。
 歌舞伎の「慶安太平記」は、慶安の変を題材にして二世河竹新七(のちの河竹黙阿弥)が書いたもので、1870年(明治3)に初演されました。現在は丸橋忠弥の件が演じられますが、ぽん太は平成18年8月に歌舞伎座で見ましたが、最後の立ち回りが見事でした。
 現代では、由比といえば桜えびです。3月下旬から12月下旬の春漁と、10月下旬から12月下旬の秋漁のふたつのシーズンがあり、普段は深海に棲息する桜えびが、その時期には夜間に水深30〜60メートルまで上がってきます。日本では駿河湾でしか採ることができないそうです。
 桜えび漁が行われるようになったのは実は最近のことで、1894年(明治27)にアジ漁をしていた網が浮きから外れて深くもぐってしまったところ、偶然に桜えびがとれたことが始まりだそうです。
くらさわやの桜えびかき揚げ で、ぽん太とにゃん子はその桜えびを食べに行ったのですが、以前に井筒屋さんに入ったことがあったので、今回はくらさわやさんにお邪魔してみました。場所は、由比の宿場から旧東海道を京都の方(南西方向)に進んで行き、JRゆい駅を通り越してさらに細くなった道を進んで行ったところの左手にあります。由比宿のかなりはずれにあるように思うかもしれませんが、ここは倉沢宿という別の宿場だったのだそうです。え?由比宿から近すぎるんじゃないかって? いいつっこみです。ここはさった峠の東側の登り口だったので、峠越えを前に一休みしたり、峠を越えてきたひとが疲れを癒したりする間の宿(あいのしゅく)だったのです。
くらさわやの桜えびの釜飯 またまた話しがそれてしまいました。で、くらさわやさんは新しい和風モダンの店内で、窓からは駿河湾の美しい展望を楽しめます。桜えびだけでなく、駿河湾のさまざまな魚介類もいただけるようです。とにかく桜えびを堪能したかったぽん太とにゃん子は、桜えびづくしのコース料理を二人で一人前注文したのですが、こころよく応じて下さいました。生桜えび、釜あげ、酢の物、かき揚げ、桜えびまんじゅう、桜えび釜めしがついて、4200円でした。どれもおいしかったですが、かき揚げは、薄めにパリッと揚がっていて、なかはみずみずしくホクホクで美味しかったです。生しらすも食べたかったのですが、この日はありませんでした。またの機会にチャレンジです。

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