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2022/01/01

【仏像】関東で作られたお優しい白鳳仏@武蔵国分寺跡資料館

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 武蔵国分寺の薬師如来さまを拝観したあと、武蔵国分寺跡資料館にハシゴし、白鳳期の銅像観世音菩薩立像を拝観したしました。

 

【名称】武蔵国分寺跡資料館
【場所】東京都国分寺市西元町1-13-10
【日付】2021年10月10日
【拝観】拝観料100円です
【公式サイト】・https://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/kouen/1005196/1004239.html
【仏像】●都指定
●銅像観世音菩薩立像 28.4cm 白鳳後期

 

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 武蔵国分寺は、東西30kmに伸びる「国分寺崖線」(こくぶんじがいせん)と呼ばれる崖の連なりに位置しています。武蔵国分寺跡や、武蔵国分寺の楼門・本堂が崖の下に位置し、階段を登っていった薬師堂が崖の上になります。崖下には、あちこちから水が湧き出て、池や流れを作っています。写真は「真姿の池」です。

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 流れに沿って遊歩道が整備されています。辺りは江戸時代に徳川家の御鷹場だったことから、「お鷹の道」と呼ばれています。武蔵国分寺跡資料館は、この道沿いにあります。料金は100円。向かいの「おたカフェ」という喫茶店でチケットを購入します。
 この資料館は、武蔵国分寺跡からの出土品を展示する施設です。土器や瓦、トキの剥製(出土したわけではありませんが)に混ざって、白鳳仏が展示されています。仏像ファンとしては、ちょっとお気の毒な気がします(出土品も大切ですが……)。ガラスケースには入ってますが、近くで拝観することができます。

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 シンプルでとっても優しいお姿です。お顔は……草彅剛くんが入ってますね。同時代の渡来仏のような装飾性や絢爛豪華さはありませんが、素朴な日本人ごのみのお姿です。使われている銅の分析から、国内の銅が使われていることがわかっていて、国内(東国)で造られたと考えられているそうです。渡来仏の最新技術を学びながら、日本人好みの仏さまを作ったのでしょう。

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 案内板をアップしておきます。発掘されたのは昭和57年だそうです。こんな状態で土の中に埋まっていて、よく錆びなかったと思われますが、銅の錆が皮膜を作ると銅自体を守る働きがあるからかもしれません。

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 見る方向によって表情が変化します。下から見上げると、鼻筋が通って、ふっくらした頬と小さな口が魅力的です。

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 上から見るとふくよかなお顔に見えますね。造られた頃は金メッキされて光り輝くお姿だったんでしょうね。

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