【温泉】青梅岩蔵温泉儘多屋(★★★★)/吉野梅郷/青梅昭和レトロ
4月上旬、ぽん太とにゃん子は、フクロウ義父さんと義妹のひつじさんを連れて、再度奥多摩に遠征してきました。梅の開花が遅れていた吉野梅郷、今回は満開でしたが、春休みも終わって観光客はまばらでした。
その後、昭和レトロで町おこしをしている青梅駅周辺を訪ねてみました。写真は左が青梅赤塚不二夫会館、右が昭和レトロ商品博物館です。なんか、いい案内図がないのですが、二つリンクを張っておきます。
http://omjk.jp/zburari/map/map.html
http://www.omekanko.gr.jp/pamphlet/pdf/b01.pdf
赤塚不二夫会館は、言わずと知れた赤塚不二夫にまつわる資料や原画を展示してあり、また昭和レトロ商品博物館は、昔懐かしい昭和の商品が展示してあります。昭和の時代をどっぷりと生き抜いたぽん太たち一行は、「あった、あった」という懐かしいグッズばかりで、とても興奮しました。
また昭和幻燈館(しょうわげんとうかん)は、ノスタルジックな昭和の街並が再現されたジオラマや、これまた懐かしい映画看板が展示されております。映画看板は、青梅の町おこしの先駆けとなった、久保板観氏によるもの。こちらのページが面白いです。またジオラマは山本高樹氏の制作で、ぽん太はこのとき初めて聞いた名前だったのですが、今では、4月から始まったNHKの朝ドラ「梅ちゃん先生」のジオラマで有名ですね。こちらのサイトで(http://www.hiyori-geta.com/index.html)氏の作品を楽しむことができます。
ゴッホン、思わず力が入ってしまいましたが、ここらで宿のご紹介。青梅岩蔵温泉儘多屋(ままだや)さんです。公式サイトはこちら。温泉旅館というよりも瀟洒な山荘風の落ち着いた雰囲気の建物です。
岩蔵温泉といっても皆さん聞いたことがないでしょう?ぽん太も初めてでした。場所は青梅駅の北東で、もう少し行くと埼玉県の飯能市になるというあたりです。宿の向かいに権現の湯と書かれた祠がありますが、ここに源泉があるようです。そこにあった青梅市の案内板によると、新編武蔵風土記稿(1810年起稿、1830年完成)に既に温泉として知られていて、明治5年頃に漢方医儘田長松が旅館として開業したそうです。これが今の儘多屋さんなのかどうか、ぽん太にはわかりません。この祠の裏側には、儘多屋の広々とした庭園や、農園が広がっております。
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内装は木を多用したナチュラル感じで、デザインにセンスが感じられます。
洒落たオブジェがあちこちに置いてあります。
面白い灯りですね。
浴室に続く廊下と、ドアの意匠。
風呂への廊下の途中から、川や竹やぶが見えます。
底を抜いた桶(?)で作られた脱衣棚。
こちらが浴室です。お湯は無色透明で、加水・加温をしているそうで、ちょっと温泉力は弱いです。
自家菜園で採れた有機栽培野菜を使ったお料理で、とてもおいしかったです。
せっかく青梅に来たので、梅酒の利き酒セットをいただきました。それぞれに特徴があります。
こちらが朝食です。美味しゅうございました。
都内にこのような落ち着いた雰囲気の温泉宿があるとは知りませんでした。料理もおいしく、内装にセンスが感じられるのですが、温泉力がちょっと弱いのが減点となり、ぽん太の評価は4点です。
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