【東日本大人災】なんと岩手県に劣悪医療特区!?
今朝の新聞に、東日本大震災の被災地のための「復興特別区域(特区)」として、岩手県の医療特区が認定されるという記事が出てました(例えば「復興特区、岩手も医療分野で認定へ 宮城は投資特区」2012年2月7日、朝日新聞)。
この大震災では、病院の建物が破壊されたり、医師や看護師、職員が命を奪われたりと、東北の医療が大きな打撃を受けました。一方で、震災によって医療の需要は以前よりも高まっております。多くの医療関係者がボランティアとして東北支援に参加してきましたが、そのマンパワーも限界があります。特区の指定によって、医師や看護師が働きやすくなり、東北の医療再生が少しでも促進されれば、とぽん太も喜びました。
ところが、記事の中身を読んでみると……
岩手県の医療特区では、医師の数が配置基準に満たなくても病院の運営を認め、医療サービスを受けやすくする。
これってもしかして……。医者の数が全国的な基準より不足している病院でも、診療を行っていいっていうこと!?つまり少数の医師が、大勢の患者の治療を行うことを認めるっていうことでしょ。
すると、医者は、普通よりも多くの患者の治療を行うわけだから、負担がおおきくなるじゃん。また患者さんは、十分な時間をとって診療してもらえないわけじゃん。
ぽん太は「医療特区」と聞いたとき、通常以上に医療費を投入して、病院を整備したり医師を確保するのかと思ったのですが、単に劣悪な医療を許可するという話しじゃないですか。医師が過労で倒れないか、岩手県の患者さんたちが震災前のレベルの医療サービスを受けられるのか、ぽん太はとっても心配です。
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