【登山】梨ノ木平から扇山ピストン・紅葉は不発。
今を去る11月上旬、朝起きたら天気がいいので、急遽山に登ることにしました。どっか近場で、せっかくなので紅葉も見たい。結局、梨ノ木平から扇山に登ることに決めました。
扇山は、中央道を東京から山梨方面に走っていくと、上野原あたりで右側に見える山で、まさに扇を広げたような形が印象に残ります。いくつかの登山コースがありますが、今回は出発が出遅れたので、最短で頂上に登れる、梨ノ木平からのピストンを選びました。
しかしこの登山道、短時間で山頂に立てるという点ではいいですが、杉の人工林の中を延々と登る単調な道。しかも期待していた紅葉は、緑や茶色のまま落葉してました。また扇山は大月市の秀麗富嶽十二景のひとつで、富士山を見るのも楽しみにしてたのですが、あいにく雲のなかでした。
ま、運動になったからいいか。
【山域】奥多摩・高尾
【山名】扇山(1138m)
【登山日】2021年11月上旬
【天気】晴れ
【登山者】ぽん太、にゃん子
【コース】梨ノ木平11:50…大久保山南の水場12:28…大久保のコル13:09…13:17扇山13:51…梨ノ木平14:48
【駐車場】大月カントリークラブ入口の手前にある梨ノ木平駐車場に、10台ほど駐車可能です。カントリークラブのご好意で作っていただいたものらしく、寸志の募金箱がありますので、協力いたしましょう。登山道は、駐車場の真向かいの坂を登っていきますが、そこにトイレもあります。
登山口に近くに観音像がありました。キリッとした表情、腰から下は肉付きが良く、腰をちょっと捻ったポーズなど、悪くないです。石仏なのに衣の裾などが細かく表現されております。左手に持つ蓮のつぼみのところにイチョウの葉っぱみたいなのが付いているのは、強度を保つため仕方ないのか。
隣にある碑文を読んでみると、森林の管理員会が、作業員や登山者の安全を祈願して建てたもののようです。明治時代に水害による土砂崩れで多くの命が失われたそうで、さらに「その後も登山者の中に志中ばで■(敝の下に衣)れ思い空しく消えた人たちの魂が、この山域に眠っております」と書かれておりますが、扇山登山を「志して」、途中で亡くなった人がそんなにいるとは思えません。しかも「魂が、この山域に眠っています」と断定しているところがちょっと怖いです。
ところでこの碑文の日付は平成5年。観音様も新しいものなんでしょうね。
ところでこの碑文の日付は平成5年。観音様も新しいものなんでしょうね。
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