【懐メロ】懐かしのスターが往年の大ヒットを歌う「夢スター歌謡祭 春組対秋組歌合戦」
にゃん子が新聞の折込チラシをじっと見つめていると思ったら、「これ、行きたい」とのこと。
見ると、往年のヒット歌手がおおぜい参加するコンサート。にゃにゃにゃ、にゃ〜んだこれは!?
実はにゃん子は若かりしころ、参加する歌手の一人であるあいざき進也の大ファンで、なんどもコンサートに行ったことがあるんだそうである。ぽん太はあまり食指が動かなかったのですが、リリーズが「好きよキャプテン」を歌うと知り、行ってみることにしました。せっかくなので、7列目まで限定のプレミアムシートを取ってみました。
そもそもぽん太は、歌謡曲のコンサートに行ったことがありません。ってゆ〜か、義務教育時代にクラスメートがフォークソングだ天地真理だと言ってた時に、ストラビンスキーだバルトークだと言ってる変なやつでした。とはいえテレビに歌謡曲があふれていて、普通に行きていると自然に耳に入って来て、いつの間にか聞き覚えているという時代でした。
ただ、にゃん子に言われてまず思ったのは、こんな往年のスターが揃って出るコンサートがあるのかよ、という疑問でした。これって詐欺なんじゃない? チラシがいかにもチープですし、主催者の「夢グループ」という名前も怪しい。調布市グリーンホールの予定表を見ても、このコンサートが出てない。しかし、「夢グループ、詐欺」で検索してみたところそんな心配はなく、本体は通販の会社ながら、森昌子のコンサートなども企画しているとのことで、安心して出かけました。
夢グループ社長の石田重廣氏が白いスーツで登場し、自ら前説を行ったあとコンサートを開始。昔テレビで見たスターたちが、50〜80歳くらいのおじさん、おばさんになって登場して来ます。でも、ぽん太も同じだけ年取ったんだからね〜。
うれしいのは、それぞれの歌手が、昔の大ヒット曲を歌ってくれるところ。リリーズなら「好きよキャプテン」、辺見マリなら「経験」、桑江知子なら「私のハートはストップモーション」といった具合。みんな新曲を歌いたいだろ〜けど、ぐっとこらえて往年のヒット曲を歌ってくれるのがありがたいですね。
上に書いたように、ぽん太は歌謡曲を生で聴くのは初めてでしたが、もちろんクラシックとは全然違いますが、それぞれうまかったし、味がありました。なかでも何人かの歌、特にザ・タイガースの加橋かつみの「花の首飾り」には感動しました。
みんなとても丁寧に歌をうたい、さらにファンサービスも素晴らしいのには驚きました。平浩二が「バス・ストップ」を歌いながら、客席に降りて来てくれたのですが、一人ひとり本当に丁寧に握手をしていました。
にゃん子は、途中のトークで客席に現れたあいざき進也を、両目をハートにして見つめていたせいか、なんとマイクを向けてインタビューしてくれて、ペンライトをプレゼントしてもらってました。休憩時間にはツーショットで写真を撮り、さっそく携帯の待ち受け画面にしてました。よかったね。
あべ静江のトークも上手でした。
「夢スター歌謡祭 春組対秋組歌合戦」
2019年7月18日
調布市グリーンホール
【チーム春組】
石井明美、おりも政夫、葛城ユキ、加橋かつみ、黒沢年雄、桑江知子、ZERO、平浩二、高道、保科有里、ロザンナ
【チーム秋組】
あいざき進也、晃、あべ静江、伊藤咲子、江木俊夫、大野真澄、西口久美子、辺見マリ、三原綱木、三善英史、リリーズ
(※多少違いがあるかもしれません。)
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