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2008/11/23

【雑学】ぶらぶら病(ぶらぶらやまい)補遺

 ぽん太は以前の記事で、歌舞伎の「直侍」に出てきた「ぶらぶら病」(ぶらぶらやまい)をみちくさしました。そのとき、松井高志の『人生に効く!話芸のきまり文句』(平凡社新書、平凡社、2005年)でぶらぶら病について触れているらしいと書きました。こんかいその本を入手しましたので、ご報告申し上げます。
 204〜205ページの欄外の「豆辞典」に出ています。引用させていただきます。
 「ぶらぶら病(ぶらぶらやまい)  重症ではないが、寝たり起きたり、さっぱり全快しないような病気。気鬱の病(神経症)など。話芸では、実は往々にして深窓の令嬢の恋煩いであったりする。(落語「代脈」「御神酒徳利」他)」
 なるほど。挙げられている落語を聞いたりし始めると、きりがなさそうなので、みちくさを続けるのは止めておきます。
 ちなみに「ぶらぶら病」でググって見ると、現代の用法で一番多いのは、放射線による原因不明の健康被害(たとえばこちら)のことのようです。

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