ぽん太のみちくさ精神科

　8月末、栃木県は塩原温泉の、塩の湯柏屋旅館に泊まってきました。貸し切りで楽しめる6つの露天風呂（一つは地震の影響で閉鎖中）が売りです。温泉街から離れた鹿股川に面した静かな山間にあります。公式サイトはこちら。
　建物はコンクリート製で、残念ながら風情はありません。近くに昭和10年に建てられたという木造瓦屋根の雰囲気ある建物もあり、「柏屋別荘」として使われているようです。手前には以前に紹介した明賀屋本館があり、さらに手前には廃業した「玉屋旅館」の廃墟があります。これも風情がある建物なのですが、残念です。現在は場所をかえてホテル塩原ガーデンとして営業しているようです。
　塩の湯温泉は、明治・大正期には大いに賑わったそうで、高村光太郎・智恵子夫妻も柏屋旅館に泊まったそうです。
　客室は広く、ベッドになっているのが有り難いです。
　さて、いよいよお風呂です。男女別の内湯以外に、6つの露天風呂（一つは震災の影響で閉鎖中）があり、無料の貸し切りで何度でも入れます。お湯は褐色で濁っていて、なめると「塩の湯」というように塩っぱくて、鉄味がします。もちろんすべて源泉掛け流し。写真はらいていの湯です。
　眼前を鹿股川の清流が流れており、とても涼やかで気持ちがいいです。
　こちらは桐の湯。屋根があって、奥に座敷の休憩室があり、風雅な雰囲気です。昔は露天風呂付きの離れの客室として使っていたものを、改造したんだそうです。
　こちらがにゃん子撮影の内風呂（女湯）です。
　夕食は豪華ではありませんが、地元の新鮮な食材が使われていて美味しゅうございました。
　こちらが朝食です。美味しゅうございました。
　宿の売りの露天風呂がすばらしく、泉質も温泉力十分です。ただ、食事は素材は新鮮だけどまあ普通で、建物の風情がありません。ぽん太の採点は4点に近い3点です。でもお値段を考えればリーゾナブルで、いろいろな露天風呂を満喫したいという人にはオススメです。

　翌日は、ミラバケッソで有名な那須のアルパカ牧場に、癒されに行きました。お〜っ、いるいる。公式サイトはこちらです。
　あれれ、なんか可愛くないです。ちょうど毛が刈り取られた後だそうです。なんかヤギというかラクダというか。
　顔のアップ。思っていたよりも面長です。写真では見にくいですが、下の前歯が2本ななめ前に向かって生えています。また動きも可愛くありません。しかも土で汚れてる。
　奥の方に、毛を刈り取られていない子供のアルパカがいました。これはモコモコしていて可愛いですね。アルパカはやっぱりこうでなくちゃ。でもやっぱりきったな〜い。
　アルパカは、意外と癒されないということがわかりました。