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2022/05/11

【東京の秘境】京王よみうりランド駅周辺の秘境探検(3) 妙覚寺

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 続いて妙覚寺(みょうかくじ)へ。「雲騰山 妙覚禅寺」と書かれていますね。案内板によると、室町時代の終わり頃に足利義晴によって開山されたとのこと。鎌倉の臨済宗大本山建長寺の末寺だそうです。

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 石段を登ってすぐ右に、地蔵菩薩が祀られています。

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 こちらが本堂です。1796年(寛政8年)に再建されたものとのこと。お庭もきれいに整っていて、禅寺らしい凛とした空気が漂います。

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 右手の石段を登ってすぐ、左手に筆塚と不動明王の石仏があります。案内板によると筆塚は、1845年(嘉永7年)に学業指導の功績を称えて筆子代表が建立したものだそうです。当時で寺子屋をやってたのでしょうか?

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 石段の上には観音堂があります。額には(ぽん太には読めませんが)「松荘堂」と書かれております。いつ頃の建物が情報はありませんが、庇がぴんと張り出して、宋風のかっちょいい建物ですね。裏手は崖になっていて、崖下を京王相模原線が走り、はるか北側の風景を展望できます。

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 さらに少し上がるとちょっとした平地があり、板碑、鐘楼、お墓などがあります。

 まずは板碑。案内板によると室町時代中頃の1454年(享徳三年)に建てられたもので、三つの梵字は阿弥陀三尊(阿弥陀、観音、勢至)を現しているそうです。古い物なのに、風化せずにきれいに残ってますね。

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 鐘楼は1908年(明治41年)に再建されたものとのこと。鐘は銘がなく、装飾もシンプルでした。

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