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2022/01/26

【温泉】登録有形文化財の落ち着く宿 湯河原温泉 ゆ宿 藤田屋

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 今を去ること1年半、ぽん太とにゃん子は湯河原の藤田屋に泊まりました。創業120年以上、登録有形文化財の本館を持つ老舗旅館です。自家源泉を持つ温泉、地元の食材を生かしたお料理。落ち着いてゆっくり過ごせる旅館です。

【旅館名】ゆ宿 藤田屋
【温泉名】湯河原温泉
【住所】神奈川県足柄下郡湯河原町宮上495
【公式サイト】・http://www.fujitaya.tv
【宿泊日】2020年9月下旬
【泉質】ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物温泉
【部屋】本館(和室)

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 海岸付近はすっかり新しい街並みに生まれ変わった湯河原ですが、ちょっと奥に入ると古い風情ある建物が残っています。そんな一角にあるのがゆ宿 藤田屋ですが、庭木に覆われていて、車道からはあんまり目につきません。

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 創業は明治15年。本館の建物は大正12年(1923)築の木造二階建て。一部改修は行われていますが、古い雰囲気が保たれており、登録有形文化財に指定されています(→文化財オンライン)。温泉旅館らしい風情がありながら、格式も感じられます。

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 快適な新館もありますが、古い建物が好きなぽん太とにゃん子は迷わず本館のお部屋を選択。とっても落ち着いた和室で、床の間まわりや細かいところに、数寄屋風の意匠がほどこされています。

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 さて温泉ですが、こちらは望乃湯(もちのゆ)。円形の石製の浴槽と、木製のドーム状の天井の組み合わせが面白いです。

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 こちらが温泉の注ぎ口ですが、珍しい形ですね。何をかたどっているのでしょう。湯河原のお湯は無色透明・無味無臭ですが、析出した結晶が成分の濃さを示しています。柔らかくて温まるいいお湯です。

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 温泉分析書です。泉質はナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物温泉。pH8.4の弱アルカリ性で、お肌すべすべの美人の湯系です。泉温は66.9度と高温。

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 せっかくの自家源泉ですが、温度調整のため水道水の加水、循環濾過、消毒が行われているのがちょっと残念。

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 こちらは露天風呂・漱玉の湯(そうぎょくのゆ)です。竹を多用した繊細な造りが風情があります。やはり竹を駆使した女性にうれしいパウダーコーナーもあります。望乃湯と時間制で男女入れ替えになっています。

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 うれしいことに貸切の家族風呂が二つあり、無料で楽しめます。こちらは木の湯船の桧乃湯。

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 そしてこちらはレトロな雰囲気のタイル張りの浴槽の藤乃湯です。

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 こちらが夕食です。先付けにお造り、和牛陶板焼きなど、定番のお料理です。

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 こちらが献立です。

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 さらに、さまざまなお料理が次々と運ばれてきます。地元のサザエがうれしいですね。こりこりしていて、ちっとも臭みがありません。お吸い物は枝豆真丈とじゅんさい。

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 鰻入りの煮物、美味しいしめ鯖の酢の物、揚げ物です。
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 美しい瓦屋根のリズム。

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 大正レトロっぽい木製のドアです。

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 望乃湯付属の休憩室です。

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 朝食も美味しゅうございました。

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