【温泉】赴きある川沿いの露天風呂・大湯温泉阿部旅館(★★★★)
3月下旬、降りしきる雪のなかの東北温泉めぐり、次にぽん太とにゃん子が訪れたのは、大湯温泉阿部旅館。公式サイトはこちらです。栗駒山の西麓、秋田県の奥子安にある一軒宿です。
江戸時代に開業して180年の歴史を持つ宿だそうですが、建物は2003年にリニューアルされて真新しく、ちょっと民芸調の雰囲気が漂います。
お部屋もこのとおり、ちょっと手狭ですが、民芸調で可愛らしい造りです。これは女性にもいいかも。
ご覧のような漆塗りの篭に湯道具を入れて、温泉に向かいます。というのも、温泉がちと遠い。
いったん宿の建物から出て、渡り廊下を使ってなだからなスロープを川岸まで降りて行きます。干してあるトウモロコシがいい味を出してます。
脱衣場を過ぎると、まず
小さな内湯がありますが、これがなかなかいい味わいがありあす。リニューアルされる以前の建物が残されているように思えます。
こちらが湯船です。玉砂利による装飾が古風です。浴槽は女湯とつながっています。女湯との仕切りの壁だけちょっと新しい感じですが、仕切りだけ新しく作られたのかもしれません。
扉を開けて外に出ると、第一の露天風呂があります。ひなびた感じはあまりありません。お湯はうす濁りで、湯の花が漂います。泉温が高いので、加水はしているそうです。
一段下に、もひとつ露天風呂があります。こちらは岩風呂風。川面に近いので、自然味があります。川のあちこちからお湯が涌いているそうで、
夏には川風呂も楽しめるそうです。さすがに雪の降るこの時期は、川にちょっと足を入れてみたのですが、冷たくて無理でした。
もひとつ内湯が別にありまして、それがこちらの写真となっております。浴槽は檜、浴室の内装は青森ひばが使われているそうで、なかなか趣きがあります。
こちらが夕食です。なかなか美味しいです。椎茸の肉詰めはよくありますが、白身魚詰めがおいしかったです。牛刺もあります。
こちらはノビルの鍋。ノビルをこういう風に頂けるとは、初めて知りました。
朝食も、山菜、焼きなす、お漬け物など、どれも素材がよくて美味しかったです。
きれいな建物と川沿いの自然あふれるお風呂。改築されずに残された古めかしいお風呂が加点となります。料理も新鮮でおいしく、手が込んでいて、ぽん太の評価は4点。改装前の宿にも泊まっておきたかったです。
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