【ハイキング】緊急事態宣言下に桜ヶ丘公園を歩く
令和3年1月8日から発令された東京都の緊急事態宣言は、延長に延長を重ね、3月になってもまだ継続中。すっかり運動不足となったぽん太とにゃん子は、春の気候に誘われてどこかを歩きたくなり、密を避けて桜ヶ丘公園に行ってきました。
【場所】桜ヶ丘公園
【訪問日】2021年3月
【関連サイト】
・桜ヶ丘公園 - 東京公園協会(園内マップもあります)
・旧多摩聖蹟記念館 - 多摩市
桜ヶ丘公園は、京王線の聖蹟桜ヶ丘駅の南東にある公園です。多摩丘陵の中にあり、雑木林に覆われて起伏に富んでいて、自然豊かです。
京王線の聖蹟桜ヶ丘駅から歩いていきましたが、旧多摩聖蹟記念館がある大松山まで標高差約70mの登り。これは立派な登山です。運動不足のぽん太とにゃん子は、翌日筋肉痛に苦しめられました。
「明治天皇御野立所跡の碑」です。「野立」(のだて)ということは、明治天皇がここでお茶を飲んだということでしょうか? それは「野点」です。「野立」は元々は貴人が野外で籠から降りて休むことでしたが、転じて天皇の休息所という意味で使われるようになり、この場合は「御野立所」(おのだてしょ、おのたてしょ、おのだちしょ、おのたちしょ)という言葉が使われたようです。
明治天皇は日本のあちこちを行幸(ぎょうこう:天皇が訪れること)したことで有名で、訪れたところは聖蹟と呼ばれました。1881年(明治14年)を皮切りに4回この地を訪れ、狩猟などを楽しんだそうです。
「明治天皇御製碑」です。明治天皇と昭憲皇太后が読まれた和歌が刻まれております。ちなみに明治天皇の歌は、「春ふかき山の林にきこゆなり けふをまちけむ鶯の聲」というものです。
内部には高さ3mを超える立派な明治天皇騎馬像があります。そのほか、坂本龍馬や西郷隆盛の書などもあります。ぽん太が推測するに、軍国主義的雰囲気の中で町おこしを図ったものでしょうか? ちがったらごめんなさい。
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